恐竜戦隊(トランスフォーマー)
きょうりゅうせんたい
『トランスフォーマーV』におけるデスザラス率いるデストロンに属する部隊。テックスペックではジャールの出身とされる。
プリテンダーに近く、恐竜サイボーグの中に潜む人型ロボットが分離(トランスアウト)し、二体一組で戦うことができる。人型ロボットの方はモンスター形態にも変形可能だが、アニメではモンスター形態への変形は描写されず。破壊活動などの荒事・力仕事を主な任務としていた。
SD頭身でのコミカルな言動が多く、中でもゴウリュウとカクリュウの掛け合いが多い。メンバー同士は鈍重ながら信頼し合う主従関係にある。終盤、デスザラスに見捨てられたことでデストロンを見限りジャン達に協力、終結後は各々工事現場や遊園地に就職した。
コミカライズ版では各メンバーにそれぞれ子供がおり、最終回にてデスザラスへの忠誠は家族を養うためだった事が明かされている。
玩具は海外で発売されたプリテンダー・モンストラクターが基になっているが、小型ロボットを格納可能なアウターシェルは元々は恐竜ではなく、怪物のような形状をしていた。だがモンスターだと分かりづらいため、日本ではシェルを恐竜に変更したという経緯がある。
海魔兵ライリュウ
CV:佐藤浩之(1-2話)、里内信夫
所持サイボーグはブロントサウルス。ダイノキングに合体する際は下半身を担当。
メンバーの中では考えて行動する几帳面なタイプ。第31話ではカクリュウと掛け合いを演じた。
地割れを作り敵を落とす“ライブロントホール”を得意技としている。
陸王兵ドリュウ
CV: 掛川裕彦(1話)、広中雅志、緑川光(31話)
ステゴサウルスのサイボーグを持つ。ダイノキングに合体する際は右足を担当。
得意技は毒液や毒ガスで相手を弱らせ、角でとどめを刺すというどこから突っ込むべきか分からない“ドステゴカッター”。
光速兵ヨクリュウ
CV: 竹村拓(1話)、掛川裕彦(7、36-37話)、佐藤浩之(21、31、35話)
部隊唯一の飛行戦力で、プテラノドンのサイボーグを持つ。ダイノキングに合体する際は右腕を担当。
第5話で博覧会会場を襲撃した際、サメを模した建物を本物と勘違いしパニックを起こした事もあった。
火の鳥となって体当たりする“ヨクプテラノファイアー”が得意技。
CV:郷里大輔
恐竜戦隊が合体した姿。性格はゴウリュウのものを受け継ぐ。マルチ戦隊が合体したランドクロスのライバル。
武器はアニメではジャベリン、玩具ではカクリュウのトリケラトプスが装備する「ダイノブラスター」を構える。またアニメではビクトリーセイバーとの戦いでゴウリュウがエネルギーを密かに横領して作り上げた「ダイノブラスターキャノン」を使用。
得意技は大都市をも原始世界に変える“ダイノクラッシャーエナジー”。