ガオファー
がおふぁー
『エヴォリュダー獅子王凱』がガオーマシン『ファントムガオー』と『フュージョン』した『メカノイド』。
三機の新型ガオーマシン『ドリルガオーⅡ』、『ステルスガオーⅢ』、『ライナーガオーⅡ』と『ファイナルフュージョン』する事で、ファイティングメカノイド『ガオファイガー』となる。
『護』と共に宇宙へと旅立った『ギャレオン』の代替として開発された量産化前提の機体。
だが、操縦者の資質が限定される事もあり、最終的にはエヴォリュダー専用機に落ち着く。『ガイガー』の実戦データを基にして開発されたが、完全な模倣が出来ず幾度の仕様変更がなされ、ロールアウトには半年以上の時間を費やす。そのため複数機の機能試作型が開発されるも、その内の一機が初陣で使用された際にバイオネットの手により奪取されてしまう。その後、奪還には成功するもののメタルサイボーグが実行したフュージョンの影響により機体を封印され、次号機が正式採用されるに至った。
実際に製造された数は3機ほどだが、正式採用機は三重連太陽系での戦闘により破壊され、予備機はテストヘッドとして残され『ガイゴー』の開発に貢献した。残る初号機であるプロトタイプは事件後パーツ取りという名目で隠蔽されたが、およそ10年後に現状維持の状態で発見され、現在の技術により近代化改修された後に、再び凱の愛機として戦線復帰する事となる。
銃火器の類は、あくまで『GGGは防衛組織である』という観点から持たされておらず、固定武装の腕部の爪『ガオファークロー』のみが唯一の武装となる。腹部のリングジェネレーターからプログラムリングを生成しファイナルフュージョンを行う。単機でファントムリングの生成も可能だが、『ガオファイガー』とは異なりリングそのものを発射する形式。ボルフォッグのホログラフィックカモフラージュの発展型である光学ステルス機能であるファントムカモフラージュも、敵に対する不意打ち目的での使用は、凱自身の勇者としての矜持から攻撃目的としては全く使われず、『ファントムガオー』形態の際に拠点捜索での起動時や待機状態でしか使われない。
『ガイガー』と同様に『新型ガオーマシン』を作戦行動によって装着し、一部の能力を特化させる事が可能。合体システムこそ異なるが『旧ガオーマシン』との互換性が持たされており、本機では活かされなかったものの、事実上の後継機であるニューロメカノイド『ガイゴー』との換装で実現した。
『ガイガー』と比較すると、フュージョンの再現性やエネルギー効率の都合から、長期戦になるとガイガーよりも不利になる。『レプリガオガイガー』との直接戦闘では長期戦にはならなかったために遅れは取らなかったものの、『覇界王』では『ガオガイゴー』との共闘でその欠点が露呈してしまった。
形式番号:GBR-11
全高:23.5m
重量:112.6t
動力:GSライド
内蔵タンク総量:34.0t
最高走行速度:時速350km/h
最高飛行速度:M1.0
最大出力:185000kw
武装
ファントムクロー
ファントムリング
ファントムカモフラージュ(設定でのみ)