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ヨーヨー

よーよー

ヨーヨーとは、おもちゃの一種で、一般的に木製もしくはプラスチック製の2つの円盤を短軸で連ね、軸にひもを巻きつけた形状をしたもののことをさす。
目次 [非表示]

🪀種類編集

 ヨーヨーと呼ばれるものは一般に2種類ある。

 一つは、水風船をゴムひもでつないだ水ヨーヨーである。

きみに決めた

 もう一つは、概要にあるとおり、紐を巻きつけた円盤状の物体を上下させて遊ぶものである。創作では武器として扱われる事もある。

 本項では、後者のヨーヨー、特に近代競技用ヨーヨーについて解説する。


概要編集

 起源は非常に古く、紀元前500年の古代ギリシアにおいて既に存在していたとされ、アテネの国立博物館にも展示されている。

 やがて交易路を通じて世界各国に広まっていき、日本には江戸時代中期に大陸を通じて伝来した。


 ヨーヨーを最下部まで垂らすと、そのままストリング(ヒモ)を巻きとって上昇する。手のひらまで昇ってきたらそれをまた下降させ、腕の動きを調整することによってこれを繰り返す。

 原始的なヨーヨーでは軸にストリング(ヒモ)が固定されており、上記の技(グラビティ・プル)しか行うことができない。


 しかし、近代ヨーヨーにおいては、ストリングの先がループ状になっており、ヨーヨーを最下部までおろすとそのまま空転する仕組みになっている。これをスリープと呼ぶ。

 ヨーヨー競技は、このスリープを利用して様々なトリックを行うことで、技の巧みさを競うものである。


フィクション作品では、ヨーヨーを武器として利用するキャラクターがおり、基本的には物理攻撃を相手に与える(現実社会でヨーヨーが武器となった歴史はない)。スケバン刑事麻宮サキが人気のきっかけとされ、ゲーム作品ではギルティギアシリーズのブリジットなどが有名である。



プレイスタイル編集

 21世紀になってからは、ヨーヨーのプレイスタイルが細分化されるようになった。

 ヨーヨーの使い方で大きく5つに分けることができ、公式大会もこの5つの部門に分かれている。

 使用ヨーヨーもプレイスタイルごとに異なるのが普通である。ある程度オールマイティに作られているものもあるが、そのようなものでも2Aと他のプレイスタイルを両立することは非常に困難である。


1A部門(ワンハンドストリングプレイ)編集

G5+1A

 ちょうど1個のヨーヨーを使い、ストリングを操作することによって様々な形状を作るプレイスタイル。しばしばあやとりに例えられる。

 最も基本的なスタイルだが、高度なものでは複雑なストリングの動きやストリングをたるませる(スラック)が要求される。


2A部門(ツーハンドルーピングプレイ)編集

2A昔の絵

 ちょうど2個のヨーヨーを使い、ヨーヨーを大きく周回させることを中心にしたプレイスタイル。

 最も派手でヨーヨーらしい動きをするため、デモンストレーションなどでは好まれるスタイルである。

 こちらも基本的なスタイルだが、コツを掴むのに猛練習が必要な上に、最も基本的なトリックがツーハンド・インサイド・ループ(ダブルループ)からと、初心者には非常に敷居の高い部門である。


3A部門(ツーハンドストリングプレイ)編集

ちはや

 ちょうど2個のヨーヨーを使ったストリングプレイを行うプレイスタイル。

 一方のストリングにもう一方のヨーヨーを載せたり、互いのストリングを絡めたり(キンク)、一方の軸を指の代わりに使ってもう一方でトリックを行ったり(アシステッド)といった、単に2個使っているだけにとどまらない独特のプレイが特徴。

 かつて最もマニアックな部門として知られていたが、近年ヨーヨーの性能が向上したことにより、競技人口の増加・技の複雑化などが進んでいる。


4A部門(オフストリングプレイ)編集

4A

 ストリングとヨーヨーがつながっていない状態で行うプレイスタイル。

 ジャグリング用具のディアボロに良く似た動きをする。実際ディアボロから借用した技も多い。

 使用ヨーヨーは通常1個だが、2個使うソロハムというスタイルもある。


5A部門(カウンターウェイトプレイ)編集

5A

 ストリングの端を指につなぐのではなく、ウェイト(おもり)をはめて行うプレイスタイル。

 ヨーヨーとウェイトを振り回したり(トワル)放り投げたり(エアリアル)することで、ヌンチャクのようなアクロバティックなプレイができる。

 特に専用のヨーヨーは必要なく、1A用のヨーヨーにウェイトをつければとりあえず始められるため、プレイにあたっての敷居は比較的低い。


Pixivでの扱い編集

 ヨーヨーで遊んでいるイラストや、ヨーヨーを武器としたキャラクターのイラストが主である。

 他に特筆すべきものとしては、以下のようなものがある。


ヨーヨー擬人化編集

仏陀王

 実在するヨーヨーの機種を擬人化したもの。

2018

 このキャラクター「蹴る子」は、キックサイド(ヨーヨージャム)の擬人化キャラクターであるが、彼女の絵を冠したキックサイドが実際に発売されている。


ヨーヨーキャップ編集

リボーン痛ヨー作ってみたシャナ痛ヨー作ってみた

 ヨーヨーの側面についているキャップは、機種によっては自作のものに換装することができる。そのためのキャップデザインを公開しているイラストも存在する。

 ちなみに、上記では『家庭教師ヒットマンREBORN!』のキャラクターが使われているが、ヨーヨーの名前も「ヒットマン」という。

ヨーヨーキャップ

 上のような絵は、ヨーヨーの大きさに合わせて印刷し、加工することでキャップとして使用することが可能である。


DJLF

 こちらはメーカーに発注してレーザー刻印した例。

 メーカーによっては、ヨーヨーのキャップにオリジナルデザインを印刷してくれるサービスもある。


ヨーヨーが登場する作品編集

※作品名50音順



ヨーヨーを使用する架空のキャラクター編集

※作品名50音順





関連イラスト編集

ブリジット

4/4はヨーヨーの日スケバン羅々(スタートゥインクルプリキュア)


関連リンク編集

おもちゃ 6月6日(ヨーヨーの日)


ハイパーヨーヨー 中村名人

ストリングプレイスパイダーベイビー


旋刃盤 - ヨーヨーに回転する刃を着けた架空の武器。作品によっては盾のような形である事もあるが、あくまでヨーヨーから派生したもの。

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