さとう珠緒
さとうたまお
1973年1月2日生まれ。千葉県船橋市出身。武蔵野外語専門学校卒業。
現在はシンクバンク所属。
高校1年生の頃、『第2回ミス・アクション・オーディション』で準グランプリを受賞して芸能界デビュー。その後本名の「佐藤珠緒」として「キキミークラブ」という(本人曰く「誰も知らない」)グループに所属し、アイドルとして活動したが、このときは数ヶ月ほどで芸能活動を引退している。
高校卒業後、キキミークラブ時代の映像を見たプロダクションから声をかけられ芸能界に復帰。専門学校に通う傍ら、「桜珠緒」の名前でグラビアアイドルや女優として細々と活動していた。この頃、『ヤンタン茶屋町学園』おちゃめ組のオーディションに合格している。
1995年に「珠緒」の名前で『超力戦隊オーレンジャー』で丸尾桃=オーピンクを演じブレイク。なお、「歴代で最も弱いヒーロー」と呼ばれ本人も認めている。
同番組終了後、現在の「さとう珠緒」に芸名を改める。
1996年からは『出動!ミニスカポリス』に出演。
以降はタレント活動に精力的に取り組み『スーパー競馬』や『王様のブランチ』などでは司会を務め『愛のエプロン』などでそのキャラクターが大いに注目されるようになる。
2004・2005年には、(主に、番組で共演していた長井秀和が過剰にネタにしていたのもあって)「ぶりっ子」キャラとして良くも悪くも話題となり、週刊誌に掲載された「女が嫌いな女」アンケートで一位になってしまった。
頭の上に軽く握った両手を置いて「ぷん!ぷん!」と怒った素振りをする…というのがある種持ちネタのようになっており、バラエティ番組などで特に「ぷんぷん」でない場面でも振られて戸惑ったことも多いと語っている。
2023年には「相席食堂」に出演して50歳でもぶりっ子キャラを貫く自虐ネタを披露した。
主に女優業に活動の主軸を置いており、サスペンスドラマに数多く出演している。
祖父が船橋の競馬場で厩務員をしていたことで、幼少期から競馬に親しみがあった。また、スーパー競馬に出演していたことから知識も豊富である。好きな競走馬はスペシャルウィークで、同馬を特集した雑誌や書籍にもコメントを寄せることも多い。
グラビアでの活動歴があることから分かる通り、戦隊ヒロインの中では巨乳な方である。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』でも丸尾桃役で出演し、当時すでに38歳でありながら往年と変わらない若々しい外見が話題となった。
「ぷん!ぷん!」は演出家の福島三郎が舞台で考案したものであるという。ある意味では「ぶりっ子キャラをあえて前面に押し出したネタ」のようなものらしく、本人もインタビューで「自分が元からぶりっ子なところがあるのか、テレビ的な演出としてやっているのか明確にはわからない」と発言している。
これに加え、(本人曰く近視のため)相手の顔を潤んだ目でじっと見つめる癖があるため、ぶりっ子キャラに拍車をかけている。