曖昧さ回避
- 仏教用語で、相互に対立し矛盾する2つの極端な概念に偏らない実践(仏道修行)や認識のあり方をいう。
- 右派や左派あるいは反動や革新のどちらにも偏らない政策を行う政治。通常、急進派ではなく穏健派で、イデオロギー中心ではなく現実主義的である。日本の政党では公明党がこの中道を標榜しているが、右派の自由民主党と連立政権を組んでからはほぼ同党の右派的政策に追随しており、いわゆるネット右翼的な発言を繰り返す議員も目立っている。民進党は右派から左派まで党内に混在しており、党としては右派でも左派でもないが、かといって中道でもない。