ヘル・アンド・ヘブン
それは、攻撃と防御のエネルギーを一つに合わせたガオガイガー最強の必殺技である!
(Number.01 勇者王誕生!より)
概要
重機動スーパーメカノイド『ガオガイガー』、及びその派生機体の必殺技。
攻撃を司るブロウクンアームと、防御を司るプロテクトアームを発光させ、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」の呪文と共に両手を組み、攻撃エネルギーと防御エネルギーを融合。
『E.M.Tフィールド』で敵の動きを封じた後、融合エネルギーを纏い、推進力で両掌を突き刺し敵の核を抉り、敵体内に送り込んだ融合エネルギーを開放、内部から爆破する……というのが一連の流れである。
呪文は『緑の星』の言葉で『二つの力を一つに』という意。
TVシリーズでは、この技を『ゾンダー核』の摘出に使用する。これは『ギャレオン』内部のブラックボックスから再現。現在の突撃する方法は凱がシミュレーション内で編み出したオリジナル。加えて最後の呪文が未解明の不完全版で、機体と使用者の身体に掛かる負担が大きい。
特に当時サイボーグ・ガイにとってはまさに命を削る『諸刃の剣』で、number.15での使用直後に身体機能が停止し掛けた。
後にハイパーツール『ゴルディオンハンマー』が開発され、その座は『ハンマーヘル・アンド・ヘブン』に譲られたが、ハンマーが使用できない状況下では何度か使用された。
原種大戦終結後には、凱が『エヴォリュダー』へと進化した、後継機の全体的な性能強化の結果、連発さえしなければ問題ないレベルまで安全性が明確となり再び使われる。但し、使用後のダメージが回復できるだけで不完全技である事に変化は無い。
強力な技である半面、隙が生みやすく、『E.M.Tフィールド』で相手を拘束して、この技を繰り出すが、この拘束も確実とは言えず、一部のゾンダーロボやメカノイドには振り払われ反撃された。
基本的に左腕の防御エネルギーを先にオーバーフローさせる事によって中のゾンダー核、あるいはメカノイドの搭乗者を保護する。
ガオファイガーは一度だけ攻撃エネルギーを先に展開して使用した事がある(この場合は防御エネルギーによる保護がされない)。これはレプリ護が目の前で『イレイザーヘッドXL』ごと『超竜神』を貫いた事に対する怒りと嘆きによる感情の変化に伴ったものである。
ギャレオンに本来搭乗するはずだった緑の星の指導者カインとその子ラティオは、生身で使用することができる。その際、El-01との戦闘で破損したブラックボックスから失われた最後の一文、「ウィータ」を唱えて融合したエネルギーを一点に集約させる。
pixivに於いて
この技と似た構図のポーズの画像に、このタグが付けられることが多い。主に「両手を広げたポーズ」「両手を組んだポーズ」などが該当する。
もしかして
イナズマイレブンGOギャラクシーに於けるチーム「ダークエンジェル」の必殺タクティクス。公式ではブランクを入れて「ヘル アンド ヘブン」と書くのが正しいようである。(画面でもそう見える)味方選手の移動速度UPと同時に相手選手の移動速度をDOWNさせる攻防一体の技。
関連タグ
使用機体
スターガオガイガー…使用したのはレプリジンで、本物は未使用。
ガオファイガー…『覇界王~』では「ウィータ」をつけたバージョンを使用。
ガオガイゴー…Gパワーのみのヘル・アンド・ヘブンも可能な上、二つのエネルギーとしてGパワーとJパワーを融合させる強化版も使用。
メドローア・・・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する呪文。左右の手にそれぞれ、火と氷の相反する攻撃呪文を展開し、両者を合体させて放つという、類似点の多い必殺技。
ポチョムキン・・・Xで使用している覚醒技、ガイガンターの派生技・ガイガンティックブリッドが両手に赤と青のオーラを纏って組み、そのまま突進する…とモーションがそっくり。
鋼鉄ジーグ・・・技の一つであるナックルボンバーの射出ポーズのモーションがそっくりだが、誕生したのはこちらが先。
バオウ・ザケルガ・・・登場当初は諸刃の剣、外部の強化手段を持つ、ある時期から威力が強化されデメリットも軽減される、技の開発者と実際の使用者が異なる、同系の強化版も存在といった共通点がある。