「オーレッ!」
★声:宍戸勝
★スーツアクター:横山一敏 ※前年までメタルヒーローシリーズで主役を演じていた横山は、初めて戦隊に異動。このオーレッドからメガレッドまで3年連続で戦隊レッドを演じることになる。また、仮面ライダーフォーゼにて立神吼(レオゾディアーツ)役で顔出し出演。十数年の時を経てライダーへの出演も果たした。また、アクションの腕も健在である。
★概要
オーレンジャーの隊長・星野吾郎が変身する。空手や剣道といった武道を得意としており、強い正義感でマシン帝国バラノイアに立ち向かう。
強靭な肉体を持ち、フィジカルの強さはオーレンジャーの中では最強である事は間違いない。初出撃ではバラドリルの凶悪な攻撃に耐え、単身でこれを撃破する強さを見せつけた。
だがそれ以降の戦いは、敵に超能力や不思議な力で弄ぶ様に責められると手も足もでず、一方的に苦しめられてしまう事が多く、ジャグチャックやバラペテンと対峙した際には放尿を浴びせられながら空中で何度も回転させられたり、水晶玉に閉じ込められて逆さ吊りにされ、回されながら火炙りにされる、といったハードかつ屈辱的な攻撃で徹底的に苦しめられるが、結局反撃は出来ず、為されるがままであった。バラスカンク戦に至っては「原子分解ガス」を浴びて変身解除に追い込まれるケースを二度もやらかす、ゴミの山の中に潜んで奇襲を仕掛けようとしたらボンバー・ザ・グレートに妨害されるといった散々な目にあっている。
心身共に歴代の戦隊ヒーローの中でも高い位置にいると思われるオーレッドであるが、敵もバーロ兵含め歴代でも凄まじい強さを誇るバラノイア帝国である。高い戦闘力と熱い正義の心を持つオーレッドを屈辱的な攻撃で心身共に痛めつけ、力の違いを彼の身体に嫌という程「分からせる」展開が多い本作。しかし、どんなにマシン獣の攻撃で無様な姿を晒そうとも、彼は決して心が折れる事はない。ボロボロになりながらも、必ず立ち上がる姿が非常に印象的なヒーローである。
海外版『ジオ』ではトミー・オリバーが変身する。トミーにとっては初のレッドである。逆に初代のレッドだったジェイソンはゴールドレンジャーに変身しており、レッドと6人目のポジションが入れ替わる格好となっている。
★戦力
★スターライザー
マスク部分から取り出す星型の鍔が目を引く剣。星型の鍔から「スタービーム」を放つ。
刃が特殊鋼サーメットで作られており、直径300ミリメートルの鉄柱も簡単に切り裂く。
★レッドジェッター
オーレッドのバイク。星部分からビームを発射する。
バラハグルマにスーパー歯車を取り付けられ、暴走した後に破壊されたり、SSスタタンゾに「家出したくなるガソリン」を入れられ、レッドと共にバリバリアンに強制連行されたりと散々な目にあっている。
スカイフェニックスから投下される巨大なタイヤ型の兵器で、中に乗り込んで高速で敵に突撃する。
激突と同時に脱出する必要があるが、その技術を持っているのはオーレッドのみのため実質レッド専用武器。(オーブルーが使用した際は脱出の技術を持っていなかったため変身解除するほどの重傷を負った)
★必殺技
★超力スターダッシュ
全身に超力を込めることでコンクリートの壁をも突き破る突進。
★秘剣・超力ライザー
スターライザーの刀身に超力を注ぎ込んで、敵を切り裂く必殺技。
スターライザーを振り下ろして敵を叩き斬る時に「うぉあたぁ!」と叫ぶのが印象的。
★超力ニードル
空中から落下する勢いを利用して、スターライザーで敵の脳天を貫く。
バンジージャンプの勢いを利用したバンジージャンプ斬りも存在する。
★巨大戦力
オーレンジャーロボの頭部になる。ウイングヘッドの状態では、スーパークラウンソードを武器に戦う。
第19話から登場。実は本編開始前に超力モビルと同時に作られていたが、突如暴走してしまい、テストパイロットの桐野少尉(演じたのは、『地球戦隊ファイブマン』で星川健を演じた信達谷圭)が事故死したため、お蔵入りになっていた。
出撃の際には大砲で撃ち出される。
アン・アリソン著『菊とポケモン』のようにこの桐野少尉を「先代のオーレッド」としている書籍もあるが、桐野自身がオーレッドであったことはない。
★レッドブロッカー
オーレッドのブロッカーロボで、オーブロッカーの胴体になる。
そしてオーレッド同様にキングスマッシャーやスターライザーを使用する事も出来る。
★関連イラスト
★関連タグ
スーパー戦隊シリーズ歴代レッド
※「オーレVSカクレンジャー」では、オーレンジャーはカクレンジャーの存在を認知していた模様。
「VSカーレンジャー」ではボーゾックに拉致されてしまうが、三浦参謀長の猛特訓で絆を深めたカーレンジャーによって救出され、戦い終えた両戦隊は、海岸でパーティーをした。