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疑似科学

ぎじかがく

疑似科学とは科学を自称するものの、科学ではないもののこと。
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概要

科学」として提示されながらも、確実な実証がされていない、あるいは誤った学説や、表面的なインパクトのみを利用して「科学風の何か」として世に提示された「信念」のこと。

科学と疑似科学の境界線を定める事は難しいが、現在疑似科学として批判されているものの多くは、統計学的にいい加減だったり前提としている事実や論理に重大な錯誤があったりするにも関わらず、科学的な実証性を装っているものを指す。
中にはほとんど電波=ファンタジースピリチュアルの域に達しているものもあるが、あまりにも科学的体裁からかけ離れているものは疑似科学というよりオカルトに入れられることもある。

単なるネタとして遊ぶ分には面白いものも多いが、悪徳商法、資格商法などに利用されるものも多く注意が必要。
過去の疑似科学には「アーリアン学説」のように人種差別を正当化する説としてナチスに信奉されていたものもあり、疑似科学が科学者の反対を押し切って国家の公的見解に据えられてしまった場合シャレにならない事態を招くことがありうる。

また「米のとぎ汁で放射能が消える」などの疑似科学を信じてただの腐敗液でしかないものを散布してしまう、熱中症にホメオパシーを使い通常医療を受けさせないなどして健康被害を及ぼす危険性もある。 災害時の救援ボランティアが自己判断で(おおよそ衛生的な環境・科学的に確実な理論に基づいて作られたものではない)手作り健康食品などを配布しようとした事例は2020年現在でも確認されている。

疑似科学の業者が政治家や行政などに接近するケースも多くあり、政治家や行政・財界・マスメディア等の有力者が信奉者となってしまうと社会に広く科学的な誤りがもたらされたり、悪徳業者のもとに多額の税金が流れるといった実害を及ぼすこともある。

現代日本でも「ゲーム脳」「ホメオパシー」「親学」「誕生学」「EM菌」など政界や教育界の一部にさえ浸透している疑似科学もあり、妥当性に欠ける学説に基づく見解が政策に反映される危険があるため専門家の批判を呼んでいる(特に「親学」に至っては一時埼玉県で公式に採用され、国会議員の間でも現首相の安倍晋三や元首相の鳩山由紀夫森喜朗に支持されるなど広く浸透している)。

ただしいったん理論が否定され、疑似科学であるとみなされたものであっても、のちに正しさが証明された事例もある。例えば「大陸移動説」である。思いつきレベルの提唱は古くからあったが、多くの根拠をあげて理論付けたのがドイツの気象学者ヴェーゲナーである。ヴェーゲナーの理論は当初大いに注目されたが、大陸が移動するメカニズムをうまく説明できなかったため、次第に正統派の地質学者から省みられなくなり、手塚治虫が漫画『ジャングル大帝』(1950年〜1954年)で取り上げたころは学会から否定された「過去の異端の説」という扱いであった。しかし、1960年代に至ってプレート理論が発展したため大陸(正確にはプレート)が移動する根拠が明らかになり、主流派科学に組み入れられた。このように、理論的欠陥を含むため疑似科学扱いされているものは境界科学と呼ばれる場合がある。ただし、あなたの信じているそれがそうである、という確証はない。

有名な疑似科学


以下の単語は物理学以外の分野では疑似科学となる

疑似科学をネタにしたジョーク

  • DHMO
  • 犯罪者の98%はパンを食べている

関連タグ

科学 疑似
オカルト 都市伝説
詐欺 悪徳商法
スピリチュアル
民間療法 代替治療

外部リンク

wikipedia:同項目
ニコニコ大百科:えせ科学
明治大学コミュニケーション研究所:疑似科学とされるものの科学性評定サイト

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