概要
サルガッソ軍の一員。第21話「男!涙の友情合体」に登場。
黄色い死神と赤い棺の姿をしており、目玉は飛び出しているのが特徴。自身の名でもある「ヒュドロン」を口癖としている。
主な能力は手にしている鎌でサルガッソ囚人を強化復活させることと黄色い大型のワームホール生成。
亡霊囚人軍団を吸収合体することでドクロ型戦車に変身。腕とキャタピラを活かしたパワー攻撃を行う。
1戦目
地球を霊界にする前に障害であるダグオンチームを先に排除するために活動。
手始めに宇宙炎人フェニックス星人を復活させ、サラリーマンを焼殺。翌朝、戸部真理亜は人体自然発火現象と捉えるが大堂寺炎は「フェニックス星人を倒した場所で人体発火が起きたのはフェニックス星人が復活したからか?」と考えたが考えすぎだとした。
次に吸収宇宙人キラード星人を復活させ、ダグシャドーを苦戦させながらもシャドーショットで押されている間にシャドーダグオンへの合体を許してしまうがそれでも優位に立つ。
やがて、ダグオンチーム全員が到着すると液体生命体ガロン星人と宇宙鉄獣アルマー星人も復活させ、再生ガロン星人はライナーダグオンを体内に捕らえながらもファイヤーダグオンのジェットファイヤーストームでライナーダグオンを奪還されるが再生アルマー星人はファイヤーダグオンのファイヤーライオソードを真剣白刃取りした後、尻尾で吹き飛ばす。
ついに姿を現したヒュドロン星人は向かってきたファイヤーダグオンに再生フェニックス星人の火炎放射を放ち、ライナーブリザードを使おうとするライナーダグオンに復活させた宇宙鳥人ガラバード星人を体当たりさせることで封じ、ダグドリルのロックバルカンもキラード星人の三門砲で相殺する。
頃合いと見たヒュドロン星人はダグオンチームをワームホールに吸い込ませ始め、宇宙剣士ライアンが最初に吸い込まれ、ファイヤーダグオンは再生ガラバード星人のペレットで吹き飛ばされたところを吸い込まれ、シャドーダグオンは再生キラード星人に首を絞められた状態のまま吸い込まれてしまった。ライナーダグオンも吸い込まれそうになるもダグドリルが持ち前のパワーとガッツで阻止してくれたこととヒュドロン星人が「一度に始末しては面白くないからな」と考えたことから撤退し、ワームホールは消えた。
2戦目
捕虜としたファイヤーダグオンたちを十字架に磔にしたヒュドロン星人は地球人に彼等の処刑を宣言。打開策もないままで出撃することは出来ない広瀬海に対し、黒岩激は罠と分かっていても見捨てることは出来ないと飛び出し、ゲキと同意見の沢邑森と風祭翼も同行。ヒュドロン星人は宇宙魔女サキュバスと宇宙商人ヌーベル星人も復活させ、ダグドリル達を窮地に追い込む。
止めは自らの手で刺さんとしたヒュドロン星人だったがダグターボに阻まれてしまい、結束を新たにしたライナーズ4人はダグドリルの案の許、新たな合体に挑み、スーパーライナーダグオンへの合体に成功。
スーパーライナーダグオンに亡霊囚人軍団は次々と蹴散らされていき、最後の手段として、ヒュドロン星人は亡霊囚人軍団と吸収合体。スーパーライナーダグオンとのパワー勝負に挑むがライナーゲキックを滑り止めにしたゲキの機転とパワーで腕を引き千切られて、右キックで蹴り飛ばされた後、スーパーライナークラッシュで粉砕されるのだった。
余談
- 名前の由来は幽霊の音として有名なヒュードロドロから。
- 後の話に登場した宇宙の破壊者デマッカ星人は「あのヒュドロン星人が倒された?」と驚きを隠せなかったことから、サルガッソ囚人の中でも有名なほうだったことがうかがえる。
- エピローグではゲキがマリアにスーパーライナーダグオンの雄姿を熱弁しながらも「ダグオンの話なら弟にして」と遮られてしまい、そこに現れた朝日山壮一から「昨日は仲間との友情の絆を深めにきたが今日は恋の絆を深めにきたのかい?」と問われたことでゲキは顔を真っ赤にしてしまい、マリアからは「人体自然発火現象の前触れ」の対象にされると序盤での人体自然発火現象が意外にもオチを飾ることになった。