国民の生活が第一〈People's Life First〉
こくみんのせいかつがだいいち
この党名は小沢一郎の現在の口癖であり、民主党のマニフェストに記載されていたものである。平成24年7月11日に小沢新党の正式名称「国民の生活が第一」と決まる。消費増税に反対する民主党議員、特に小沢軍団系議員が中心となって結党した政党である。
増税を進める野田佳彦首相率いる民主党と仁義なき戦いをする予定…だったのだが、結成半年も経たない2012年11月末に、滋賀県知事嘉田由紀子率いる日本未来の党に合流し、選挙目前にして幻の政党となった。
…が、選挙後の嘉田らとの確執から、日本未来の党から小沢一派が分党することで、再登場することになった。詳しくは生活の党の項を参照。
政党の離散集合が激しかった今回の選挙において、ある意味もっとも動きの激しい政党だったと言える。
綱領「国民の生活が第一」
党の性格
『党の原則』
- 2009年の政権交代に対して負託された民意に鑑み、改めて「国民の生活が第一」の原則を貫いて日本の政治、行政、経済、社会の仕組みを一新する。
『国民』
- 「自立と共生」の理念のもとで安心安全かつ安定した生活を送り、みずからの将来に夢と希望を取り戻し、誇り高く暮らせる日々を実現すること。
『国政』
- 「国民の厳粛なる信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」(憲法前文)ものであることを真摯に受けとめ確認する。
『我々(政治家)』
- 「正当に選挙された国会における代表者」として政治を主導する権限と責任があること、その政策は国民の利益を増進するものでなくてはならない。
『約束』
- 国民との約束は誠実に遵守する必要があることは、まさしく日本国憲法が求めているものである。
(小沢一郎談より)
マニフェスト
- 消費税法案の撤回
- 被災地はじめとする地方の復興
- 地域主権確立のための行財政改革
- 「脱原発の方向性」
ちなみに結党パーティーには4千人以上が出席