プロフィール
生年月日 | 2019年4月16日 |
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欧字表記 | Notturno |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
父 | ハーツクライ(JPN) |
母 | シェイクズセレナーデ(USA) |
母の父 | Unbridled's Song(USA) |
生産者 | 下河辺牧場 |
馬主 | 金子真人ホールディングス |
管理調教師 | 音無秀孝(栗東) |
父ハーツクライは有馬記念やドバイSCを勝利したほか、日本ダービー、ジャパンカップ、宝塚記念で2着、KGⅥ&QES3着。
母シェイクズセレナーデはアメリカで3勝を挙げ、繁殖牝馬として日本に輸入された。
母の父Unbridled's SongはアメリカでBCジュヴェナイル、フロリダダービーとG1を2勝。
父ハーツクライ・母の父Unbridled's Songという血統には、ジャパンカップや大阪杯を勝利したスワーヴリチャードがおり、父ハーツクライ以外の父の父サンデーサイレンス・母の父Unbridled's Songには菊花賞馬トーホウジャッカル、無敗三冠馬コントレイルなどがいる。
馬名意味は「夜想曲」。
経歴
2歳時(2021年)
12月25日、阪神芝1800mの新馬戦でデビュー。2番人気に推されたが、後方から差し届かず4着。
3歳時(2022年)
1月16日、中京芝2000mの未勝利戦に出走。前目に付けるも、伸びを欠き6着と敗れる。
芝での連敗からか、ダートへの路線変更を決定。阪神ダート1800mの未勝利戦に出走する。3番手に付け4角先頭に立つと、直線では口向きの悪さを見せながら2着に5馬身差を付ける完勝。初勝利を飾った。
続いて、阪神ダート1800mの1勝クラスに出走。前走から一転後方からの競馬となったが、3,4コーナー中間で捲り気味に上がっていき、直線で先団を交わして2勝目を挙げた。このレースの2着馬ヴァレーデラルナは後にJBCレディスクラシックを勝利している。
間隔を空けずに伏竜S(OP)に出走。全馬が一団になる展開を中団で追走し、直線一度は先頭に立つも、デリカダに差し返され僅差の2着に敗れた。このレースの後、休養に入った。
休養明け初戦は兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)。ここでは前年無敗で全日本2歳優駿をレコード勝ちしたドライスタウトに次ぐ2番人気。中団からレースを進め、3角から仕掛けるが、前を行くブリッツファングを捕えられず、8馬身を付けられる2着となった。
その後、ジャパンダートダービーを目指したが、賞金不足でJRA所属馬枠が足りず除外されそうになる。ところが、ドライスタウトが回避したため、滑り込みで出走が可能となった。4頭が抜ける人気の中差のない4番人気。レースでは大外枠から5,6番手に付けいつも通り3角捲るように上がっていき、直線で粘るブリッツファングを競り落とし、ペイシャエスの追撃を振り切って重賞初制覇、そしてG1級初制覇となった。
鞍上の武豊騎手はジャパンダートダービー単独首位の4勝目。また、3度目の日本ダービーとジャパンダートダービーの同年制覇でもある。金子真人HDの所有馬に武豊騎手が騎乗してG1級競走を勝利するのはディープインパクトの有馬記念以来15年ぶりのことだった。
その後、休養に入った。
7月、武豊TVにて主戦の武豊騎手から「秋は菊花賞かチャンピオンズCを目標にしている」と語られた。「担当の方とは、菊花賞も含めて、次走を考えようと話した。芝で走ってた時とは、馬が全然違う。今なら芝でも走れると思います」とし、菊花賞参戦に前向きな姿勢を見せた。ジャパンダートダービー勝ち馬による菊花賞参戦は言うまでもなく史上初である。また、もし菊花賞を勝利した場合史上初の「G1級競走初勝利がダート競走の芝ダート両G1級勝利馬」となる。また、皐月賞馬ジオグリフは天皇賞(秋)、日本ダービー馬ドウデュースは凱旋門賞への出走を表明しており、出走した場合高い確率で唯一のG1馬となることが予想される。後に秋の目標はチャンピオンズCと発表された。
秋復帰戦は日本テレビ盃。主戦・武豊騎手が凱旋門賞でドウデュースに騎乗するのと、その調整のために早めに現地入りしたため、鞍上は松山弘平騎手が務めた。スタートを決めると今までとは打って変わって先行策に出る。サルサディオーネの逃げにまともに付き合ってしまい直線失速。7着に終わった。
そして秋の大目標、チャンピオンズカップへ。鞍上は武豊に戻ったが、小回り、時計のかかる良馬場とあって条件が向いてはいなかった。道中は内にスマッシングハーツ、外にテーオーケインズがいる中団で進め直線追い出すも、伸びがなく後退し8着に敗れた。鞍上の武豊は敗因についてスローペースになったことを挙げた。
続いて年末の大一番東京大賞典へ。2連敗中ではあったが、ジャパンダートダービーを勝った実績ある舞台ということで大きい差のない4番人気となる。
発汗こそあったもののイレ込みも改善されており、2枠2番から好スタートで好位の内に付ける。向こう正面でのサンライズホープとリンゾウチャネルの捲りにも動じずじっと構え、4コーナーで仕掛ける。直線入り口でメイショウハリオに進路をカットされるシーンもあったが、外に切り替えて追い込みウシュバテソーロから1.3/4馬身差の2着に食い込んだ。
4歳時(2023年)
始動戦は川崎記念。パドックからかなりイレ込んでおり、他馬が騎手を乗せて本馬場入りしていく中1頭パドックに残って暴れていた。その後、最後に馬場入りした。好スタートから出脚を効かせて2番手に付けるが、ホームストレッチでテリオスベルが捲ってきたあたりで口向きが悪くなり、ライトウォーリアとも何度か体をぶつけるシーンもあり、向こう正面から手応えが怪しくなり直線は全く伸びず8着に敗れた。武豊は「上手くいかなかった。展開もゴチャゴチャしたし、向こう正面で馬がブレーキをかけだしました。ここまで乾いたダートも良くなかったし、乗ってて左右差は感じないけど、右回りほど走れてないですね」とした。
2023年に大井で開催されるGI級競走3つ(帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典)は全て参戦する予定とのこと。
特徴・エピソードなど
510kgを超える大柄な馬体と、完歩の大きなストライド走法が特徴的。
また、テンションが上がりやすく器用さには欠ける面がある。
そのためか、非常に小回りな園田競馬場で行われる兵庫チャンピオンシップでは1周目3コーナーの入り口で少しもたつくような面も見られた。
生産者である下河辺牧場の公式ツイッターにて、ジャパンダートダービー発走前に以下のようなツイートがされた。
“ノットゥルノに乗ットゥルノは今年のダービージョッキー武豊ジョッキーです”
ただのダジャレである。
大井競馬場でJpnI勝利を挙げたこと、東京大賞典でも好走していることから大井競馬場が得意だと思われる。