2018年4月1日の艦これ運営鎮守府Twitterにて発表された「鎮守府第二次"瑞雲"祭り」会場、よみうりランドのこと。
同年4月21日から開催され、当初予定は5月27日までであったが一部イベント内容については1週間延長され6月3日までの実施となった。
今回のアップデート
基本的なコンセプトは前年の瑞雲ハイランドこと富士急ハイランドにおける第一次瑞雲祭りを踏襲しているが、一部新しいネタも登場。
- 瑞雲の水上展示
第二次瑞雲祭りの公式アナウンスより前、前回のイベントで建造した1/1瑞雲の処遇について「どうせなら水上機らしく水上に浮かぶ姿を・・・」と運営が漏らしていた。
その結果、よみうりランド併設の園内プールに浮かべるという方法で「運営のつぶやき」を現実のものとした。
通常、屋外型プールは「何らかのイベントがなければ夏季期間以外で営業をしても集客が難しい」という側面があり、オフシーズンでの施設有効活用策にもなったとか。
余談であるが、6周年記念インタビューにおいて田中謙介プロデューサー自ら「関西圏での瑞雲祭り開催も検討したが、1/1瑞雲が運び込めるような場所がなく断念した」ことが明かされている。
1/1模型とはいえ此の瑞雲は12m四方の原寸大のプロップであり、更には瑞雲を前に大勢のユーザーが集まった上での艦娘音頭大会を行うとなれば相当な坪面積が必要となることは想像に難くなく、「瑞雲をプールに退避させる」展示方法はまさしく立地条件と季節が噛み合ったウルトラCだったのである。
- 1/20師匠
前年に続き1/1サイズの瑞雲が展示されたが、展示場所のプールには新しく建造された1/20サイズの日向(艦娘ではなく実艦の「航空戦艦 日向」)の模型が並べられた。
運営曰く「開催まで間に合えば」と但し書きでの建造だったため、展示当初はディティールの不足が見られたが(無塗装の菊紋など)、GW空けには若干の手直しが実施され見栄えが良くなっている。
- 榛名バンジー
よみうりランドの人気アトラクション、バンジージャンプも瑞雲祭りモードになった。
詳細は個別記事参照。園始まって以来の利用者数となったとか。
- 迷子の護衛空母
本年冬の期間限定海域にて実装されたアメリ艦娘。
前月に九州の西端で実施されたイベントで付与されてしまった属性が「毎週設置場所が園内のどこかに変わるPOP」としてさらに強化されてしまった…。
実はゲーム内でも・・・
よみずいランド園内で展示されたPOPの一部は新たに新規イラストとして描き起こされており、この内択捉型の2隻と三隈・速吸の4隻が瑞雲祭り仕様のイラストとなり、この内佐渡と対馬はゲーム内限定グラフィックとして採用されている。
それと同時に中破バージョンも当然実装されたわけだが、とりわけ佐渡の中破グラはブンドドしていた瑞雲を壊してタンコブ作って目に涙を溜めているガチ泣き寸前という提督の心を抉りに来る強烈なものであった。
また瑞雲祭りのアイコンにもなった「瑞雲法被」にも仕様変更が行われており、黄色の味方識別帯の施工位置が17年仕様と18年仕様で異なっている。
左(17年仕様)の識別帯が袖なのに対し、右(18年仕様)は肩に移動している。
このためか、瑞雲祭りの長たる日向と伊勢に限り、ゲーム内でも18年仕様の法被に更新されている。
そして【瑞雲mode】のグラフィックが実装された艦娘はこれだけでなく、
2017年(第一次瑞雲祭り)
2018年(第二次瑞雲祭り)
といった具合に次々と実装されていき、瑞雲祭りの勢いは留まることを知らない。
今後開かれる瑞雲祭りの度に、【瑞雲mode】が増えていくことが見込まれる。
総括
「誰がここまでやれと言った」再び。
…この奇祭、一体どこまでいくつもりなのか…。
余談
サミュエル・B・ロバーツ役の白城なお氏は延長後の最終日である6月3日によみずいランドへ訪れ、当然1/1瑞雲も見に行ったのだが、氏がそこで見たのは数日前に撤去されて瑞雲が消えたプールであった。
これにより白城氏についてもドジっ子疑惑が立ったとかなんとか。