野党

やとう

政権政党（与党）に対する勢力（政党）。

概要

【英語表記】

・opposition(party)（野党, 左党, 反対党, 反政府党, オポジションパーティ）

【露語表記】

・оппозиция

　

主に報道番組や政治を論ずるときに国内外の政権側の政党（与党）に対峙する政治政党を表すときに使う単語。

単一の政党だけではなく政権を担当している複数の政党を包括したりするときもある。

なお野党は時に政府・行政・国家規模に対して対峙する政治勢力をさす事もあるが、現在では単に国政政党のみをさすことが一般的と思われる。

【代表的な野党】

• 日本社会党・・・1955年-1996年まで自由民主党に対峙した革新政党・左派政党にして『社会主義・中道主義・立憲主義・戦後民主主義・憲法改正勢力への対峙・平和主義・自由主義・人権主義・平等主義・平和革命・武力革命』を肯定していたとされる政党。1955年から1980年代まで120議席以上を維持。

但し1947年から1948年、1993年から1996年までは連立与党の一翼を担い、当時の委員長だった片山哲と村山富市は内閣総理大臣を務めたことも。

• 日本共産党・・・たしかな野党。
• 民主党（メイン画）は結党15年で300議席を誇った事もあったが現在の民進党は100議席を満たない政党となった）

「ゆ党」

現代日本の政党に限らず、野党は往々にして与党の政策を一から十まで批判して対立し、隙あらば足を引っ張り合うのが半ばお約束である（現代日本の野党はとりわけその傾向が強い）が、与党に対して割合肯定的なスタンスを取る野党のことを、「五十音順で『や（野）』と『よ（与）』の間に位置したがる党派」ということで「ゆ党」と呼ぶことがある（ちなみに漢字表記は「癒党」。「本来離れていなければならない部分がくっついている」ことを指す「癒着」からか）。

与党にとっては有難い存在になりそうなものだが、このテの政党は掲げる政策や立ち位置が中途半端で信念が無く、常に勢いがある側に尻尾を振るタヌキ政党である場合が多い（選挙時や通常時は与党に媚を売り、与党になにかスキャンダルが発覚すると、一転して野党にへつらう…など）ため、与野党どちらからも重用されない弱小政党止まりであることが多い。

関連タグ

政党政治

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