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正義と正義が、マジで激突!

概要編集

激走戦隊カーレンジャー』と『超力戦隊オーレンジャー』のクロスオーバー作品であるスーパー戦隊VSシリーズ第2弾。

今作から二大ロボの競演や戦隊同士の戦いが行われるようになった。


なお、超力戦隊オーレンジャーは国際空軍という大規模組織に属し、終盤では地球をほぼ征服されてしまったという壮大なストーリーであるにもかかわらず、カーレンジャーがそれを知らないという浦沢脚本らしい無茶苦茶な世界観(褒め言葉)になっている。同様にオーレンジャーもカーレンジャーやボーゾックの存在を認知していない。国際空軍の情報網はどうなってるんだ…。

元々「オーレンジャー」は1999年設定なので1996年頃に戦っていたカーレンジャーが知らないのは無理もない…が、その後のクロスオーバー作品では色々と面倒な事になってしまう為か、オーレンジャーはカーレンジャーの前年に戦っていたかのような扱いをされる事が多くなった。


ストーリー編集

宇宙暴走族ボーゾックは、自動車不足を解消するためにボーゾック一のガソリンスタンド店員であるSSスタタンゾを送り込み、自動車を地球から家出させていった。

一方、レッドレーサー/陣内恭介はたまたま立ち寄った温泉施設で、マシン帝国バラノイアの残党・バラモビルと出会う。バラモビルにそそのかされ、追ってきたオーレンジャーを敵と間違えてしまう。

U.A.O.Hの事も「うあおー」と読み違え、見た目で判断するのは良くないとバラノイアをかばうことにした恭介。ついにはカーレンジャーとオーレンジャーの戦いに発展してしまう。

さらには敵の敵は味方理論でボーゾックがオーレンジャーの加勢に入ったため事態は混迷の一途をたどる。紆余曲折の末バラモビルとボーゾックは手を組み、吾郎はSSスタタンゾの力でさらわれてしまう。

戦い終わり、のんきに昼食をとっていたカーレンジャーだったが、そこに現れた三浦参謀長によって吾郎救出のため、超力モビルに乗るための地獄の特訓をする羽目に…


登場キャラクター編集

『激走戦隊カーレンジャー』編集



『超力戦隊オーレンジャー』編集



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余談編集

今作は『カーレンジャー』の世界に『オーレンジャー』が入り込んだような展開が繰り広げられており、三浦参謀長役の宮内洋は当初「こんな戦隊はおかしい!」と戸惑いを隠せなかった。しかし監督の坂本太郎の説得の末悩みながら参加するうちにカーレンジャーを理解し、それからは楽しそうに演じるようになったという。

このようになったのは『カーレンジャー』のシリーズ構成である浦沢義雄の腕によるところが大きい。しかしヒーローというジャンルにもキャラクターにも愛着がなく、ただ面白いことだけをやりたいという姿勢の浦沢にとって、戦隊同士の共演作品は人物が多すぎて不自由な思いをするものだった。宮内を登場させることも含めて、髙寺成紀プロデューサーの意向や発想を反映した作品だったと浦沢は語っている。


このシリーズから前作の戦隊が最終話、完結後の出来事が設定される物語になる。

前作(オーレVSカクレンジャー)に登場したガンマジンアチャ執事コチャなどは未登場。

この作品は唯一、5人ずつのVSシリーズでもある。


オーレンジャーがチームとして登場する最後の回。


吾郎は忍風戦隊ハリケンジャーで2回主演し、海賊戦隊ゴーカイジャーでは桃と共演する。


裕司は侍戦隊シンケンジャーに映画とTVシリーズにも出演する。


ちなみに参謀長も百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊で復帰する他、その後の作品にも出演している。


昌平と樹里はこの回で最後の登場となっている。






関連項目編集

激走戦隊カーレンジャー 超力戦隊オーレンジャー Vシネマ

うあおー 公式が病気 ツッコミ所満載

オーレVSカクレンジャー激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー

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