金子真人(1945年3月15日~)
東京都出身。
株式会社図研の創業者で、馬主(2005年より「金子真人ホールディングス」名義)としても知られる。
来歴
武藤工業在籍中にコンピュータによる自動製図機の商品化に成功。
1976年にソフトウェア開発会社「図形処理技術研究所」を創業し、CAD/CAMシステムを開発。当初は社会的認知が乏しく苦戦したが、次第に大手企業に採用されるようになった。
1985年、商号を「図研」に改める。
1991年、図研が東証二部上場。
1994年、図研が東証一部上場。
馬主活動
1990年代半ばに知人からノーザンファームの吉田勝己を紹介され、馬主を始めた。
勝負服色は「黒、青袖、黄鋸歯形」。
旧八大競走完全制覇、無敗クラシック三冠制覇、牝馬三冠制覇、東京優駿連覇、東京優駿父子制覇などを成し遂げている。
また、所有馬はディープインパクトやキングカメハメハなど種牡馬などの繁殖馬としてもかなりの好成績を多く残し、さらにはその産駒も保有してまた活躍を残しているため、競馬ファンからは「現実世界でダビスタやウイポをやっている」と喩えられることも多い。
主な所有馬
ブラックホーク クロフネ トゥザヴィクトリー ユートピア キングカメハメハ ディープインパクト カネヒキリ ピンクカメオ アパパネ ラブリーデイ ワグネリアン アカイトリノムスメ ポタジェ ノットゥルノ ママコチャ ブラックタキシード シルヴァコクピット ブロードアピール ホットシークレット ボーンキング ブルーイレヴン サイレントディール ロッキーアピール ブラックタイド ホオキパウェーブ ピカレスクコート ユキチャン ムードインディゴ フォゲッタブル メテオロロジスト ボレアス ピイラニハイウェイ ストローハット カミノタサハラ デニムアンドルビー パッションダンス ウリウリ フルーキー マウントロブソン シャケトラ ユーキャンスマイル ハヤヤッコ ミヤマザクラ ボッケリーニ レピアーウィット ルビーカサブランカ ヨーホーレイク マリアエレーナ フリームファクシ
対外嫌い?
上述の通り実業家としても馬主としても成功を収めている一方でメディア対応は原則断っている。そのためこれほど知名度があるにもかかわらずインタビュー記事がほとんどなく、動画も競馬での表彰式のものばかりである。
また、馬主活動についても「早期に引退して種馬入り」「引退式は行わない」「所有場の取材や見学は原則お断り」という方針や対応をしている。これらについて一部からはファン軽視と批判されることがある一方で、「大事な所有馬を守るため」「金子さんの馬への愛を感じる」など理解や評価をする者もいる。メディアミックスについてもイメージを損なう可能性のあるものはお断りの方針で、この作品も「金子さんの所有馬モデルは無理だろう」と諦めの状態である。