ゴッドジンライ
ごっどじんらい
CV:竹村拓
ジンライとゴッドボンバーが超神合体して誕生する最強総司令官。
スーパージンライの5倍の出力を持ち、背中のゴッドウイングで単独での宇宙飛行を可能にした。
武装は肩のゴッドキャノン、ロケットパンチであるゴッドパンチ、ゴッドウイング両端のタキオンレーザー砲、両足のダブルキャノン。
『V』では剣を持っていた。
胸部にはコックピットがあり、ヘッドマスターJr.を乗せることで超魂パワーを増幅することができる。その上乗せでデビルZのデビルパワーを上回ることができた。
必殺技は超魂パワーの力で火の玉となり、敵に体当たりする超魂ゴッドファイヤーガッツとゴッドパンチに超魂パワーを込める超魂ゴッドパンチシュート。
次回作『トランスフォーマーV』ではトランステクター自体が一つのロボット生命体となったためか分離せず、ゴッドジンライとして引き続き登場。オーバーロード率いるデストロンと戦い続けていた。
それによって超魂パワーは失われ、全盛期ほどの力は無いもののスターセイバーのピンチに駆けつける事もあった。
しかしデスザラスの放った金属生命破壊砲からスターセイバーをかばい瀕死の重傷を負ってしまう。
トランスフォーマーレジェンズでのゴッドジンライ
新ボンバー計画により誕生した新生ゴッドボンバーと、人間のジンライが新たなトランステクターとゴッドオン(ヘッドオン)したスーパージンライと合体したのがレジェンズ版ゴッドジンライである。
超神MF版と異なる点はゴッドボンバー自身に意思があることとジンライが新たにヘッドオンと体内に収納した生命体の能力を得ることのできる能力『ゲットオン』を会得したことである。それに加え超神版でもあったヘッドマスター搭乗スペースも残されているため、そのパワーも上乗せすることも可能。結果、旧ゴッドジンライよりもスペックが大幅に上昇している。
- スタッフによると、名前の由来はゴジラ(ゴッドジンライ)らしい。
- 公式の歴代オートボット総司令官の中ではスーパージンライではなくこちらが紹介される場合が多い。
- 後の『グレート合体』の先駆けとなったゴッドジンライだが、海外で先行販売された「パワーマスターオプティマスプライム」ではゴッドボンバー用の接続ジョイントはなく、国内版で追加されたものである。そのため海外版と比べて完成度の高い逸品となった。2002年に復刻された際に海外でも『パワーマスターオプティマスプライムエイペックスアーマー』として発売されている。
- 強化合体のヒントとなったのはマスターフォースと同じアニメ制作会社である『聖闘士星矢』の聖衣(クロス)であり、それを基としてゴッドジンライが誕生したとされる。実はスーパーライブロボの合体が実現できたのは聖闘士星矢のスポンサーをしていたライバル社に聖衣の玩具のノウハウがあったからなのだが、スーパーライブロボが後付けの合体なのに対してこちらは初めから強化合体を意図したものであった。ただし話数的にはこちらが早く登場している(スーパーライブロボが第30話からの登場に対し第26話から)が、放送順ではスーパーライブロボのほうが先にデビューしている。
- 発売に先駆けて、イベントでゴッドボンバーの試作品が展示された(ライバル社はこれを見て戦隊ロボを強化させる案を作った)が、製品版は構造を簡略化されたものであった。こうなった理由は、そのまま製品化すれば価格的に厳しくなり、商品が売れなくなるのでは、というメーカー側の結論だったとのこと。ライバルの戦隊ロボはそれなりの価格であるにもかかわらず売り上げが好評だったこともあり、次作からは2号ロボにもそれなりの価格帯で単体でもクオリティの高い商品を発売するようになったという。