概要
宇宙メカライオン『ギャレオン』と『サイボーグ・ガイ』が『フュージョン』したメカノイド『ガイガー』と3機の支援メカ『ガオーマシン』が重機動スーパーメカノイド『ガオガイガー』へ合体する行為及びそのコードを指す。
合体に際しては『GGG長官』の承認が必要不可欠であり、『GGG機動部隊』メインオペレーターが専用コンソールに合体コードを入力、実行し初めて合体可能と成る。
他方で戦闘途中の分離、再合体は不可能。戦闘での途中離脱や終了後は整備用巨大移動施設へと回収され、洗浄滅菌処置と受損傷状況の確認を受けた後、専用設備で『フュージョンアウト』の作業を行う必要がある。
合体開始時に『ガイガー』の腰部に備わる噴射口から発せられる電磁竜巻『E.M.Tフィールド』で合体時の無防備状態から敵の妨害をある程度防ぐ能力を有するも、相手側の攻撃力がフィールドより高い場合は侵入を許すケースもある。
異星の極めて高度な技術力で作られた『ガイガー』を中核に置く理由から未解明な部分も多く、初出撃時点では成功率を「限りなくゼロに近い」と、まともに合体する事さえ保証しかねぬ状態であった。合体に要する時間も1分以上で、戦闘後も上腕やダンパーがボロボロになる等、戦闘よりも合体時の負荷で機体が損傷する有り様だった。
実戦での合体で得たデータを基にソフト面でのアップデートが毎回人の手により更新され、安定性が大幅に向上している。他方で『ガオーマシン』が敵に乗っ取られ、機密保持にソフトが初期化された際に、人の手を介して行われる『ファイナルフュージョン・マニュアル』も存在する。
宇宙空間仕様の『スターガオガイガー』、後継機として製作された『ガオファイガー』や『ガオガイゴー』も合体コード及びプロセスは同じ。
原型機の『ジェネシック』に関しては承認を必要とせず、『ジェネシックマシン』の封印を解かれて以降、搭乗者の任意で行える。
『ガオファイガー』は『ガオファー』が生成した『プログラムリング』を各『ガオーマシン』に伝達され合体を行う。この悪影響を防ぐのに生成される『ファントムチューブ』は『E.M.Tフィールド』と同質ではあるものの、物理的遮蔽能力は劣る。
『ガオガイゴー』では『ヤマツミ』や『ヒルメ』からの光学回線によるプログラム転送が行われる為、『ガオガイガー』と同じ『E.M.Tフィールド』が使用される。無線送信のできない異常電磁場『インビジブルバースト』発生時には有線で各『ガオーマシン』と接続して合体プログラムが送信され、合体時には通信ケーブルは切り離される形式で対応、『覇界王ジェネシック』との第一次接触後は通常通りに戻された。