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概要

ある言説が疑似科学的言説であるとはその言説が「科学的言説」として提示されながらも、主張を裏付けるような科学的検証がかけておりあくまで「科学的言説風の何か」にしか過ぎないものであることを言う。誤解・研究不足から広まったと思われるものから、意図的な扇動のために故意に広められたと思われるものまで様々である。

科学と疑似科学の境界線を定める事は難しいが、現在疑似科学として批判されているものの多くは、統計学的にいい加減だったり前提としている事実や論理に重大な錯誤があったりするにも関わらず、科学的な実証性を装っているものを指す。あまりにも科学的体裁からかけ離れているものは疑似科学というよりオカルトに入れられることもある。

単なるネタとして遊ぶ分には面白いものも多いが、悪徳商法、資格商法などに利用されるものも多く注意が必要。

また「米のとぎ汁で放射能が消える」などの疑似科学を信じてただの腐敗液でしかないものを散布してしまう、熱中症にホメオパシーを使い通常医療を受けさせないなどして健康被害を及ぼす危険性もある。
大災害感染症パンデミックなど社会全体に大きな不安をもたらす出来事があるときに擬似科学がデマとして広まり世間に混乱やトラブルを起こすこともある。情報の拡散スピードが上がった現代では注意が必要。

疑似科学の業者が政治家や行政などに接近するケースも多くあり、政治家や行政・財界・マスメディア等の有力者が信奉者となってしまうと社会に広く科学的な誤りがもたらされたり、悪徳業者のもとに多額の税金が流れるといった実害を及ぼすこともある。
一般市民の間でも、差別を正当化するための理論や特定の主義・政治的思想にとって都合の良い理論として擬似科学が広められ、同じ主義のコミュニティ内で共有されていることもある。

現代日本でも「ゲーム脳」「ホメオパシー」「親学」「誕生学」「EM菌」など政界や教育界の一部にさえ浸透している疑似科学もあり、妥当性に欠ける学説に基づく見解が政策に反映される危険があるため専門家の批判を呼んでいる(特に「親学」に至っては一時埼玉県で公式に採用され、国会議員の間でも元首相の鳩山由紀夫森喜朗安倍晋三に支持されるなど広く浸透している)。

擬似科学に騙されないためには、個々人が幅広い科学的知識や思考力を身につけるほかない。そうした力は昨今科学リテラシーとして注目されている。

ただしいったん理論が否定され、疑似科学であるとみなされたものであっても、のちに正しさが証明された事例もある。例えば「大陸移動説」である。思いつきレベルの提唱は古くからあったが、多くの根拠をあげて理論付けたのがドイツの気象学者ヴェーゲナーである。ヴェーゲナーの理論は当初大いに注目されたが、大陸が移動するメカニズムをうまく説明できなかったため、次第に正統派の地質学者から省みられなくなり、手塚治虫が漫画『ジャングル大帝』(1950年〜1954年)で取り上げたころは学会から否定された「過去の異端の説」という扱いであった。しかし、1960年代に至ってプレート理論が発展したため大陸(正確にはプレート)が移動する根拠が明らかになり、主流派科学に組み入れられた。このように、理論的欠陥を含むため疑似科学扱いされているものは境界科学と呼ばれる場合がある。ただし、あなたの信じているそれがそうである、という確証はない。

有名な疑似科学



関連タグ

科学 疑似
オカルト 都市伝説
詐欺 悪徳商法
スピリチュアル
民間療法 代替治療

外部リンク

ジャパンスケプティクス:懐疑論者の組合。
wikipedia:同項目
山形大学理学部物質生命化学科 天羽研究室のページ:水商売ウォッチング(httpsではないのでブラウザに信頼できないページだと言われるが閲覧に支障はない)水を含む物質の物性を研究している研究者である天羽優子氏のサイト。水関連の疑似科学に詳しい。
明治大学コミュニケーション研究所:疑似科学とされるものの科学性評定サイト

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