概要
初登場は第30話「逆転!必殺のビクトリー合体」。
玩具のテックスペックのデータが初めてオール10(最高値)になったキャラクター。
スターセイバーを本体に、ビクトリーレオが肩・背部・脚部へ合体して完成する。レオの頭部は上半身共々背部に合体するため、胸ライオンならぬ背ライオンとなっている。
パワーと飛行速度、火力が数倍に上がる。ただし防御力はそれほど上がらず(元から防御力が高いため)、主に高速回避による防御方法をとる。
ビクトリーレオがブースターに変形し、スターセイバーのビークルモードと合体して「超大型ジェット」という形態にもなる。その形態では合体前より最高速度が3倍近く上昇する。
ちなみに初合体はこの超大型ジェット形態が必要だった為の合体であり、ビクトリーセイバーはその後にそのまま変形して初お披露目となった。
ビクトリーレオのVロックライフルやVロックキャノンを主武装として使用し、超大型ジェット形態での一斉砲撃は月すら破壊すると言われる。
劇中ではダイノキングやライオカイザーをも受け付けない戦闘能力を見せつけた。
スターセイバー時でも使用していたセイバーブレードも引き続き使用しているが出力が大幅に上がり、最大出力では衛星レベルの物体を一刀両断することが可能となった。
余談だが、合体システムや武装類が数年前に放送された幻の形態や10年以上後に登場した後継者に似ている。
玩具
放送当時の玩具
スターセイバーとビクトリーレオのセット。基本的な内容は単品版と変わりはない。当時でも1万を超える高額商品だった。
フレイムトイズ版
フレイムトイズ版では上記の旧玩具と比べて全く違う姿に変貌している。
スターセイバーが本体なのは変わりないがビクトリーレオのパーツが細かく分離しており、肩・背部・脚部以外に腰部、腕部、胸部、頭部のバイザーと合体する部位が4つも増えている。特に胸にはオリジナルアレンジによりライオンの顔が配置されており、そのシルエットは7年後に登場した黄金勇者や9年後に登場した勇者王を思わせる印象を持つ。
クラウドファンディング版
2022年にビクトリーセイバーの商品化を実現させる『クラウドファンディング』が行われた。高い投票率を獲得し、特典すべてが付属することとなった(もし届かなかった場合、Vロックキャノンも付属しなかったという)。
基本的に旧玩具同様の合体機能を備えているが、ビクトリーレオが一回り縮小され、全体のバランスが見直されることとなった。国内版はオリジナルスリーブ(書き下ろしイラストが描かれる)に梱包される。
その他の玩具
放送当時と2000年代後半に発売された食玩『トランスフォーマーガム』、2000年代前半に発売された『ロボットマスターズ』で立体化されている。
1989年版食玩は大型ジェットへの変形は可能だが分離は不可、リニューアル版食玩はスターセイバーとビクトリーレオが第1弾と2弾と続けて立体化、合体ギミックはあるものの合体ギミックが表示されたのはDXトランスフォーマーガムでセット版として発売されたときだった(当初は隠しギミック扱い)。
ロボットマスターズ版は単品売りとセット売りが存在している。ただしそれぞれ成型色が異なっている。また、ブラックバージョンも限定発売された。