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疑似科学

ぎじかがく

疑似科学とは科学を自称するものの、科学ではないもののこと。
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概要

科学と疑似科学の境界線を定める事は難しいが、現在疑似科学として批判されているものの多くは
統計学的にいい加減だったり前提としている事実や論理に重大な錯誤があったりするにも関わらず科学的な実証性を装っているものを指す。中にはほとんど電波の域に達しているものもあるが、あまりにも科学的体裁からかけ離れているものは疑似科学というよりオカルトに入れられることもある。

単なるネタとして遊ぶ分には面白いものも多いが、悪徳商法、資格商法などに利用されるものも多く注意が必要。過去の疑似科学には「アーリアン学説」のように人種差別を正当化する説としてナチスに信奉されていたものもあり、疑似科学が科学者の反対を押し切って国家の公的見解に据えられてしまった場合シャレにならない事態を招くことがありうる。

また「米のとぎ汁で放射能が消える」などの疑似科学を信じてただの腐敗液でしかないものを散布してしまう、熱中症にホメオパシーを使い通常医療を受けさせないなどして健康被害を及ぼす危険性もある。

疑似科学の業者が政治家や行政などに接近するケースも多くあり、政治家や行政・財界・マスメディア等の有力者が信奉者となってしまうと社会に広く科学的な誤りがもたらされたり、悪徳業者のもとに多額の税金が流れるといった実害を及ぼすこともある。

今の日本でも「ゲーム脳」「ホメオパシー」「親学」「誕生学」「EM菌」など政界や教育界の一部にも浸透している疑似科学もあり、妥当性に欠ける学説に基づく見解が政策に反映される危険があるため専門家の批判を呼んでいる(特に「親学」に至っては一時埼玉県で公式に採用され、国会議員の間でも現首相の安倍晋三と元首相の鳩山由紀夫森喜朗に支持されるなど広く浸透している)。

ただしいったん理論が否定され、疑似科学であるとみなされたものであっても、のちに正しさが証明された事例もある。例えば「大陸移動説」である。思いつきレベルの提唱は古くからあったが、多くの根拠をあげて理論付けたのがドイツの気象学者ヴェーゲナーである。ウェーゲナーの理論は当初大いに注目されたが、大陸が移動するメカニズムをうまく説明できなかったため、次第に正統派の地質学者から省みられなくなり、手塚治虫が漫画『ジャングル大帝』(1950年〜1954年)で取り上げたころは学会から否定された「過去の異端の説」という扱いであった。しかし、1960年代に至ってプレート理論が発展したため大陸(正確にはプレート)が移動する根拠が明らかになり、主流派科学に組み入れられた。このように、理論的欠陥を含むため疑似科学扱いされているものは境界科学と呼ばれる場合がある。ただし、あなたの信じているそれがそうである、という確証はない。

有名な疑似科学

  • 血液型人相筆跡などによる性格診断
  • インテリジェント・デザイン(「知性ある何か」により生命宇宙の精妙なシステム設計されたとする理論。旧約聖書の創造論を教育現場に持ち込むための方便として、科学風の外見をまとわせたものである)
  • ルイセンコ学説 (ただし、接木による雑種作成については後に「接木キメラ」として見直された)
  • ゲーム脳
  • 水素水 - 工業用の洗浄水としては広く用いられるが、飲用に用いて何かしら健康に資する意味があるわけではない。
  • デトックス
  • マクロビオティック( 陰陽の理論を交えた食事法ないし思想であり玄米や全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類から組み立てられた食事 )
  • ホメオパシー
  • バッチフラワー( ホメオパシーの派生、詳細はホメオパシーの項目を参照 )
  • 千島学説( 病原体の自然発生や進化論の否定などの8つの説を根幹とする学説 )
  • ソマチット(血液中の微細生物が健康に影響を及ぼす )
  • ヒエロニムスマシンやそれに類似する健康機器
  • 胎内記憶、バーストラウマ
  • 誕生学
  • 親学
  • ESP(超感覚的知覚)
  • ズンズン運動
  • EM菌
  • 水からの伝言
  • マイナスイオン
  • ダウジング
  • 地球空洞説(地球は中身の詰まった球体ではなく中空または別世界へ繋がっているという考え方 )
  • 永久機関・フリーエネルギー及びそれを肯定する理論

以下の単語は物理学以外の分野では疑似科学となる

疑似科学をネタにしたジョーク

関連タグ

科学 疑似
オカルト 都市伝説
詐欺 悪徳商法

外部リンク

wikipedia:同項目
ニコニコ大百科:えせ科学

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