ついに…我々の待ち望んだ真の勇者が誕生した!
その名も、勇者王ガオガイガー!!(number.01 勇者王誕生!)
基本データ
分類 | 勇者ロボ |
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形式 | 重機動スーパーメカノイド |
全高 | 31.5m |
重量 | 630.0t |
内蔵タンク総量 | 264.2t |
最高走行速度 | 時速172km/h |
最高飛行速度 | M3.0(補助ロケット噴射時) |
飛行システム | 翼端インパルスドライブ(推力:1200t×2) |
最大出力 | 10000000馬力以上(750万kw+) |
合体コード | ファイナル・フュージョン |
内蔵GSライドクラス | 機密(Gストーン動力炉) |
構造機関 | Gドライブ結合 |
動力 | GSライド接続 |
構造 | 結合Gボックスキャストフレーム |
ファイナル・フュージョン所要時間 | |
0~プログラムプログラムドライブ | 2.459秒 |
ENTフィールド噴射 | 2.610秒 |
0~完了 | 62.328秒 |
完了~フィールド解除 | 0.672秒 |
バリアシステム | プロテクトシェード |
最大エネルギー衝撃負荷 | 7.788×10の15乗ジュール |
物理的防御システム | レザーコーティングスーパーG装甲 |
物理的防御システム最大攻撃負荷 | 7.822×10⁸ |
メインコンピューター | 獅子王凱 |
マシンコンポーネント | サイボーグ・ガイ、ガイガー、ステルスガオー、ライナーガオー、ドリルガオー |
概要
ガイガーが3機のガオーマシン、「ドリルガオー」「ステルスガオー」「ライナーガオー」と合体、通称「ファイナルフュージョン」を行い誕生する重機動スーパーメカノイド。
ファイナルフュージョンに際してはGGG長官の承認が必要不可欠である。
勇者シリーズでは(一部を除いて)お馴染みのトリコロールではなく黒を基調としたカラーリングである。
また、胸のライオン、肩の新幹線、脚部のドリルなど歴代の勇者ロボの集大成と呼べるような外見をしている。
ゾンダリアン側からは当初「黒いロボット」と呼ばれていたが、11話の北海道苫小牧での粒子加速機イゾルデ攻防戦で名称を認識し、以降呼称もする。
基本的な攻撃方法は「右腕で破壊し、左腕で守る」を主体とした殴る蹴るの近接戦闘。
勇者ロボでは珍しく剣武器や光線技を一切使わない。また、飛び道具もブロウクンマグナム(ロケットパンチ)のみでミサイルや銃は装備していない。これは米たに監督のこだわり。
ギャレオンからもたらされた対ゾンダー用のジェネシックガオガイガーの設計図を基に開発された機体である。
しかし、異星のオーバーテクノロジーを地球の技術で無理やり再現した機体ゆえ、序盤は何度も不具合に見舞われ、初出撃の時点でのファイナルフュージョン成功率も限りなく0に近い有様であった。
また、ゾンダーロボの動力であるゾンダー核に関する情報が皆無な点もあるが、序盤でGGGが保有する兵器の中では本機しかゾンダー核の摘出機能は有しておらず、先んじて開発されたツールも単純な破壊力しか持っていなかったため、結果として18話までの戦闘では必ず負荷がかかる必殺技ヘル・アンド・ヘブンを発動せねばならず、ゴルディオンハンマー及びゴルディーマーグが完成するまでの間、凱は何度もヘル・アンド・ヘブンの負荷による生命の危機に瀕していた。
実戦を繰り返すたびに機体のアップデートが施され、その結果、原種大戦後の時点では、初出撃時と比べて外見以外は別物と言っても良いほどの性能を得た。原種大戦の頃には地球の技術解析・発展も進み、元であるジェネシックガオガイガーには無かった装備や、原型はあったが大きく運用が変わった装備も搭載される。
脊椎原種戦中のアクシデントから、大気圏外行動が可能な宇宙用装備ステルスガオーⅡと合体し『スターガオガイガー』になるが、劇中は従来のまま呼ばれ続ける。
あくまでも『機械の兵器』『オーバーテクノロジーの不足分を機械で補った巨人』であり『完全無欠』ではない。故に人類の成長と勇気と共に改良、パワーアップが行われる。この点は、戦いと共に機体を改良し強化していく、マジンガーZのオマージュ。
合体機構を持つロボットアニメでも、自力での分離が出来ない珍しい特徴を持ち、合体したまま帰還して基地内で分離を行う。エリアⅣ水陸両用整備装甲車での分離作業の様子はnumber.02で詳しく描かれている。
ゾンダー及び機界新種の脅威が去ると、護はギャレオンと共に宇宙へ旅立ったため、本機の存在は事実上消失。地球防衛の役目は、ガオファイガーへと受け継がれた。
ガオファイガー就役後も、ガオガイガーを構成していた旧ガオーマシン達は引き続き戦力として活躍していたが、帰還した護……と思われたレプリジンによってレプリガオガイガーを構成するために強奪されてしまい、新旧勇者王同士の死闘を得てすべて破壊され喪失。
本物のギャレオンも本来の姿へ改修され、地球版ガオガイガーは完全に失われた…
が、約10年後の覇界王キングジェイダー戦にて、ソムニウムが過去から呼び出したGGGの初陣となるEI-02と戦闘直後のギャレオンを用いて現代のガオーマシンとファイナルフュージョンすることで再び戦場へ舞い戻ってきた。タイムパラドックスの懸念からEI-02戦での破損個所やブラックボックスの修復は行われなかった為、能力は低いままだが、性能を凱がエヴォリュダー能力で補い、更に最適化され切った最新のガオーマシンと合体してるため、本編のガオガイガーよりも戦闘力は格段に上がっている。
覇界王ジェネシックとの最終決戦時にも使われ、決戦後ソムニウム・ライにより元の時代へと返された。
主兵装
ブロウクンマグナム
右前腕部を高速回転させ射出する、ロケットパンチ。ガオガイガーの数少ない飛び道具。
ゾンダーバリアーを力ずくで打ち破るほどの威力を持つ。
ある程度遠隔操作することも可能。また、敵に食い込ませて内部で自爆させることもできる。
プロテクトシェード
左腕から防御フィールドを展開する技。
相手の攻撃を防御、また五芒星型にして反射する。
全身に張り巡らせることも可能。
プラズマホールド
プロテクトシェードの展開時に発生する防御フィールドを反転させ、相手を捕縛し動きを封じる応用技。
防御フィールド内では激しい電離現象が発生するため、相手の電子機器を破損させる効果もある。
劇中ではたった2回しか使われていない。
ドリルニー
両膝のドリルガオーのドリルを突き立て、相手に膝蹴りを繰り出す技。
専用ハイパーツール
ディバイディングドライバー
突き刺した周囲の空間を湾曲し、戦闘フィールドを形成するツール。
直径10㎞の円形状のフィールドを最大30分間形成できる。
フィールド消滅時にフィールド上の異物が混ざっていた場合、地球が壊滅するほどの大爆発を引き起こす恐れがある。
オープニングでは高らかにその名を叫ばれているが、知っての通り、補助兵装であって武器では無い。
モデルはマイナスドライバー。
ゴルディオンハンマー
正式名称「グラヴィティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール」
重力衝撃波を発生させて敵に叩きつけることで敵を光子まで分解し、完全に消滅させることができる。
使用には、マスターキーを介したGGG長官の承認と、キーカードによるセーフティデバイスの解除が必要。
マーグハンド
ゴルディーマーグが変形した、ゴルディオンハンマー専用ツール。
右前腕部にコネクトし、タイヤ部から光の杭を生成、「ハンマーヘル・アンド・ヘブン」を使用することができる。
ディメンジョンプライヤー
空間に影響を及ぼす事態を想定して開発されたツール。
普段は3機のマルチロボ「プライヤーズ」に分離しており、使用時に合体してディメンションプライヤーとなる。
空間をつかみ取って大気圏外に投げ飛ばすことができる。
TV未登場ツール
必殺技
ヘル・アンド・ヘブン
「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」の詠唱で右手の攻撃エネルギーと左手の防御エネルギーを融合させ、EMTトルネードで拘束した敵に突撃、ゾンダー核を抜き取る技。
凱とガオガイガーにかかる負担が大きく、使用後、凱は幾度となく命の危機に瀕していた。
ハンマーヘル・アンド・ヘブン
負荷の大きいヘル・アンド・ヘブンに代わる必殺技。
マーグハンドから生成した光の杭をゾンダー核に突き刺す「ハンマーヘル」と、突き刺した杭をバール状のクローで引き抜きゾンダー核を摘出する「ハンマーヘブン」で構成される。
核摘出後、ゾンダーロボのボディーはゴルディオンハンマーで完全消滅させる。
関連イラスト
関連タグ
スターガオガイガー ガオファイガー ジェネシックガオガイガー ガオガイゴー
マジンガーZ:本機のオマージュ元。
ゴッドグラヴィオン:ガオガイガーの没デザインが再利用されたという噂のあるスーパーロボット。