榛名バンジー
はるなばんじー
2018年のエイプリルフールにおける艦これ運営鎮守府の狂言(興言)によって開催が決定された「第二次瑞雲祭り」。
前年に富士急ハイランドを「瑞雲ハイランド」と称してジャックした瑞雲祭りで展示された「1/1スケール・瑞雲」と、本年度開催に向け建造した「1/20スケール航空戦艦・日向」を季節営業外の園内プール「Water Amusement Island」の水面に浮かべる傍ら、よみうりランド内の一部アトラクションが「瑞雲熟練搭乗員 養成アトラクション」と「瑞雲精鋭搭乗員 養成アトラクション」の指定を受け、それらを体験することで「公式アイテム1点を進呈」するプログラムが取られることとなった。
そのうち、「瑞雲精鋭搭乗員」に充てられたのが都内唯一のよみうりランド常設バンジージャンプであり、これを1回体験することで特製シールが貰えるようになっていた。
各アトラクションには艦娘イラストがふんだんに散りばめられるなど特別仕様で来場した提督諸兄を迎え入れたが、バンジージャンプは百科事典の記事通り榛名が担当することになった。
※イメージ図
なんと「バンジージャンプ用のエアクッションカバー一面にデカデカと張られる」形で採用されることとなった(実際のイラストは三越コラボにて使用されたカレー缶セットの化粧箱)。
その構成故、「榛名に向かって飛び込める」という点が提督諸兄のハートを鷲掴みにし、イベント物販が混雑する瑞雲祭り初日からバンジージャンプだけに2時間待ちを発生させ、初日稼働で1日平均の利用者数がよみうりランド創業以来最高値を記録するという凄まじい事態になった。(同様に精鋭搭乗員指定を受けた三隈担当の「ループコースターMOMOnGA」もよみうりランド史上最大級の利用者数を記録)
「イチローよりもユンケルを売った女」に続き、「最も多くの男を(物理的に)飛ばした女」が誕生した瞬間である。
更に最終公演を間近に控えた5月下旬には「利用者が多すぎて命綱の使用限界が想定以上に早まってしまった」事が判明。最終公演1日目の再稼働を目処に、交換部品の到着までバンジージャンプが利用不可になる代わりに、ジャンプ台から榛名のエアクッションカバーを拝見できるようになった。
部品交換後の瑞雲祭り最終日には昼の時点で4時間待ちという歴代最長の待機列を作り、普通は度胸試しとして恐れられるバンジージャンプを「マスコミの広告無しに超長時間待ちのアトラクションに化けさせる」という異常事態を見せつけた。
この大盛況から間もないタイミングで行われたゲームのアップデートで、金剛型改二に対してプラスに働く補正やそれを持つ新装備が実装されたのだが、中でも榛名はその補正が一番大きい。補正が加えられた装備が、榛名を象徴するダズル迷彩仕様の35.6cm砲系列だったこともあり、「バンジーで大盛況に貢献した榛名へのご褒美なのでは」と解釈する提督もいるとかいないとか。