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民主党(日本)

みんしゅとう

1996年結党した包括政党(右派と左派が党内に同居する政党)。小沢一郎らによって提唱された「政権交代可能な保守二大政党」構想に基づき「非・自民、非・共産」勢力を結集する2大政党として結党された。2009~2012年連立与党。2016年には他党と合併し民進党へと移行。
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曖昧さ回避

日本において「民主党」という名前の政党は複数存在する。ここでは「民主党」そのもの以外の「民主」と名のついた政党は割愛する(自由民主、民主自由、社会民主、等)

  • 日本民主黨( ( old )Japan Democratic Party ) 1947年芦田均を総裁に結党した中道保守政党。与党日本社会党と国民協同党などと連立政権に参加。社会党政権が崩壊した後は跡継ぎで民主黨首班で総理をだした。1950年解散。
  • 日本民主党( Japan Democratic Party )1954年鳩山一郎らが与党自由党に対決するために結党した保守政党。総裁は鳩山一郎。党綱は日本国憲法の改正・再軍備など右派色が強いものであった。1955年に当時同じ保守与党だった吉田茂総理総裁率いる自由党と、反吉田派の日本自由党の3党が〈保守合同〉し自由民主党となった。初代総裁は鳩山一郎。
  • 民主党( Democratic Party )1996年に結党された政党。当項目冒頭で解説。
  • 民主党( Democratic Party of Japan )1998年に上記の旧民主党を主体として結党された政党。当項目で主に解説。
  • 立憲民主党(Constitutional Democratic Party of Japan )2017年に上記政党の後身政党である民進党を母体に立ち上げられた政党。略称が民主党。詳細は当該項目で解説。

民主党(1996-1998)

結党時のマーク

デモクラット(初期)


  • 民主党( Democratic Party ) かつて日本民主党の総裁であった鳩山一郎の鳩山由紀夫議員と元社会民主連合代表菅直人議員が共同代表として結党した中道政党( 平成8年~平成10年4月) 。

民主党( 1998-2016 )

概要

日本の包括政党(右派と左派を党内に包括した政党)。旧民主党は「二大政党制」をにらみ、政権交代可能な勢力として、「非自民・非共産」の幅広い勢力が合流してつくられた政党である。この政党はこの流れをより拡大し、旧民主党に民政党新党友愛民主改革連合が合流して結成された。

この政党のグループ分けは常に流動的であり、自民党の派閥ほど強固な集団が存在しない。右派的な維新の会と左派的な社民党に近い考えを持つ議員が共存しているが、民主党内の勢力を右派と左派に明確に分けることは困難である。「幅広い勢力が結集」「党内民主主義が保証されている」言えば聞こえがいいが、所属議員が執行部を公然と批判するような行為が許容された結果、「言いたい放題」「船頭多くして船山に登る」という状態になり、最後まで内輪もめが絶えなかった。当初は代表は2人だったが、1人になった。

民主党のマーク

democrats


  • 民主党( Democratic Party of Japan )
 前述の旧民主党と法人上は同一団体である。院内会派「民主友愛太陽国民連合」(民友連)に参加していた旧民主党民政党新党友愛民主改革連合が合流して結成された政党。行政の刷新を訴えた。
 この政党は自民党に変わる政権政党をめざし、官僚政治から政治主導への転換を訴え、多数の政党が合流し結成された。この政党の党首は『代表』。党運営の責任者は『幹事長』である。
 党の成り立ち上「非・自民、非・共産」というだけの共通点を有する雑多な勢力を抱え込んだ結果、保守革新が党内に混在したのような政党となっていた。また党内で強力な主導権を握る人物やグループが存在しないことで、民主党は結党当初から内輪揉めが相次ぎ混乱した。
 民主党は小沢軍団率いる自由党と合同し、小沢一郎議員が党代表に選出。小沢は低迷していた自民福田康夫内閣との大連立政権を狙っていたものの、所属議員が目的自体を理解できなかったことと小沢独断の行為に党内から批判が噴出し、大連立は頓挫した。
 その後鳩山由紀夫代表の2009年衆議院総選挙で自民党に圧勝し、政権交代が実現した。

【与党時代】

( ⇒民主党政権参照 )

再び野党時代

 海江田民主党
 参議院選挙およびそれに続く衆院選( 第46回衆議院議員総選挙 )に大敗北した後収拾がつかぬまま党代表選を決行、海江田万里が党代表に選出された。
 海江田代表は「聴く・歩くプロジェクト」を実行し民主党の信頼と立て直しを同時に行うことになった。民主党内では前幹事長の細野豪志議員がみんなの党日本維新の会と新党を結成するのではないかという警戒などがあり、自民公明との三党合意などでの会議でも存在感を示すことはできなかった。
 民主党は与党時代には党内の内輪もめに終始し、自民党との明確な違いを打ち出す事もできなかったものの、特定秘密保護法日本版NSCなどの問題に関しては政府・自民案に対案を出すなど、以前よりも政党として存在感をアピールしていた。
 ところが、以前より政権に批判的な姿勢を貫き、独自の代案を示してきた日本共産党と、自民寄りの姿勢を強め責任野党化した維新の会・みんなの党に挟まれ、民主党は野党第一党の存在感を示せているとは言えず、第二次安倍政権に歯止めをかけられずにいる。
 そのご2014年12月14日に行われた第47回衆議院議員総選挙では前回の半数以下しか候補を立てられなかったものの当選者数こそ増加した。しかし有力議員の苦戦落選が相次ぎ海江田代表自らも比例復活すらならず落選、海江田は翌日党首辞任を表明した。
第二次岡田民主党
 海江田の辞任に伴い、2015年1月に代表選が行われ岡田克也細野豪志長妻昭の3名が立候補し1月18日に投票が行われた。長妻は一般党員からの票が伸びず脱落、岡田と細野が決選投票で争い岡田が2度目の代表となった。

野党再編と「民主党」の終わり
2016年に野党結集を進める考えから民主党は維新の党との合併を決定。民主党と維新の党の双方の解党も検討されたが、民主党を存続法人として維新の党を解党し、民主党が改名をするという形がとられた。
1996年の結党後1998年まで続いた同一法人格の旧民主党時代から1998年以降の現在の民主党に至るまで続いた「民主党」という党名は消滅。
民主党とは同一法人として「民進党」が結党され、20年程の「民主党」は幕を閉じることとなった。⇒以降、「民進党(日本)」を参照。

綱領( 2013年 )

( 引用、2013年度民主党基本情報より )
"日本は古来より東西の文化を取り入れ、大いなる繁栄と独自の誇るべき伝統・文化を築き上げた。多大な犠牲をもたらしたさきの大戦からも復興を遂げた。
 しかし、経済の長期停滞、少子高齡化、人口減少による国力の低下に加え、新興国の台頭等による国際環境の変化は国民に長期にわたる閉塞感と不安感を与えている。
 このような状況下で発生した東日本大震災及び原子力発電所事故は、未曾有の被害をもたらし、私たちに生き方や、科学・技術、物質文明のあり方までも問い直している。
 大きな変革期を迎えた今、公正・公平・透明なルールのもと、生きがいを持って働き、互いに負担を分かち合う持続可能な社会を再構築しなければならない。そして政党と国民が信頼関係を築かなければならない。
 私たちは、政権交代の実現とその後の総選挙の敗北を受け、あらためて原点を見つめ直し、目指すものを明らかにする。そして道半ばとなった改革を成し遂げるため、必ずや国民政党として再生し、政権に再挑戦する。"
私たちの立場

  • 「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ
  • 同時に未来への責任を果たすため、既得権や癒着の構造と闘う改革政党。
  • 政治改革、行財政改革、地域主権改革、統治機構改革、規制改革など政治・社会の変革に取り組む。
私たちの目指すもの
公共社会
  • 〈新しい公共〉を進める
  • 正義と公正を貫く
  • 幸福のために経済を成長させる
国を守り国際社会の平和と繁栄に貢献する
  • 専守防衛原則のもと自衛力を着実に整備
  • 国民の生命・財産、領土・領海を守る。
憲法の基本精神を具現化する
  • 象徴天皇制のもと、自由と民主主義に立脚した真の立憲主義を確立。
  • 国民とともに未来志向の憲法を構想。
  • 国際連合をはじめとした多国間協調の枠組みを基調
  • 国際社会の平和と繁栄に貢献
国民とともに歩む
  • 積極的な議論と結論の遵守を旨として、健全な党内統治を徹底する。
  • 公開・参画・対話を重んじ、広く国民との協働による政策の決定と実行を目指す。

ネット上の評判

 ネット上においてはこの党そのものの評判はすこぶる悪い。何かにつけて右往左往の行き当たりばったり、右派と左派双方の悪いとこ取りを体現したかのような政党であり、党として積極的に支持する声は少ない。
 ただし、個別の議員に関しては支持する声も少なからずある。

ネット右翼からは、反日政党だとして目の敵にされており、ミンス党(朝鮮語のような語感・イメージで付けられたもの)と罵倒される事もある。しかし、韓国語での民主党の読み方はミンジュダン(민주당)であり、決してミンスではない

主なメンバー

現代表…岡田克也
代表経験者…鳩山由紀夫 菅直人 野田佳彦 前原誠司 海江田万里

仙谷由人 蓮舫 辻元清美 馬淵澄夫 川端達夫 原口一博
田中真紀子 田中直紀 細野豪志 枝野幸男 赤松広隆
有田芳生 小西洋之 長妻昭 輿石東 田中美絵子
出戻り、移籍などで加入…、山内康一、中島克仁、山岡達丸

主な元メンバー

自民党に移籍…山谷えり子
生活の党に移籍…小沢一郎谷亮子三宅雪子はたともこ山岡賢次
日本維新の会に移籍…松野頼久維新の党
維新の党に移籍…太田和美、小沢鋭仁、高井崇志、初鹿明博等
みどりの風に移籍…山田正彦
次世代の党に移籍…西村眞悟
離党、無所属に:鈴木貴子
引退…羽田孜藤井裕久、ツルネン・マルテイ、松本龍
除名処分…喜納昌吉
他党に移籍後引退…谷岡郁子、斎藤恭紀等

関連タグ

民進党 自民党 公明党 日本共産党 日本未来の党 日本維新の会 みんなの党 社民党 国民新党
日本の政党 民主くん(立憲民主くん)

外部リンク

【参考文献・引用】
民主党(web)

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