概要
サルガッソ軍の一員。第41話「禁断の超合体」に登場。
ワルガイア星人マドーとワルガイア星人ゲドーが主催したサルガッソ囚人バトルロイヤルに勝ち残った者たちへのご褒美として、ブラックホール・デスミキサーで合成させられたことで誕生。
赤い一つ目を持つ黒い柱の姿をしており、目のある部分は短い柱、それ以外の部分は長い柱で構成されている。
機動力は皆無だが防御力・攻撃力に重点を置いている為、大した問題ではない。
元になった囚人の意識や自我は消滅しており、ダグオンチーム抹殺のために作り出されたことから「ダグオン抹殺」を口癖としている。
主な技
一つ目から形成したフィールドから放つ破壊力重視の光線。その威力はダグオンチームから「直撃を受けたら、確実にやられる」と言わしめた程。
一つ目光弾
破壊光線同様に一つ目から形成したフィールドから放つ3発の光弾で複数の敵に対応可能。
拡散光線
柱の接合部を開いて放つ拡散式光線で連射も可能。
全身から展開し、格闘戦や拘束に用いるだけでなく、電流も発射可能。
重力波
柱の接合部を開いて放つ重力波。範囲は狭いものの相手の動きを封じるだけの重力を放てる。
磔電流
触手で捕らえた相手を磔にした状態から放つ電流。
作中での動向
山海市に降り立った後、ダグオンチームと交戦。手始めにダグビークルに攻撃を行い、勇者ロボとの戦いにおいてはパワーダグオン、スーパーライナーダグオン、シャドーダグオン、ガンキッドの攻撃を寄せ付けず、パワードリルアームを放ってきたパワーダグオンを重力波と触手で捕らえ、電流を浴びせる。シャドーダグオンのシャドー大砲術でパワーダグオンを自由にしてしまった後、無限砲を受けるもそれすらも退け、一つ目光弾でダグオンチームを戦闘不能にすると「抹殺完了」を宣言する。
しかし、ダグオンチームは辛うじて、生きており、宇津美雷とルナが操縦するダグベースが放った拘束ダグウェーブで動きを封じられている間にスーパーファイヤーダグオンへの合体を許してしまう。スーパーファイヤーダグオンに一つ目光線を直撃させるもスーパーファイヤーダグオンは無傷であり、反撃のスーパーメガ光波で焼き尽くされ、砕け散るのだった。
最強の刺客であるゼルマーを倒されたことにゲドーは茫然とし、マドーもモニターから背を向ける程に驚きを隠せなかったことから、ついに自分たちワルガイア3兄弟全員でダグオンチームに総攻撃を仕掛けることにするのだった。
余談
- 名前の由来は混ぜるのアナグラムから。
- 合体サルガッソ囚人は死神宇宙人ヒュドロン星人の強化態以来のことだが新ロボ初登場回繋がりがある。