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概要

ライブマンの最強戦力である超巨大ロボ

1号ロボであるライブロボと、2号ロボのライブボクサー「合体!スーパーライブディメンション」のコードにより、複数のパーツに分離したライブボクサーを強化装甲として、ライブロボの各部に装着する形で変形合体し完成する。

2体のロボの合体を想定したシステムは、ライブボクサーの開発段階から既に組み込まれていたようであるが、初期メンバーは言うに及ばずパイロットである追加メンバーでさえもその事実は知らず、後に科学アカデミア跡地に埋没していたスーパーコンピューターをライブマンが回収、これによる三次元解析の末にシステムの発見に至ったという経緯がある。

合体によって出力・耐久力共に大幅に増強され、敵からの激しい攻撃をもものともしない頑強さ(※1)を発揮。手持ち武器こそ持たない(※2)ものの攻撃の面でも凄まじいパワーを備えており、全身を発光させての体当たりは武装頭脳軍ボルトの本拠地であるヅノーベースすらも撃墜するほどである。

必殺技は、両肩に装着されたバイソンライナーとサイファイヤーの頭部のツノから、周囲の空間のエネルギーを吸収し、それを胸のライオンの口に収束させ放つ光弾「スーパービッグバースト」。初陣の相手であるギガボルトを始め、物語後半の数々の強敵を打ち破ってきた最強の技であり、これが通用しなかったのは実体を持たず通常の攻撃の一切を無効化するアクムヅノーのみである。

(※1 それを示すかのように、バンク映像の中には爆発の中を悠然と突き進んでいくカットも存在するのだが、その際に右肩のサイファイヤーの機首部分が途中で脱落、次のカットでもそのまま外れた状態となっており、最終回までこれが修正されぬままとなっている)

(※2 DX超合金版やスーパーミニプラ版では、ライブロボの超獣剣などを持たせることも可能となっている)

「奇跡の」スーパー合体

スーパー戦隊シリーズとしては初となる「2体のロボによるスーパー合体」を実現させたスーパーライブロボは、作中においても奇跡的に実現した合体のような扱いとされているが、玩具上においても本来想定されていなかった合体であったとされる。

というのも、スーパーライブロボの構想が持ち上がったのは、ライブロボのデザインや合体ギミックが決定していた時点で東映サイドからバンダイに打診されたことに端を発するものであったのである。

構想こそ早期に固まっていたとはいえ、前述の通り1号ロボの側がそれを想定した作りでないため、単にロボットとしてだけでなく追加パーツとしての役割も備えねばならない2号ロボ、それにスーパー合体時のデザインは関係者からも「難産だった」と、後に振り返られるほどに困難を極めた。

この難局を打開する糸口となったのが、同時期にバンダイより発売され人気を博していた、TVアニメ『聖闘士星矢』の主力商品である「聖闘士聖衣大系」シリーズである。同シリーズの、可動式フィギュアに聖衣パーツを装着するというギミックで培ったノウハウを生かすことで、2号ロボにして強化パーツのライブボクサーはようやく完成を見ることとなり、社内プレゼンテーションで試しに合体ギミックが披露された際には、実際に合体できたことにどよめきまで起こったという。

それなりの価格であった上、同時期には競合他社のタカラから、やはりロボット同士の強化合体によって完成するゴッドジンライ(『トランスフォーマー 超神マスターフォース』)が登場したものの、それらの不安要素にもかかわらず売り上げは好評で、のちに合体説明書ビデオが付属する大箱が発売するほどであった。

シリーズ他作品への客演

本作以降でも、スーパー戦隊シリーズのアニバーサリー作品を中心に度々客演の機会が設けられているが、いずれの場合も放送終了から20年以上が経過し、当時使用されていたスーツが現存していないことから、非アクション用スーツあるいはCGを用いた上での登場となる。

第30話にて、ライブマン大いなる力として登場。その際にゴーカイシルバーの口から、「最初のスーパー合体ロボ」であることが語られた。

第29話にゴーカイジャーがゲスト出演した際、ゴクドス・ギル戦にて登場。40戦隊の大いなる力が宿ったワイルドトウサイキングの必殺技「ジュウオウ40thアニバーサリー」にてオーラとして召喚された。

ワイルドトウサイシュリケンキングの必殺技「ジュウオウニンニン・スーパー戦隊バースト」にて、オーラが召喚された。

第31カイ!で初登場したゼンリョクゼンカイオーの必殺技「ゼンカイジャー・オール戦隊ファイナルビッグバン」で、歴代スーパー戦隊の全合体ロボのオーラのうちの1体として登場した。

立体化

前出のDX超合金の他、放送当時には食玩としても、スーパーライブロボへの合体を再現した商品が発売されている。販売形態はやや特殊で、「メタル合金」として発売されたライブロボ(※3)に、ミニプラのライブボクサーを組み合わせるという、異なるシリーズを跨ぐ形とされている。各シリーズの単品だけでなく、限定版としてそれらを合わせたセット箱も発売された。

スーパーミニプラとしては、2018年にライブロボとライブボクサーが発売された他、2023年から2024年にかけてスピンオフブランドである「SMP ALTERNATIVE DESTINY」でも、ライブロボとバイソンライナー&サイファイヤーが相次いで商品化され、その両方においてスーパーライブロボへの合体が再現可能である。

いずれも当時品から、可動・フォルム共にブラッシュアップされた形とされているが、特に後者は宮内利尚のプロダクトデザインにより、ディテールの細密さなどを追求した形で映像作品に比べて大幅なアレンジが加わっているのも特徴の一つである。

(※3 ライブロボはミニプラとしても発売されているが、こちらはスーパー合体には未対応である)

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