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曖昧さ回避編集


概要編集

2001年に生まれ、2004年に3歳を迎えた世代。


97世代99世代11世代と並び中央平地GⅠ22勝を挙げ歴代7位タイの世代。

主に「キングカメハメハ世代」と呼ばれる。


など中々濃いメンバー。


ホッコータルマエの母マダムチェロキー、コパノリッキーの母コパノニキータもこの世代。


一方でこの年の日本ダービーは「死のダービー」と呼ばれるほどの超高速決着となり、1頭が予後不良、多数の馬が故障している。勝ち馬のキングカメハメハすらも、後に屈腱炎を発症し早期引退を余儀なくされた。


岩田騎手中央GI初制覇のパートナーであるデルタブルース、五十嵐騎手GI初制覇のパートナーであるコスモバルク、ルメール騎手日本のGI初制覇のパートナーであるハーツクライ、など騎手にとってGI初制覇のパートナーも結構いた。


障害競走においてはGⅠを制覇する馬は現れなかったが、ともに当時の最多記録となる同一重賞(年1回施行のもの)4勝、障害重賞8勝を牝馬にして挙げたコウエイトライを出した。なお、2023年末現在でもコウエイトライの中央重賞8勝は九州産馬として最多であるほか、障害重賞8勝は歴代2位(牝馬の障害重賞複数勝利は唯一)である。この世代からはメジロベイシンガーも障害重賞を制しており、グレード制導入後の障害重賞牝馬6頭(13勝)のうち2頭(9勝)が出ている。


海外では英愛オークス連覇し香港ヴァーズBCフィリー&メアターフ2回など世界中で実績を残しGI7勝を挙げた女傑ウィジャボードや、凱旋門賞などGI5勝、引退後日本に輸入されクロノジェネシスの父となったバゴが活躍した。フィエールマンの母リュヌドールや、事故で左目の視力を失いながらも米国クラシック二冠を果たしたスマーティージョーンズ、種牡馬として大物を多数輩出したタピットもこの世代。

このうちウィジャボード、バゴ、リュヌドールはジャパンカップに出走してハーツクライやゼンノロブロイと戦っている。ウィジャボードに関してはドバイでもハーツクライと戦っている他、ディープインパクトとも戦っていた。


種牡馬成績編集

キングカメハメハ、ハーツクライ、ダイワメジャー、カンパニー、スズカマンボなどが種牡馬入り。デルタブルースは残念ながら種牡馬入りが叶わなかった。

キングカメハメハは短距離王ロードカナロアや二冠馬ドゥラメンテ、三冠牝馬アパパネ等、ハーツクライは古馬になってから大覚醒し最強馬になったジャスタウェイリスグラシュー、武豊の相棒ダービー馬ドウデュース等、ダイワメジャーは香港も勝ったマイラーアドマイヤマーズや3歳にしてマイルCS制覇を成し遂げたセリフォス等のGI馬を数多く輩出し、リーディングサイアー上位に居座り続けた。キングカメハメハやハーツクライは近年はブルードメアサイアーでも存在感を発揮している。

スズカマンボもダートでサンビスタ、牝馬路線でメイショウマンボ、障害でメイショウダッサイを輩出。

また、怪我に悩まされ期待された競走成績は残せなかったが、ディープインパクトの全兄ブラックタイドキタサンブラックなどを輩出し、好成績を残している。

アメリカに輸出されたハットトリックも、後に世界中にサンデーサイレンスの血を広める旗頭として活躍した。

総じて種牡馬としての存在感も凄まじく、後の世代にも繋がる世代だったといえよう。


海外種牡馬ではバゴが輸入されてクロノジェネシスを輩出。

米国のタピットは競走馬として輸入されたテスタマッタがダートG1馬となり、ヘヴンリーロマンスとの子であるラニも日本調教でUAEダービーを制覇、日本で種牡馬入りしている。


代表的な競走馬編集

国内編集


海外編集

馬名・生産国性別調教国主な勝利レース
ウィジャボード(GB)GB英オークス/アイルランドオークス/ナッソーS/BCフィリー&メアターフ/香港ヴァーズなど多数
バゴ(FR)FR凱旋門賞/パリ大賞典など
リュヌドール(FR)FR→USAリディアテシオ賞
タピット(USA)USAウッドメモリアルS
スマーティージョーンズ(USA)USAケンタッキーダービー/プリークネスステークス

ウマ娘プリティーダービーにて編集

以下の競走馬がウマ娘として登場している。04世代(ウマ娘)も参照。


この世代で唯一登場しているスイープは史実で戦った相手でウマ娘になっているのがゼンノロブロイエアメサイアしかおらず、同世代では同オーナーの別馬が登場しているハーツクライダイワメジャーの登場を期待したいところ。


関連タグ編集

    94世代

03世代 04世代 05世代

    14世代

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