スターセイバー
すたーせいばー
『トランスフォーマー』シリーズの登場人物の一人で、歴代コンボイとともに歴代総司令官の一角を成す。
英語表記は「Star Saber(星の剣)」であり、『マイクロン伝説』と『プライム』では剣型の武器の名称にも使われている。「Star Saver(星の救世主)」ではない。
さあ、君も一緒にLET'S SAY GO!
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーV』の総司令官。V星出身の勇気のブレインマスターで、愛剣セイバーブレードと共に宇宙を渡り歩いていたらサイバトロンの司令官に任命された。
スターセイバーの中核をなす小型ロボットの名前はセイバーで、本来の設定ではこちらが本体となる。
普段は物静かな性格だが、戦いでは力の限りを出し尽くす。正義感溢れ部下からも慕われており、漫画版ではデスザラスとは幼馴染という設定。
旧玩具
1989年4月に「C-324」のナンバーを与えられて発売。
40万個売り上げるヒット商品となった。パッケージは横型と縦形の2種類のバリエーションが存在する。10月にはビクトリーレオとのセット販売としてビクトリーセイバーが「C-328」として発売された。
旧玩具らしく少々寸胴体型でポーズ付けの幅も極度に狭い。しかし劇中におけるギミックはブレインセットからスターセイバーの合体までほぼ完璧に再現出来る良玩具であり、未だに評価は高い。
一方で復刻ラッシュの際にダイアトラスと共に飛ばされてしまい、更にそのダイアトラスも数年後に(別作品のメカとしてだが)再版されており、実質G1期の総司令官の中では唯一再販されていない。
その為入手ハードルが高く、未使用品若しくはそれに近い美品ともなれば十万円は下らないので注意が必要。まぁ当時品に拘りがなければ新商品を買った方が無難であろう。
開発担当は国弘高史。
ロボットマスターズ
『スーパーリンク』の放送とほぼ同時期の2004年に発売。
同シリーズのラインナップと合わせるため、旧玩具に比べてサイズは大幅に縮小され、一部のギミックや造型も簡略化されている。
だがプロポーションはよりアニメの姿に近づけられており、小さいながらもセイバーとVスターの合体・分離は再現されている。
マスターピース
2014年のトランスフォーマー30周年を記念した人気投票で1位となり、晴れてマスターピース化を果たす。
特徴としてはマスターピースには珍しく成型色(と一部塗装)により色分けが行われていることが挙げられる。これにより見た目は少々安っぽくなってしまったが、旧玩具から引き継いだ変形機構の簡易さと相まってMPとしては破格の遊びやすさを獲得。
スタイルにも破綻が無く、正しく旧玩具の正当進化形とも呼べる玩具となった。
ただしMP版ビクトリーレオが居ないためビクトリー合体は不可能と言う残念な点も存在する(一応それらしい箇所にジョイントはあるのだが…)。
なお、ハズブロ版ではG1のデザインにもかかわらず説明は後述のIDW版になっている。
Hasbro Pulse
ユニクロンに続くハズブロのクラウドファンディング企画第2弾として、2021年8月に発表。
9月末に支援者数が規定ラインの11000人を超えた事で商品化が決定した。
所謂「ジェネレーションズ」系のアイテムとしては初のリメイクであり、新設計、完全新規金型で製作。一部ギミックの解釈変更こそあれどスターセイバーのギミックをほぼ完全に再現している。
またセット発売のビクトリーレオとの、ロボットマスターズ以来となるビクトリー合体も可能。
本体の商品化とは別にストレッチゴールも計3つ設けられており、商品化達成後、支援者数が3000人増加する毎に付属品が追加される。
最終的に支援者が20000人に達したことで全てのストレッチゴールを達成。Vロックキャノン、専用ディスプレイスタンド、シールド、マイクロマスター2体(ホーリーとファイヤー)の付属が決定した。
"PRIMUS HATES YOU."
IDW社のアメコミにはG1版を踏襲しつつ、各所が刺々しくアレンジされたデザインのものが登場。
なんと彼の役どころはプライマスを妄信し、意に沿わない者を片っ端から始末して回るという狂信者である。
同じ和製TFから登場を果たしたダイアトラスを不心得者として殺害するという、「正義の勇者スターセイバー」を知るファンに中指をおっ立てるかのような凄惨なシーンが描かれた。
また、その最期もジェット機形態でサイクロナスにより縦に真っ二つにされるという中々悲惨な物である。
IDW版におけるTFのデザインに合うようにリファインされたその姿は、非常にカッコ良く仕上がっているだけに、性格付けがあんまりだと嘆くファンも多い。まさしくどうしてこうなった案件である。
なお、真っ二つにされた後の断面にブレインらしきものが映っているため、一応この世界のスターセイバーにもブレインマスターが存在すると思われる。
ちなみに、見た目がG1版と同じ(アレンジの強弱はあれど)なのに性格や設定が別物なのはIDW版ではいつものことで、和製TFも例外ではない。オーバーロードと(こっちは寧ろテレビ版よりもまともになってるのだが)デスザラスがその代表例だろう。
長らくこちらのバージョンは立体化は行われていなかったが、Flame Toysの鉄機巧シリーズにてこのスターセイバーをモチーフにした可動フィギュアが発売され、IDW版では一切接点が無かったビクトリーレオとのビクトリー合体を実現。
しかしその『IDW版ビクトリーセイバー』はどう見てもどこかの勇者王なのはご愛嬌と言ったところか。
『レジェンズ』において玩具は未発売だが、コミックにはそれなりに出番がある。こちらはアニメ版と同一人物だが、初登場が獄中というぶっ飛んだ扱いを受けている。
秘密結社コンカレンスと内通していた宇宙平和連合議会議長のスパイク・ウィトウィッキー(の偽物)の陰謀により、濡れ衣を着せられて投獄されてしまう。
その後小型ロボットの姿にされて収監されていたところをスパイクの息子ダニエルに頼まれたシックスショットに救出され、レジェンズ世界に逃げ延びる。
その後クロームドームの自宅にダニエルとシックスショット共々転がり込み、彼の漫画のアシスタントをしつつ、自身の冤罪を晴らすための証拠を探す事になる。
その間もシックスショットに新たな名前と姿を与えたりと、間接的にだがストーリーに関わる。
そして本物のスパイクとバンブルの活躍により偽スパイクが失脚した事で冤罪が証明されたのか、G1世界に帰還、総司令官職に返り咲く事に。
その後G1世界で行方不明になったグレートショットの捜索にも、クロームドームやその親友ジャックらと共に参加し、見事救出に成功した。
トランスフォーマーに加えて『勇者シリーズ』を嗜むファンの一部からの愛称であり、『トランスフォーマーV』の翌年から始まる『勇者シリーズ』の勇者ロボとの共通点が多いことから付けられた称号。
例を挙げるなら、
- 中程度のサイズのビークルから変形したロボットが支援メカと合体して巨大な戦闘形態になる。
- 体色は赤、青、白の派手なトリコロール。
- 武器は巨大な剣
- 地球人の少年と強い友好関係を築く。
- 後発の二号ロボとグレート合体して強化形態になる。
- デザイナー:大河原邦男。
等。
またロボットアニメにおいて、グレート合体時の長時間の合体バンクも強化形態のビクトリーセイバーから導入が始まっている。(ただし特撮も含めるならばスーパーライブロボが先。)
どちらも制作会社が違うがそのスポンサーはどちらもタカラである為、このスターセイバーが勇者シリーズを通して後世のロボットアニメ界に多大な影響を与えた事は事実であろう。
マイクロン伝説
マイクロン伝説では、マッハ、ジェッター、シャトラーの3体のマイクロンが合体することで完成する剣。使用時には青白く発光する。「宇宙最強の剣」とも呼ばれる非常に強力な剣であり、TFだけでなく地球人の古代文明にも大きな恩恵をもたらしていた。
3体のマイクロンパネルが表に出たことで共鳴して目覚め、最初はホットロッドが手にするが、その後デストロンに渡り主にスタースクリームやメガトロンが使用した。
コスモテクター、アストロブラスターと並んで三種の神器と称される極めて強力な武具だが、その真の役割は武具ではなく、ユニクロンの起動キーだった。
スーパーリンク
航空爆撃官ウイングセイバー
CV:遊佐浩二
スターセイバーのデザインを引き継いで生み出されたキャラクター。SF風ステルス戦闘機に変形する。
アニメ第21話から登場。
新たなコンビネーションスパークでグランドコンボイとウィングコンボイにスーパーリンクできる。
当初はグランドコンボイの意思に従って行動するという消極的な姿勢で行動することを望み、個を必要以上に消していた。
しかしグランドコンボイの叱咤を受け一人の戦士としての自覚を持つに至る。
オメガスプリームの登場により合体の機会が減った事を気にしている模様。
元はウイングダガーと言う名のサイバトロンの看守。同僚を殺した囚人レーザーウェーブの捕獲任務の最中、事故により死亡してしまう。
その後プライマスから新しいボディを授かり誕生したのがこのウイングセイバーである。
プライム
『プライム』ではアルファトライオンによってサイバトロン星から地球に送り込まれた、アイアコンの遺産のうちの一つ。元はソラスプライムが作り出した剣である。
日本語吹き替え版ではマトリクスセイバーと呼ばれており、「スターセイバー」の名はアームズマイクロンが合体した武器に当てはめられている。
ナックルガードが付いた逆刃の剣のような外見。ただの剣としては誰にでも使えるが、マトリクスに反応するように作られおり、それを持つ「プライム」が握ることで真の力を発揮する。プライムが持つと刀身に青白いエネルギーを纏い、刀身の長さより遥かに巨大な岩石も軽く一刀両断できる切れ味を持つようになり、更に纏ったエネルギーを飛ばして遠距離攻撃もできるようになる。
オートボットが地球へ向かうことを予期していたアルファトライオンによってオプティマスプライムだけが見られるメッセージが仕込まれており、サイバトロン星を再生させられるオメガロックとオメガキーの存在が明かされた。
メガトロンが作り出したダークスターセイバーとの打ち合いで粉砕されるが、後にドレッドウィングがディセプティコンを裏切りソラスプライムハンマーをオートボットに譲渡したことで、修復される。
『ビーストハンターズ』にてオートボット基地壊滅後にディセプティコンによって回収されるが、最終決戦でスモークスクリーンが奪還、バンブルビーに託されてメガトロンを倒す鍵となった。
ダークスターセイバー
スターセイバーに対抗するために、メガトロンがソラスプライムハンマーでダークエネルゴンを再構築して生み出した剣。直線的なラインのスターセイバーとは対照的に、禍々しく刺々しい曲線で構成されている。
日本版ではダークエネルゴンセイバーと呼ばれる。
紫色の邪悪なエネルギーを纏い、そのエネルギーを飛ばせる等スターセイバーとほぼ同じ機能を持つ。武器としての強さはスターセイバーを上回っており、打ち合った際はスターセイバーを叩き折っている。また、こちらは特に使用制限はなく、フルパワーを発揮するには高い実力が必要ではあるが誰が持ってもその力を使用できる。
『ビーストハンターズ』最終決戦でメガトロンと共に海に沈んだが、『アドベンチャー』にてクロートラップがサルベージして、直後に地球に再来したスタースクリームがクロートラップから奪って手に入れている。スタースクリームが破れた後は、オプティマスが回収してサイバトロン星に持ち帰られた。
- トランスフォーマー トランスフォーマーのキャラクター一覧
- トランスフォーマーV サイバトロン ジェット戦闘機 宇宙戦闘機 勇者ロボ
- マイクロン三部作 マイクロン伝説 マイクロン 剣 スーパーリンク グランドコンボイ
- トランスフォーマープライム トランスフォーマーアドベンチャー
- メカンダーロボ:トランスフォーマーVと同じく新田義方監督が手掛け、スターセイバーと同じく大河原邦男デザイン(デザインオフィス・メカマン名義)の合身戦隊メカンダーロボの主役ロボット。赤いボディカラーを基調とし、耳アンテナを持つデザインなど共通点が見出だせる。加えて、1号機のコクピットとなるコアマシンのメカンダーマックスはトリコロールのSF戦闘機が合体する点も見逃せない。メインパイロットのジミー・オリオンは地球から1500光年離れたオリオン星雲のガニメデ星から地球に訪れており、宇宙から地球に訪れたトランスフォーマーに通じるところがある。
- セイバーガンダム:名前にセイバーと付く、飛行形態に変形する、頭部の形状が似ている、メカデザインが同じなど共通点が多い。唯一の違いはマトモに活躍出来ず撃破された事である。
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すべて見る- TFV35周年記念企画「Road to peace」
第1話「タイムスリップ! 900万年前のセイバートロン星」
祝!トランスフォーマーV 35周年!!2024年に、放送から35年を迎えました。それを記念して、当時の本放送日に合わせて(オリジナル設定あり個人的趣味全開の)小説をアップしていこう!企画を今年も実施します。 過去へタイムスリップしてしまった者達が昔のスターセイバーやデスザラスに関わったことで、アニメの世界線(オリジナル設定あり)から“ほぼ”漫画版の世界線へ歴史が変わる長編シリーズの第1話です。(あくまで、”ほぼ”漫画版の世界となります。ご了承ください。) ブラッカー、ラスター、ブレイバー、ウィングウェーバー、それにレオザック達ブレストフォース6名とゴウリュウ達恐竜戦隊の6名は、図らずも過去のセイバートロン星へタイムスリップしてしまう。メガトロンによる戦争が始まる前の平和な世界で最初に出会ったのは、若かりし頃のスターセイバーとデスザラス。敵対しているはずの二人が互いに親し気な様子に、事情を知らない者達は混乱する。そんな中、過去へ飛ばされてしまった彼らを助けようと、二人は協力してくれることになったのだが―― このシリーズは、TFV30周年記念企画でアップした作品(現在、マイピク限定で公開中の「アニメ版のトランスフォーマーVをもとに、漫画版にあった『スターセイバーとデスザラスは幼なじみ』の設定がもしもアニメ版にもあったなら(初代とのクロスオーバー、部分的にG1シリーズやアメコミ設定あり)」というオリジナル設定の世界観)から派生し、TFV第30話より「新たなる強敵」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11823644(アニメ第30話「逆転!必殺のビクトリー合体」)の時間軸から分岐するシリーズで、TFV35周年記念企画としてアップすることにしました。当時の放送日に合わせての更新を予定しています。 ※上記のシリーズを未読でも、差し支えはない内容です。55,027文字pixiv小説作品 使い道不明な小話卵2
MPスタセイが昨日届きました。あちこちのギミックが面白くてかなりご満悦です。 春のスタセイ祭りと称して、いろいろ書きなぐっていたものたち。このまま満足する可能性もあり、書きなおして一つのものにする可能性もあり。 ところで本屋さん、AHMの邦語訳はいつ届くのでしょうか。3,414文字pixiv小説作品- TFV30周年記念企画
TFV第1話より「嗚呼、それでこそ」
祝!トランスフォーマーV 30周年!!本日で、放送から30年を迎えました。何か記念企画をしたいなと思ったので、本日より当時の本放送日に合わせてその回にちなんだ(オリジナル設定あり個人的趣味全開の)小説をアップしていきたいと思います。果たして、最後まで完走できるのか…?! 今回は、50万年ぶりにスターセイバーと再会を果たしたデスザラス様視点の話です。スターセイバーに対して、めっちゃくちゃ複雑な思いを抱いている大帝様が情緒不安定に見えるのは私だけでしょうか…? 第1話「宇宙の勇者・スターセイバー」の放送は、1989年3月14日でした(関東地区)。総司令官と戦う大帝様が、すっごく楽しそうなのが印象的です。 ■閲覧・いいね!・ブクマありがとうございます!2,630文字pixiv小説作品 - セイバー育児日記
食育
ジャンとスターセイバーのほのぼの親子話が見たい!という思いだけで書いた。他にもちまちま自分が見たいというものがあったらこのシリーズに入れていく予定。 TFって食事どうしてるのとか、むしろジャンの食事地球に向かうまでお前らどうしてたのとか気になった。取り寄せか代替品か、合成で作っちゃうか。どちらにせよスタセイは時間が許せば自分で作ってる気がする。ジンライの知恵を借りてタコさんウィンナーとか。 Vの世界の時系列がよくつかめていないのだが、ジャンの幼少期を写したと思われる写真がV惑星とすると、スタセイ(司令官)にカプセル回収される→V惑星でセイバー始めブラッカー達に育てられる→スターセイバー総司令官に任命される→ロードシーザー組第一方面軍司令官に任命される→ジャンも地球がそっち側だからついていくがデストロンとの戦闘が激しくなかなか地球へ向かえない→スターセイバーが第一方面軍に着任するという流れで良いのだろうか。 ところで、しょうもないけどジャンの写真絶対スタセイどっかにアルバムかなんかで保存してるよね。年齢ごととかでファイリングしながら。1,029文字pixiv小説作品 セルフ・トーキング
或いはファルマという簒奪者による魂の在り処への言及のバラード タイトルは某東方アレンジをパロったもの。ラングとトレパンのこれ(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10008263)と併せてオムニバスにしようと考えたけどLL最新話辺りでウワアアアアア!?とぶん殴られて結局没になってしまった話の紙切れにもならない話。正直どれも尻切れトンボ状態だけど没話なので許して、ごめんね。 デルファイについては先駆者様がもうやっているから良いかな?と思ったけど、タイトルの原曲がとってもファルマ先生だなーと思いながらデルファイ編やLL23話について考えるときのお供にしています。 1P→序章辺りで恐らくスターセイバーによる虐殺~ロストライトでのごたごたが終わった辺りの話の部分。ファーストエイドとドリフトの話。 2P→ターンとファルマが駄弁っているだけ。ターンの正体を考えると彼もファルマも、尊敬に値する師に複雑な心境を抱いているのは同じなんですよね…。彼等については先駆者様の考察を踏まえるけどこれでもし正体がローラーだったのならまた色々な地獄が起こっていたかもしれない。 3P→スターセイバーとロックダウンの話。スターセイバーは狂信者?とは思えないんだよなあ…とシノアリスのスノウホワイトを見ながら書いたもの。1,467文字pixiv小説作品- TFV30周年記念企画
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祝!トランスフォーマーV 30周年!!今年で、放送から30年を迎えました。それを記念して、当時の本放送日に合わせてその回にちなんだ(オリジナル設定あり個人的趣味全開の)小説をアップしていこう!企画実施中。果たして、最後まで完走できるのか…?! ついに、ビクトリーレオはゴッドジンライの心を取り戻す。それに安堵する総司令官の話です。 第29話「めざめよ! ビクトリーレオ」の放送は、1989年10月3日でした(関東地区)。ゴッドジンライの死亡からビクトリーレオの目覚めまでしばらく時間がかかりましたが、ようやくこの第29話で一区切りとなります。次回から、いよいよサイバトロンの快進撃がスタート!シリーズもラストに向けて徐々に動き出します。TFVの終盤は、マジでジェットコースター。逆転に次ぐ逆転で、今後も目が離せない展開となっていきます。 ■閲覧・ブクマありがとうございます!1,703文字pixiv小説作品 - TFV30周年記念企画
TFV第38話より「意志を継ぐ者」
祝!トランスフォーマーV 30周年!!……ということで、2019年にそれを記念して当時の本放送日に合わせてその回にちなんだ(オリジナル設定あり個人的趣味全開の)小説をアップしていこう!企画を実施しておりましたが、最終回を目前にしながら諸事情により更新できずにいました。 2年遅れではありますが、続きをアップしました。今回も事実上の最終回である第37話の後日談です。 未だ意識を取り戻さないデスザラスを見舞うスターセイバー。ビクトリーレオは、その理由を尋ねる。スターセイバーは、デスザラスとの自らの過去を語り始めた―― ジャンによるナレーションの後日談によると、戦いの後総司令官のチームは解散したことからデストロンの脅威はなくなったと思われます。大帝様が要塞を脱出した後、死亡が確認されたか身柄を拘束されたのか…。いずれにしても、何らかの形で大帝様のその後が確認されたからなのだろうと思っています。 第38話「サイバトロンは永遠に」の放送は、1989年12月19日でした(関東地区)。この回にて6回目の総集編となり、関東地区で放送された最後の回になります。そのためなのか、配信ではこの第38話を最終話としているようですが、この後も第44話まで総集編が続きます。アニメ版とも漫画版とも違った世界が展開されたりするので、気になる方はぜひDVDでご覧ください!(繰り返し宣伝) これにて、2年遅れではありますがTFV30周年記念企画は一旦終了となります。これまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。「アニメ版のトランスフォーマーVをもとに、漫画版にあった『デスザラス大帝とスターセイバーは幼馴染み』の設定がもしもアニメ版にもあったなら」(初代とのクロスオーバー、部分的にG1シリーズやアメコミ設定あり)というオリジナル設定の世界観で書いてきましたが、個人的にとても楽しかったです。もしまたネタが浮かべば、アップしていきたいと思います。 この世界観でまだ書けていない部分(戦争前の時代~アニメ開始前まで)がまだまだあるのですが、何だか風呂敷を広げすぎた感が否めず、これいつ終わるの?というレベル。いつか、これらを形にできたらいいなと思っています。 ■閲覧・評価・コメントありがとうございます。コメント欄にてレスさせていただきました。8,000文字pixiv小説作品 - TFV35周年記念企画「Road to peace」
第15話「奇跡の後」
病院で意識を取り戻したエスメラルは、自分が生きていることに驚く。デスザラスやスターセイバーを助けるため自らを犠牲にしようとしたのだが、デスザラスへ想いを伝えないままでは死ねないと、その直前で彼に告白したのであった。 彼らによって助けられたことを知ったエスメラルは、自らの想いを改めて伝えようと決意するのであった―― このシリーズは、TFV30周年記念企画でアップした作品(現在、マイピク限定で公開中の「アニメ版のトランスフォーマーVをもとに、漫画版にあった『スターセイバーとデスザラスは幼なじみ』の設定がもしもアニメ版にもあったなら(初代とのクロスオーバー、部分的にG1シリーズやアメコミ設定あり)」というオリジナル設定の世界観)から派生し、TFV第30話より「新たなる強敵」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11823644(アニメ第30話「逆転!必殺のビクトリー合体」)の時間軸から分岐するシリーズで、TFV35周年記念企画としてアップすることにしました。当時の放送日に合わせての更新を予定しています。 ※上記のシリーズを未読でも、差し支えはない内容です。19,272文字pixiv小説作品 - ポラリスは動く
ポラリスは動く(4)
この妄想は、ウルトラマンメビウス、宇宙戦艦ヤマト、シンカリオン(PV)、ポケモン(アニメ)などの影響でお送りしています スターセイバーが引き取った時のジャンの年齢がよくわからん。2-3歳ぐらい?南風博士、探査のために奥さんと子どもを半年間火星に連れてきちゃったの?8,604文字pixiv小説作品 - TFV30周年記念企画
TFV第37話より「勝利の後に」
祝!トランスフォーマーV 30周年!!今年で、放送から30年を迎えました。それを記念して、当時の本放送日に合わせてその回にちなんだ(オリジナル設定あり個人的趣味全開の)小説をアップしていこう!企画実施中。果たして、最後まで完走できるのか…?! 今回は、要塞破壊後のサイバトロン陣営での話です。恐竜戦隊のその後を考えると、こんなやり取りがあったのかなと色々考えてみました。 TFジェネレーションデラックス掲載の金田氏のインタビューに、TFVのテーマとして「タイトルのビクトリー、つまり勝利という言葉が示しているのは、敵を倒すことだけなのだろうか?」とありますが、そのテーマの集大成が漫画版であり、アニメ版ではメンバー同士でかばい合う恐竜戦隊を総司令官が見逃したり(漫画版でも展開は違えど見逃すエピソードはありますが)、デストロン敗北後の恐竜戦隊のエピソードで描かれたのかなと思っています。その要素を今回の小説で書いてみました。 その恐竜戦隊ですが、コメディキャラとして描かれてはいますがジャンの両親の仇でもあります。それについてはストーリーの中で触れられることはありませんでしたので、私の中では誰も知らない事実としてとらえています。むしろ、そうであってほしい…。もし分かってしまったらと思うと鬱展開になるのではとも思いましたが、その話をざっと組み立ててみたところ、私の中でのジャンは光属性なので最終的にはバッドエンドにはなりませんでした。うん、大丈夫。ジャンなら、きっとバッドエンドにはならないから……。 アニメ版では、総司令官と大帝様の幼馴染み設定はなくなったとは思いつつも、もしその設定が生きているとしたら色々重すぎる…。この小説シリーズではアニメ版の世界観ではありつつも幼馴染み設定ありとしているので、それについても触れてみました。 第37話「激突!要塞VSビクトリー合体」の放送は、1989年12月12日でした(関東地区)。この第37話は総集編を除けば事実上の最終回なので、書きたい話が特に多いです。13,804文字pixiv小説作品 - ポラリスは動く
ポラリスは動く(5)
TFV本編2話目で出た一人称「俺」スタセイ。本編ずっと「私」だったけど、若い時は使ってたんだろうか。ビッグコンボイは作中ちょくちょく使ってたけど、スタセイはあの1回だけだったと思う。 レジェンズ時空でパワードマスターたちは年齢でたっぽいけど、ブレインマスターたちは幾つなんだ。50万年前に「若き指揮官」の「若き」が指揮官として若いのか実年齢として若いのか…そもそもTFは長寿すぎて若いの範囲がわからん。とりあえず和製総司令官はフォートレス>ダイアトラス>スターセイバー>(越えられない年齢の壁)>ジンライのつもりで書いてる。 2023/10/6 毎週更新を目指していましたが、諸事情により10/8は飛ばします10,299文字pixiv小説作品 - TFV35周年記念企画「Road to peace」
第5話「エスメラルの恋の行方」
何とか、デスザラスと接点を作りたいエスメラル。何か共通の話題はないかとスターセイバーへ相談したところ、彼は近々とある博物館を訪れる予定であることを知る。彼女もその展示内容に興味があり、デスザラスとの共通の話題を見つけたのであった。エスメラルは、会場で偶然会ったふりをして親交を深めようと動き出す。スターセイバーは、彼女の計画の成功を祈っていた。 一方、その裏では彼らも知らないある出来事が進行していた―― このシリーズは、TFV30周年記念企画でアップした作品(現在、マイピク限定で公開中の「アニメ版のトランスフォーマーVをもとに、漫画版にあった『スターセイバーとデスザラスは幼なじみ』の設定がもしもアニメ版にもあったなら(初代とのクロスオーバー、部分的にG1シリーズやアメコミ設定あり)」というオリジナル設定の世界観)から派生し、TFV第30話より「新たなる強敵」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11823644(アニメ第30話「逆転!必殺のビクトリー合体」)の時間軸から分岐するシリーズで、TFV35周年記念企画としてアップすることにしました。当時の放送日に合わせての更新を予定しています。 ※上記のシリーズを未読でも、差し支えはない内容です。 ※2024/4/23 主なキャラ設定と、本文の一部を修正しました。23,245文字pixiv小説作品 - TFV35周年記念企画「Road to peace」
第2話「歴史改変?! それぞれの思惑」
過去の平和な時代のセイバートロン星へ思わずタイムスリップしてしまった一行は、元の時代の地球へ戻るためその時代のスターセイバーとデスザラスによりホイルジャックの協力を得ることができた。元の時代へ戻るための道筋が見えてきたことに皆は安堵するが、思いがけず過去の時代へ来てしまったこの状況を利用しようとする者達が現れ始める。 ウィングウェーバーは、デスザラスが破壊大帝になるのを阻止できないかとブラッカー達に相談するが、答えは意外なものであった。 一方、レオザックは再び野心の炎を燃え上がらせていた。この時代のデスザラスを討ち取った後で元の時代へ戻れば、己自身が破壊大帝になっているはずだとして、その計画を密かに練り始めたのであった―― このシリーズは、TFV30周年記念企画でアップした作品(現在、マイピク限定で公開中の「アニメ版のトランスフォーマーVをもとに、漫画版にあった『スターセイバーとデスザラスは幼なじみ』の設定がもしもアニメ版にもあったなら(初代とのクロスオーバー、部分的にG1シリーズやアメコミ設定あり)」というオリジナル設定の世界観)から派生し、TFV第30話より「新たなる強敵」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11823644(アニメ第30話「逆転!必殺のビクトリー合体」)の時間軸から分岐するシリーズで、TFV35周年記念企画としてアップすることにしました。当時の放送日に合わせての更新を予定しています。 ※上記のシリーズを未読でも、差し支えはない内容です。34,597文字pixiv小説作品 - セイバー育児日記
とあるワーカーホリックの半休
3月はMPスターセイバーにVのDVDにとV祭ですね!というわけで、春のV祭と称して一人V関連の強化月間中。まずは以前twitterで呟いてたスターセイバーの半休ネタ。 かかしだった(略)も進んでいないのに横道ばっかそれる。3,789文字pixiv小説作品 - TFV35周年記念企画「Road to peace」
第3話「反逆!レオザック」
ホイルジャックの協力で元の時代の地球へ帰る方法の見当はついたものの、まだ先は長かった。ある日、スターセイバーはデスザラスを連れて皆の様子を見にホイルジャックの研究所へやって来た。そんな中、レオザックの下剋上のチャンスが思わぬ形で訪れる。積年の恨みを晴らそうと、ついに計画を実行に移す。その一撃が、レオザック自身をも含めた多くの者達の運命を大きく変えることになるのであった―― このシリーズは、TFV30周年記念企画でアップした作品(現在、マイピク限定で公開中の「アニメ版のトランスフォーマーVをもとに、漫画版にあった『スターセイバーとデスザラスは幼なじみ』の設定がもしもアニメ版にもあったなら(初代とのクロスオーバー、部分的にG1シリーズやアメコミ設定あり)」というオリジナル設定の世界観)から派生し、TFV第30話より「新たなる強敵」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11823644(アニメ第30話「逆転!必殺のビクトリー合体」)の時間軸から分岐するシリーズで、TFV35周年記念企画としてアップすることにしました。当時の放送日に合わせての更新を予定しています。 ※上記のシリーズを未読でも、差し支えはない内容です。54,331文字pixiv小説作品 - TFV30周年記念企画
TFV第3話より「家族」
祝!トランスフォーマーV 30周年!!今年で、放送から30年を迎えました。それを記念して、当時の本放送日に合わせてその回にちなんだ(オリジナル設定あり個人的趣味全開の)小説をアップしていこう!企画実施中。果たして、最後まで完走できるのか…?! 今回は、総司令官がジャンの親代わりとして彼を育てる決意をする話です。 第3話「襲撃!レオザック」の放送は、1989年4月4日でした(関東地区)。この回にて、総司令官とジャンの出会いが明かされます。異星人の子供を育てるその決意は、並々ならぬものだったんだろうなと思う今日この頃です。 ■閲覧・いいね!・ブクマありがとうございます!4,323文字pixiv小説作品