概要
党などとも、現在では政治的主張・政策・利害関係を同じく人々により形成される集団でを指す。政党(せいとう)「political party」の和訳から
古来より徒党・悪党の部類などが存在し、その後人間社会の発達により、貴族政治・官僚的階級(王党)・カトリックの神父など宗教階級など(キリスト教の分派など)・領主の騎士軍団、武家階級(幕府など)・労働者階級(ジャコバンなど)が存在した。
前時代的な単なる「徒党」などの"党"から、近代的な政党としての"党"が誕生したのはイギリスの議会において王位継承を巡る問題からトーリー党とホイッグ党に分かれたことが始まりである。両党はその後、保守党と自由党という二つの近代政党となり、世界各国の「政党」のモデルとなった。
現在のような近代国家では国政などの政治家の目的達成のために組織が、『政党』を名乗る。現代以降では国家による政党の制度化が行われ特定の法的要件を満たした政党を法律上の「政党」として扱う例もあるが、これによって本来の語義としての「政党」の定義が左右されるわけではない。
どのような形にしても、政党というものは大小関係なく、その国の人々の性格や人生などに根源的な影響を与える力がある。
日本の主な政党
→日本の政党を参照
諸外国の主な政党
アメリカ合衆国:アメリカの政党を参照
イタリア:イタリアの政党を参照
ドイツ:ドイツの政党を参照
ロシア:ロシアの政党を参照
中華人民共和国:中国の政党を参照
中華民国(台湾):台湾の政党を参照
インド:インドの政党を参照
イギリス:イギリスの政党を参照
カナダ:保守党、新民主党、自由党
フランス:社会党、共和党
北朝鮮:朝鮮労働党
かつて存在した政党
日本〈戦前・戦後〉
→日本の政党を参照
ドイツ〈戦前・戦後〉
国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス、NSDAP)
ソビエト連邦
ソビエト連邦共産党を参照
その他
イギリス:トーリー党、ホイッグ党、自由党