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概要
体の一部(主に足首)をゴム製のロープで支柱に結びつけ、そのまま建物の屋上や橋の上から飛び降りるもの。主に遊園地のアトラクションや、渓谷を結ぶ橋などで行われる。
ゴムロープの伸縮性に従い、一度飛び降りた後は地面に到達することなくヨーヨーのように空中で上下に大きく揺れ続ける。そのスリルを味わうのがこの行為の醍醐味でだが、バラエティ番組の罰ゲーム企画としても1つの定番モノとなっている。
なお、複数要素を足したエクストリームスポーツ化しているイラストも一部で投稿されているようだ。
2018年、艦隊これくしょんのコラボイベント「よみずいランド」では、着地マットに榛名が描かれる(「榛名は大丈夫です」のセリフ付き)という仕様が成されており、嫁艦への愛を叫びながらダイブする提督が長蛇の列を作ったため「1日当たり過去最高の稼働数(待機列240分=4時間待ち)」を叩き出した。誰が呼んだか「史上最も多くの男を身投げさせた女」。その盛況ぶりは、よみずいランド最終週に「命綱(ゴムパーツ)が耐久限界に達した」と艦これ運営が緊急ツイートするほどである。詳細は榛名バンジーを参照。
歴史
バンジージャンプの由来は、バヌアツのペンテコスト島にある通過儀礼「ナゴール」と言われている。「暴力を振るう夫から逃れようとする妻が足に蔦を巻き付けて木から飛び降り、上から夫が追うも何も装着していなかったため地面に激突、死亡し妻は助かった」という伝説から、「高所から飛び降りる=勇気の証」としてとられたようだ。
この儀式を聞いた当時16歳のA・J・ハケット(以下、AJ)は興味を示し、蔦をロープに変えてオークランドの橋で試したところ壮絶な快感を覚えドはまりした。
以降、AJは「高いところを見ると飛び降りたくなる」という思いをするようになり、日を追うごとにエスカレート。安全に飛べるようにロープからゴム紐+ハーネスに変え各地の橋からジャンプ、ロープウェイ、そして警備の隙をかいくぐりエッフェル塔のアーチから飛び降りたものの流石に逮捕され、短期間拘禁された(当時の新聞が名付けた渾名は「ゴム男」)。その後自由の女神のトーチからも飛び降りようともしたが登る直前で見つかった。
ニュージーランドに戻ったAJは「AJハケットバンジー」という会社を設立し、借りた鉄道橋でバンジージャンプを行いたい人を募集したところ、数千人が押し寄せビジネスは大成功。ヨーロッパやマカオ等にも事業を展開し、現在は世界中で有名なエクストリームスポーツの一つとなっている。安全に飛ぶためのルールやカウントダウンも、全てAJの発明である。
因みに、AJはヘリコプターから1000m以上もののバンジージャンプにも成功し、2017年にアドベンチャー・ツーリズムを評価されニュージーランド・メリット勲章を授与された。