ビル・ゲイツ
びるげいつ
ビル・ゲイツ(Bill Gates)は、アメリカ合衆国の実業家。1955年10月28日生まれ、ワシントン州シアトル出身。
マイクロソフト社の共同創業者・会長であり、ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同会長。本名ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ三世。
称号はイギリス女王より名誉騎士(名誉大英勲章ナイト・コマンダー)、立教大学及び早稲田大学より名誉博士を贈られている。
ロバート・ゲーツと同姓だが、日本では慣用的に「ゲーツ」ではなく「ゲイツ」とされることが多い。身長は178cm。長年世界長者番付一位の座を占めた大金持ちだったが、素顔は倹約家(ケチ)であるという。
パソコンの歴史を共に築いてきたスティーブ・ジョブズとは生涯のライバルであり、無二の親友でもあった。
小食であり、偏食家であるが、至って健康体。
内容は「学校では教えられない、人生で大切な11のルール」
1「人生は公平ではない。それに慣れよ。」
残念ながら世の中は不公平な事だらけだ。自分の力ではどうにもならない事もある。
だからといって、自分には才能がない、環境に恵まれていない、などと嘆いていても仕方がない。現状を把握し、受け入れて、それを打ち砕く為に努力し続けた者だけが何かを成し遂げることができるんだ。
2「世界は無条件に、君が何かを成し遂げることを期待している。」
世界は君の自尊心を気にかけてはくれない。世界は、君の気分など気にすることなく、無条件で君が何かを成し遂げることを期待している。
人間誰しも気分というものがあるだろう。しかし、世界はそんなのを気に留めることは一切ない。自分の気分がどうだろうと、世界は君に成果を求め続ける。だから、気分が乗らないとかのんきなことは言えず、絶え間ない努力をし続ける必要がある。
3「小さな成功体験を積むことが大切だ。」
高校を出てすぐ6万ドルの年収を稼ぎはしない。
どんな偉大な人物でも、トントン拍子に成功することは決してない。
誰しも、何事において下積みが必要なんだ。まずは、地道かもしれないが、
小さな成功体験を一歩ずつ積んでいこう。
4「叱ってくれる人を大切にせよ。」
先生が厳しすぎると思うなら、上司を持ってみろ。
学校では、先生が叱ってくれて、自分の過ちに気付くことができる。
だが、社会に出ると君の上司は、叱ることなく君を手放すことになるだろう。
厳しく叱ってくれる存在、君の先生はとても大切な存在であることに気づこう。
5「何事も、未来につながるチャンスである。」
ハンバーガーをひっくり返す仕事を、君たちの祖母は「チャンス」と呼んでいた
ハンバーガーをひっくり返す仕事を、低賃金だから、つまらないから、ダサいからという理由で投げ出してはいけない。君たちの祖母は、どんな仕事もチャンスを掴むための第一歩だと捉えてハンバーガーをひっくり返していた。目の前の仕事を生かすか殺すか、それは君次第なんだ。
6「失敗は自分ごととし、反省して次につなげよ。」
君が失敗したら、それはご両親のせいじゃない。君のせいだ。その失敗から学んで次に活かそう。
自分の失敗を理由付けて他人のせいにしても、得することは何もない。
ある程度ものごごろついた時から、すべての責任は自分にある。
失敗を自分ごととし、反省して次につなげることが大切だ。
7「両親のためにも自立せよ。」
君たちが生まれる前までは、君たちの両親は今ほど退屈そうではなかった。そんな風になったのは、君らのために支払いをし、服を洗い、君らがどんなにいけてるか、という自慢を聞いているうちにそうなったのだ。
親の時代から生存する寄生虫から森を守る前に、自分の洋服タンスのダニ駆除から始めよう。
自分のことは自分で判断し、行動し、自立しよう。
8「社会では、誰も助けてくれたりはしない。」
学校において勝ち負けはないが、人生はそうではない。
学校は、正しい答えを導き出せるまで何度も機会を与えてくれる。
しかし、人生は学校とは違って、勝敗が明確に分かれることが多い。
でも、何かにおいて負けてしまったとしても、他人が手を差し伸べることは少ない。
やはり、他に頼らず自分の力で頑張っていく必要があるんだ。
9「人生は学期ごとに分けられてなどいない。夏休みもない。」
人生は学期ごとに分けられてなどいない。夏休みもない。あなたの自分探しに会社が付き合うことはない。
学校ではいろんなタイプの休みがあったかもしれないが、社会に出るとそうはいかない。
あなたが休みたい気分であろうと、人生において立ち止まるようなことは滅多にない。
10「テレビの世界と現実は似ているようで、似つかない。」
テレビの世界と現実は違う
現実では、人は永遠とカフェにいられるわけでなく、仕事にいかないといけない。
テレビの世界を理想とすると現実を履き違えることがある。
11「ギークやオタクには親切にしよう。」
ギークやオタクには親切にしよう。今後、彼らの元で働くことになるだろう。
これからテクノロジーがあらゆる分野に浸透し、あらゆる産業に影響を与えていくのは間違いない。オタクやギークがその最先端に立っている。彼らと一緒に、もしくは彼らの元で働く可能性はとても大きい。
- ジェフリー・エプスタインと何度も交際を続けていた。ゲイツの妻・メリンダは「私はビルがジェフリー・エプスタインと会っていたのが嫌だった。私はビルにそれをはっきり伝えた」と告白し、何度も交際を止めるよう警告していたという。しかしゲイツは聞く耳を持たなかった。
- レオナルド・ダ・ヴィンチのレスター手稿をオークションで購入し、世界中の美術館で見れるようにした。日本では2015年に「ダウィンチ展」が開かれ、そこでお披露目されている。
- 認知症治療に5000万ドル(約57億円)を提供した。
ゲイツは、「アルツハイマー病の治療が実現するには10年以上かかる可能性があり、恐らく最初は費用も極めて高額になるだろう」との見通しを示しており、治療法が確立したあかつきには、貧困国の患者にも治療を提供できるように、ビル&メリンダ・ゲイツ財団で取り組みを進めるようだ。
- 使っているスマートフォンはAndroid。