概要
CV:難波圭一
第19話「合体!ライオカイザー」より登場。
レオザックら6体のブレストフォースが合体して誕生する重機動合体兵士。
戦闘力はロードシーザーを上回り、スターセイバーとゴッドジンライの2人を追い詰めるなどかなりの実力を持っている。だが、構成員が負傷していると合体できないうえ、構成員同士の仲の悪さから本領を発揮できないことが多いなどの欠点もある。
武器は槍とヌンチャクとストライクミサイルガン。必殺技はいったん自爆したかのように見せかけ、分離して超スピードで襲いかかる「バトルエクスプロージョン」戦法。また、透明化する能力を持つ。
最終決戦でビクトリーレオにより要塞に吹き飛ばされたことにより、エネルギーを吸い取られ、宇宙の彼方へ飛ばされるが、V放送上の最終回(総集編)である第44話でスターセイバーによってデスザラス共々救助され、V惑星にて治療を受けていることが語られた。
後の『トランスフォーマーZ』の雑誌展開ではデスザラスとともに姿を見せる。
玩具
玩具は89年に発売。槍およびヌンチャクは付属していないが、劇中通りに六体合体が可能。
海外では未発売だが、92年のG1末期に、ヨーロッパで仕様変更され、「レスキューフォース」とされたものが発売された。
その際、ヘルバットとガイホークは削除。製品自体もリペイントおよびリデコされ、更に各メンバーに付属していたブレストも削除され、所属もサイバトロン側に変更されている。
また、テックスペックにはメンバーの個人名および、合体機能に関する事は書かれていない(ジョイントが残っているため、合体形態への変形、および合体は可能。ただし両腕のメンバーが居ないため、不完全な合体形態になる。オリジナルのライオカイザーと混成させた合体は可能)。
全員がレスキュー要員として設定されており、元キルバイソンは、ビークルモードを対空戦車からアーム付き車両に変更されている(このアームを両腕パーツに見立てて合体させる事は可能)。
2015年に展開された玩具シリーズ『コンバイナーウォーズ』でも、2016年度プラチナムエディションとしてリメイクされた。
しかし、頭部および胴体を構成するのはレオザックとジャルガーではなく、同シリーズのスカイリンクスをレオザックに近いカラーリングに仕様変更した「デザラス」となっている。他のキャラクターも同シリーズの仕様変更でオリジナルと異なっていることから、ファンからの評価は賛否両論となっている。