概要
『天海護』が通う『カモメ第一小学校』のクラスメイトのひとり。6月生まれの双子座AB型。無口で無愛想。護の周辺にいつもおり、何故か室内では来客用スリッパを履く。中性的な容姿をしているが立派な男。意外な事に動物好きで『Gパークシー』では観光土産を。
周囲が『ガイガー』が組み伏せながら飛行接近する『EI-05』が迫りパニックに陥っても冷静、襲い来る『ゾンダー教頭』をひと睨みで制止する、など謎めいた雰囲気を醸し出す。
『ゾンダリアン』との東京決戦の最中に行方知れずになったが、この時己の使命と共に覚醒。『ペンチノン』と『ピッツァ』を本来の姿へと戻し、原種第一陣を蹴散らした『キングジェイダー』から『浄解モード』で舞い降り、『原種核』を『浄解』。以降は台詞が呟く程度ながら増え、饒舌になる。
その後『GGG諜報部』の調査により、「八年前、九州阿蘇山付近で戒道婦人に拾われ、その後養子として育てられた」事が明らかにされ、更には本人の口から「対原種用生体兵器・アルマ」であると明言される。
「自分が地球外の者である」と無自覚に認識している為、誰からも愛されないようにしてきたが、次第に愛着が生まれ、育ててくれた母の想いや、人として対等に接する『初野華』を大事にし、地球防衛の気持ちを持っていた。
『Zマスター』との木星決戦で再び行方知れずとなるも、『ザ・パワー』の意志力からボイドへと飛ばされ、『宇宙収縮現象』を観測後、決戦の地へ急行。『三重連太陽系』から脱出した『護』と再会するが、『ソール11遊星主』の追撃から『J』と別れさせられ『ESウインドゥ』からオーストラリアへ墜落。一時的に記憶を失い、現地の少女に救われ数カ月間は普通の少年として体を癒やす。