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グランドプレッシャー

ぐらんどぷれっしゃー

グランドプレッシャーはメディアミックス作品「勇者王ガオガイガー」に登場するハイパーツールのひとつ。

概要編集

 number.43.2「金の牙、銀の爪」に登場する『ハイパーツール』のひとつ。中央部は圧力鍋、外周は万力をモチーフにする。ガオガイガーの両腕にツールコネクトして左右に分割。対象を内部に閉じ込めて封じ、中性子星並みの圧力で粉砕。砕かれたエネルギーは解除後、核を残す以外上空へ放出される。ディスクXの技術も転用されており、核へのダメージは最小限で済む。


 相対する『ゾンダーロボ』や『原種』に対応し、様々なサイズのツール5基が常時備える。制作には麗雄の教え子『野崎通』が担当。フルパワーではその放たれた輝きから『レインボープレッシャー』と呼ばれる。


 『ザ・パワー』奪取には地球圏で活動可能までに回復し、生き残った原種が最終作戦に必要だと判断した『パリアッチョ』は、『腕原種』に再び陽動の一環として国連国際会議の演説中に乱入。『ガッツィ・ギャラクシー・ガード』の全戦力と戦術を熟知する大河火麻に『ゾンダーメタル』を植え付け最強の刺客に仕立てGGGにぶつける。


 あらゆる策や技をかわし翻弄された為に、彼らも認知していない最後の切り札として国連事務総長『ロゼ・アプロヴァール』に申請、即日投入される。


 但し、『ダイヤモンド・フォーメーション』以上にミスは許されず、GGGスタッフとの綿密な連携が必須で、メインオーダールームに常駐するのコンソールから展開した9面パネルでセキュリティ解除を行い、全備重量は『Gハンマー』の二倍以上から投下時に合体ビークルロボ(超竜神撃龍神)によるサポートも重要、『モレキュルプラーネ』と同様、自重との支えと衝撃緩和に脹ら脛のキャタピラをジャッキ代わりに設置。目的地への打ち上げに『クライマー1』を都合4基、対象を封印するのにプロテクトシェードのファーストロックとブロウクンマグナムのセカンドロック、万力で閉じるファイナルロックの三重施錠と巨大ツール故に相応の準備が必要。規格外の対象には対応できない、複雑な作業行程から劇中で使用されたのは一度きりであった(そもそもGハンマーが使えるのなら十分対応可能、その後のEI-74戦でもハンマーが使用された)。


 木星での最終決戦にも投入されていたが、相手原種が全て小惑星サイズに融合されて全く規格に合わず碌に活躍もできず、機界新種との戦闘では『アマテラス』に格納されたまま『ゾヌーダロボ』の一部として取り込まれた為に出番がなかった不遇のツールでもある。


 また、『FINAL』にて映像作品でも正史で使用されたことが明確になったのだが、『覇界王』では別ルートで使用したシルバリオンハンマーの存在が示唆されており、その面でも若干不遇感が出ているという声も(ノベライズ注釈ではグランドプレッシャーも名前が挙げられる中、実際にゾンダー戦に使用されたツールはハンマーのみと書かれてしまっていた。一応、書き方の都合と言われればそうではあるが)。


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