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日本共産党

にほんきょうさんとう

1922年に設立された日本の共産主義政党で、日本の政党としては最も長い歴史を持つ。 党のマークは〈稲穂に歯車〉
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1922年に設立された日本の共産主義政党で、日本の政党としては最も長い歴史を持つ。 党のマークは〈稲穂に歯車〉 

結党時から当局から激しい弾圧を受け、昭和10年(1935年)には党中央委員会が壊滅、事実上組織的な活動を停止した(この辺の経緯については社会党の記事も参照のこと)。

終戦直後は、出獄した幹部が国民の熱烈な支持を受け、急激に勢力を伸ばした。しかし、昭和25年(1950年)にソ連共産党中国共産党の介入を受けて党は分裂し、分派が各地で暴動を起こし、一時は国会の議席数がたったの1議席になるほど衰退した。

昭和30年(1955年)に党の統一を回復し宮本顕治が実権を握るとソ連及び中国共産党への批判を強め、自主独立路線を確立し、自由民主主義を擁護する姿勢を明確にした。このため昭和40年代には大いに勢力を伸ばし、昭和50年前後にピークを迎えた。しかし、この頃から労働運動や市民運動の中で社会党との対立が表面化し、労働組合や市民団体の中で多数を占める社会党支持者が、共産党に組みする人々を排除するようになる。1980年代には、「自民党と共産党を除く野党の国会対策委員長による談合」(国対政治)が常態化して、共産党の排除が進んだ。

平成に入ると、天安門事件、ソ連崩壊をきっかけに、(日本共産党はかねてから中国共産党やソ連共産党を強く批判してきており、ソ連崩壊を「巨悪の終焉」として歓迎するコメントを出したにもかかわらず)共産主義を「過去のもの」とする時流の影響を大きく受け、低落傾向が顕著になる。1990年代の共産党は当時もてはやされた「政治改革」(小選挙区制導入、政党交付金導入など)を全否定しマスコミ等から無視されるようになっていた(→椿事件も参照)。

2000年代には「小泉劇場」「政権交代」「保守回帰」等トレンドが次々と移り変わる政局の中で存在感を発揮できず、とうとう議席数が1桁台になるなど低迷していたが、2010年代に入ると、合併・連立・内紛・分裂を繰り返し右往左往する諸政党の中で頑固に「ぶれない」姿勢を貫いてきた共産党の評価がにわかに上がり、議席数を急増させる。2014年第47回衆議院議員総選挙では、改選前の3倍近い21議席を獲得し、野党第2党へと躍進した。

政策

日本共産党は、自民党についてアメリカ財界の利益を代弁する政党であるとし、「抜本的対案」を政府に突きつける、日本で唯一の「ぶれない政党」であることを売りにしている。共産党の経済政策は、賃金労働者、中小商工業者、農林漁業者を重視し、社会主義経済への移行については国民の支持を得ながらすすめる長期的課題だとしている。
なお、日本共産党は、日本国憲法制定当時は憲法9条の第1項(戦争の放棄)にのみ賛成し第2項(戦力の不保持)には反対していた。が、冷戦集結後の平成に入ってからは、第2項も含めて現行憲法の改定に反対する方針を明確にしている。

天皇皇室制度に関しては、結党当初から廃止し共和制の導入を党是としてきた。戦後、合法になってからは「日本人民共和国憲法」をつくり、天皇制廃止・大統領議院内閣制を明記した上で共和制の変更禁止まで書くという徹底ぶりであった。しかし、近年天皇・皇室が国民からの支持を得ていることから融和的な態度を示すようになり、国会開会式の天皇の「おことば」を平成28年(2016)から一部の共産党議員が出席するようになった。また、新聞赤旗には元号を併記した。一連の行為から一部保守論客から驚きと戸惑いの声が出た。共産党自体は、天皇・皇室制度は、将来的には国民の判断(国民投票)に任せる方針ではある模様。

人権擁護法案、児童ポルノ禁止法改正、東京都青少年健全育成条例改正など、警察による過剰な監視や恣意的な取り締まりを招きかねない規制には反対の姿勢を取っている。


他組織との関係

他党と違って企業・団体献金を拒否しており、批判的な立場から前述の政党交付金を一切受け取っておらず、後述の機関紙・『しんぶん赤旗』をはじめとする刊行物を党の活動資金としているため、政治団体にありがちな利権や賄賂、政財界癒着とは無縁な政党である。ブラック企業悪徳商法、下請けいじめなど、企業(大企業に限らず)の脱法・違法行為に厳しい態度を取る。ニセ科学や怪しげな新興宗教に対しても批判しており、機関紙の『しんぶん赤旗』はカルト集団ウォッチャーの情報源となっている。

日本共産党は保守勢力・財界・マスコミによって築かれてきた日本の戦後体制に最も批判的な政党であり、与野党の談合関係(国対政治)を拒否しているため政界では孤立的な立場に追いやられることが多い。同じ左派政党である社会党(現・社民党)とはしばしば同一歩調をとる一方、同党の妥協的で一貫しない態度を厳しく批判してきた。特に、公明党創価学会との対立関係は根深いものがある。個別の課題では自民党や社民党と共闘することはあっても、公明党と手を組むことはまず無い。

選挙においてはたとえ落選確実な場所であっても、とにかく候補者を立てるのが特徴だったが、強権的な姿勢を隠そうとしなくなった第二次安倍政権への危機感から、2016年の第24回参議院議員通常選挙を前に民進党生活の党などとの大胆な選挙協力に踏み込んでいる。現在は社民党立憲民主党自由党国民民主党無所属の会と連携して野党共闘を行っている。

地方議会では女性議員の比率が極めて高いことも特徴であり、例えば東京都議会では日本共産党議員団17人中11人が女性である。

キャラクター

日本共産党は2013年の選挙活動のインターネット解禁にともない有権者に政策をわかりやすく伝えるためカクサン部というサイトを開設した。当初は2013年選挙限定のサイトの予定だったが、多くの読者による継続の要望を受け恒久的なサイトとなった。
また、京都では魔法少女☆ユカリという萌えキャラが存在していた。(現在もtwitter)は継続。

主なメンバー


関連タグ

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