「私は宇宙皇帝。下等な剣星人も地球人も私にとっては虫けら同然。そんな連中を始末して何が悪い」(第11話)
CV:柏倉つとむ
概要
『勇者指令ダグオン』で主に前半を中心に登場したボスキャラクター。
自らを宇宙皇帝と名乗り、惑星を滅ぼしたり支配する権利を主張する傲慢な性格で、鉤爪状の左手と王衣のような服に仮面をつけた外見で仮面の下は端正な顔つきをしている。
過去にエルバイン太陽系でライアンの同朋の剣星人に捕えられ、サルガッソに収監されたことから、剣星人を憎んでいる。脱獄後、手始めに自身の居住空間でもある移動要塞アーク城の凍結装置で剣星を氷漬けにして滅ぼすも、ライアンが星の中でただ1人生き延びたため、因縁の関係が続くことになる。
第7話にて、サルガッソの看守ロボであるガードロイドを送り込み、その戦いの後にビデオメッセージでダグオンチームに宣戦布告する。
その後、第11話にて自ら地球に赴き、自身を追ってきたライアンと接触するが、この際はダグオンの介入もあって消耗したため痛み分けに近い形で撤退する。
中盤、宇宙アメーバキャメロンを使ってガンドロイド横取り作戦が失敗すると、次の登場回ではアーク城の凍結装置で地球を剣星と同じく氷漬けにしようとするが、ファイヤージャンボの犠牲でアーク城を破壊されてしまう(後にファイヤージャンボはブレイブ星人によって修復される)。
アーク城を失ってからは戦力が低下した上に宿無しの状態となり月で静観を決め込んでいたが、ライアンと一騎打ちをするという夢を見たことでライアンとの決闘を決意。
ライアンと一対一の壮絶な決闘の末、ライオソードの一撃を受け敗北。ライアンをたたえながら絶命した。