概要
『覇界の眷属』との決戦に備え、人類の切り札として『重機動スーパーメカノイド』用に開発された新型汎用『ハイパーツール』。『覇界王ジェネシック』との決戦には間に合わず、設計者である『雷牙』が当初の予定に無かった新機能を追加し、想定外の形で実戦投入される。劇中『ファイナル・ガオガイガー』用に改修され、最終決戦にてその姿を披露。
Gブロックと呼ばれる7基の巨大テトラポット状のGブロック01~07とゴルディオンアーマー・コネクトモードとして発動。
合体時は各Gブロックから光の鎖プラズマケーブルが放射され各部に接続。02が右肩、03が右膝、04が左肩、05が左膝それぞれのボイスコマンドの発動によって更に02、03と04、05がそれぞれ上下に合体。Gブロック06が尾の先端部とコネクト。後頭部のエネルギーアキュメーターをチューブ状に組み換え、「ギャレオリアコネクト」のコマンドでGブロック01とコネクト。
コネクトした6つのパーツで黄金の翼プラズマウイングを形成。
最後に新機能07を右腕とアームコネクトで完成。そのまま右腕を高速回転させ外装が吹き飛び、中から五指全てがゴルディオンハンマーで構成された巨大腕部マーグアーム、ゴルディオンフィンガーが出現、最終形となる。
過去のGツールの例に漏れず、掌にゴルディーマーグの超AIを搭載、使用時には全身が金色に光り輝く。
ジェイダーを参考に、Gブロックに搭載されたウルテクエンジンの重力慣性制御との併用で、亜光速の超高速機動が可能で、ガジェットフェザーをも上回る。
更にブロックから供給される膨大なエネルギーで武装の威力が強化され、普通にゴルディオンネイルが接触してもGハンマー級の威力に変貌する。
これは覇界王のトリプル・ゼロによる強化係数に匹敵。五指全てがGハンマーで注がれた際の威力は想像を絶し、その攻撃力は5倍どころではない。
高出力でありながら幾度も連発可能で1度が限界だったゴルディオンクラッシャーと比べ効果範囲は劣るものの圧倒的な汎用性を得て、亜光速機動と合わせ凄まじい戦闘力を誇る。
書籍版設定ではマーグアームは本来ゴルディオンアーマーの扱いではなかったがファイナル・ガオガイガーは併用する形でGブロックを組み込んだとされる。また、ゴルディオンフィンガーは厳密には技名でツールとしての正式名称は「マーグアーム」なのだが、ゴルディーの強い拘りでマーグアームと呼ばれる度に「俺様はゴルディオンフィンガーだ!」と言い返して名乗り続け、仲間達にもその認識が共有される。
但し、発動には全GGG長官3人の承認と、GGG機動部隊メインオペレーター、次席2名のコンソールからの指紋及び手形認証が必須で広域惑星破壊前提であるGクラッシャー以上の厳重なセーフティを施される。
スーパーロボット大戦30
ファイナルガオガイガー登場後、ソムニウム一族との決戦に際し解禁。このゲームでは非常に珍しい射程1の武器。射程3以下の武器の威力が上がるクロスレンジアシストという強化パーツがあるが、射程2以上ではAOSを強化すると容易に射程4以上に増えてしまい、このパーツに最適なユニットと言える。使うかどうかは別問題だが。
SMP
スーパーミニプラ改め、SMPでファイナル・ガオガイガーとゴルディオンアーマーがプレミアムバンダイ限定で立体化することになった。
ゴルディオンフィンガーの大きさは想像を絶するほどで、何と成人男性が握手をできるほどのサイズと言えば……その巨大さがわかるだろうか?
加えて各パーツもあり、とんでもないサイズとなっている。
ファイナル・ガオガイガー側はジェネシックと基本的には変わらず、付属品も同一で、GGGギャザリングマークの付いたガジェットフェザーのパーツが追加され、ジェネシックとしても組むことが出来る。
リリースは2022年6月。税込25,000円だが、きちんとガムが1個付属するのであくまでも食玩。たとえパッケージサイズがちょっとした液晶テレビ並みであったとしても。