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ソビエト連邦共産党

そびえとれんぽうきょうさんとう

1917年から1991年まで存続したロシアの共産主義政党。世界の共産党組織のセンター
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概要

Коммунисти́ческая па́ртия Сове́тского Сою́за
〈Communist Party of the Soviet Union〉
(それんきょうさんとう)
 1917年から1991年まで存続した共産主義国家の共産主義政党。レーニンが党首の『社会民主労働党のボリシェビキ(多数派)』『ロシア共産党』からスターリンが党首の『全連邦共産ボリシェビキ党(全地域ソビエト連邦共産主義多数派党)』を得た後の、ソビエト共産党の名称。全名は『ソビエト社会主義共和国連邦共産党』かもしれないが不明。改名はフルシチョフが行った。ソ連政府およびソ連邦全体を統治する共産党で、各ソビエト共和国共産党を支配下に置いた。

もともと『ソビエト政府』と『共産党』は別の組織だったが、共産党独裁側のスターリン・レーニンがソビエト革命政府側の元首トロツキーなどを粛清した経緯を得た後、ソビエト政府の機構も共産党の組織で行うように組織改変を行ない。共産党党首スターリン書記長の時代にその形が完成した。スターリンが完成した書記長を頂点とした一糸乱れぬガチガチの共産党員のピラミッド体制スターリン主義(共産党の無制限独裁体制))の完成の一つとされた。共産党綱領『鉄の規律』・共産党の無制限独裁体制を明記したソ連憲法『スターリン憲法』もスターリンの治世中に実現した。

ヨシフ・スターリン書記長


 これにより『ソビエト社会主義共和国連邦』は、世界で一番恐い国というイメージが完成し、ソ連共産党も世界で一番恐いプロレタリア政党・悪魔のように強い政党というイメージが定着した。もともとは日本社会党と同レベル的なある程度穏健な形で独裁を立てようとしたら、一気に非人道的な権力組織にならざるを得なかった。

【共産主義国家の共産党】

スターリンの治世末期の、ソ連邦公式設定として、1951年よりソ連は『社会主義(ソーシャリズム)国』から『共産主義(コミュニズム)国』に移行したとされたので、ソビエト共産党とソ連邦は他のソーシャリズム国の一段上の存在として振舞った。、その後、1952年にスターリンは死去した。

 その後歴代のソ連共産党党首、フルシチョフ、マレンコフ、ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコがガチガチの党『鉄の規律』と『スターリン憲法』に穏健な改良を加えようと試みたが、『世界で一番恐い帝国・ソ連共産党も世界で一番恐い独裁政党・悪魔のように強い政党ブランドを崩すことをおののいた共産党員の妨害と、書記長自身に新共産党構想が生まれなかったこと、実際問題として変わりたかったのか・変わらなかったのかが問題となった。

鉄の書記長スターリンをなかったことにしようともがいた前党首フルシチョフ第一書記※1の後、ソ連元首だったブレジネフが党首に就任し、ソ連憲法改正(ブレジネフ憲法)をした。ブレジネフ憲法ではソ連邦と同盟国の維持のためには社会主義的自由意思を奪うのが当然という立場を明確にしたので、一気にソーシャリズム諸国の中では失望が広がった。

Gorbachev


 1985年の党首チェルネンコ急死により、後任の党首ゴルバチョフ書記の時代に一気に動いた。ゴルバチョフはあの性格が歪まざるえない共産党員の中では奇跡的な善良な性格を保持していたのでスターリンが完成した書記長を頂点とした一糸乱れぬガチガチの共産党員のピラミッド体制の場合には効力を持った、つまりいい人が独裁者になれば一糸乱れぬいい政党になる原理なので、ゴルバチョフ書記長時代の共産党はかなり、既存の共産党員には不本意ながら最高の能力を発揮していたと思われる。

 1991年のソ連憲法改正によってソ連政治界に複数政党制・大統領制が導入されたが、ソ連邦全土地域で共産党員に対する批判が集中、(特に構成国ロシア・ソ連邦社会主義共和国、(後ロシア)が急先鋒にたった)、複数政党制に入った瞬間から共産党はただの与党になったということを、ゴルバチョフも共産党員もあまり理解していなかったように思われる、党利党略というものが存在しなかったので。(はむかう者は始末してきた性分の政党なので、他党との議論とうものが存在しなかった・・・。)

その後、以前に独立宣言したロシア共和国主導の『ソ連下ろし』によって、12月末にソビエト連邦が消滅を宣言されソ連共産党の全ての解散が、ロシアによって決められた、その後ゴルバチョフがソ連大統領を辞職しクレムリンを去った。その後ロシア共和国の元首エリツィンがクレムリンに入った。

1996年以降、ロシア共和国に入っても、旧共産党員がロシアの政府庁舎で武装蜂起が行われたが、その後の動向は不明。後継をなのる勢力はいくつがロシア・旧ソ連の範囲に存在しており。このソ連共産党自体が滅んでいるのか、いないのかは判らない、どこかに漂っている感じがする。

【追記1】

  • 『書記長』ではスターリン路線、『第一書記』では大衆路線的意味合いが多少あった。


ソビエト連邦共産党党綱領

〈当時:通称『鉄の規律』(マルクス=レーニン主義派(スターリン派閥のルールとも)〉(引用)

  • ソビエト連邦共産党は、闘争は、プロレタリア(労働者)の本当に先駆的な前衛的(アバンギャルド)な一部、集団農業(コルホーズ)の一部、インテリゲンチュア(知識人)、団結した組織的義勇軍、ソ連の人々の先駆者と『契約』した〈聖書言:『テスタメント』〉。(前衛党)
  • プロレタリア(労働者)の先駆者として共産党の栄光に踏み切ったレーニンによって建設され、偉大なロシア10月社会主義革命、ソビエト連邦における労働者らの独裁の確立への勝利へと汗を流し農民らを主導した。
  • ソビエト連邦共産党の名の下に、邪悪をおこなっていた階層を排除し、ソビエト連邦における道徳、政治的団結を強化して開発してきました。
  • 共産党、労働者の党はすべての当事者となっています。
  • 党はすべての人々のために存在し、人々に提供します。それはソ連社会の力をリードし導く、社会政治的最高の形である。
  • 当事者(共産党、労働者、ソ連政府)はソ連の人々の偉大な建設的な作業を指示し、究極の目標を達成するために彼らの、組織的、計画的、科学的に実証された物語(計画)を授けます、共産主義の勝利を。(共産党がすべてにおいて最良の計画を与えます。)
  • 党は党の命である、レーニン主義の規範、集団指導の原則、党内民主主義(党員統制、民主集中制ともいう。)、コミュニスト(共産党員)の活動の主導権、批判と自己批判と自己批判の総合的な開発の厳守に基づいてその作業の基礎である。
  • 共産党の命である規律は、イデオロギーと組織の結束、その階層の堅牢性、すべての共産党員の高い意識の規律。当事者はプログラム共産党の規則とその行動で、高い意識の共産党員を損なうことに違反した人から排除する。
  • 共産党の全ての活動に共産主義社会を構築する時に党の主要な任務を定義して、その計画に基づいて開発されたマルクス・レーニン主義教義ドクトリン)によって導かれている。
  • 独創的な共産党、革命的な理論的共産主義党は、修正主義者の論理的教条主義(社会民主主義)、修正主義(社会主義全般〈社会改良主義、民主社会主義国家社会主義他〉)とは徹底的に戦争して、マルクス・レーニン主義を開発する。(社会主義者どまりの者たちは絶対許さぬ。)
  • ソ連共産党、国際共産主義(インターナショナル)と労働運動の重要な、不可欠な部分。それは、プロレタリア国際主義の『契約』とマルクス・レーニン主義の原則にしっかりと立って積極的に国際的な共産主義と労働運動の団結、すべての国の共産主義者の大軍との兄弟関係強化に貢献しています。

【追記2】
  • 本来、社会主義と共産主義にはクレバスよりも深い溝が存在しているようだ。
  • 安易に社会主義を名乗るほうが資本主義よりもソ連共産党の逆鱗に触れた。
  • すべての社会主義・共産主義政党のモデルケースである。
  • 無神論党で有名というより共産党綱領原理以外のものは排除するようにできているので、ロシア正教ほか宗教が教会を破壊され、神父やキリスト教を捨てきれない人々は徹底的に弾圧・処刑された。信仰に生きる人の場合は、を捨て共産党に帰依するしかなった。そして〈信仰を無理やり変えさせる〉というのは背徳性・精神的拷問に近い感覚があるらしい。一応、共産党公認キリスト教会はあった。
  • キリスト教世界、特にカトリック世界では、ローマ帝国東ローマ帝国オスマン帝国次ぐ最大の脅威という認識であった。
  • 党綱領にでてくる『契約』という表現が、キリスト教義における『神と人との契約』もっと言うと『聖書』そのものである。この場合の契約は『共産党と人との契約』だろうか。
  • キリスト教特にカトリックの歴史からすると、〈信仰を強制的に変えられる〉という状況、〈変えさせるほどの存在〉が登場したのは、ローマ帝国の時と大弾圧とオスマン帝国のヨーロッパ世界の一部支配による強制改宗などである。この場合のカトリック体制への脅威度でいうとソビエト連邦はローマ帝国並みに相容れない体制と目された。こうゆう敬意から西側諸国の信仰保守層からは『サタンの党』といわれた。キリスト教ならびに、イスラム世界にも最大の脅威であった。
  • ソ連共産党にはスターリン書記のやりすぎの整理整頓により、右派・左派というものはゴルバチョフ(共産党改革派)が登場するまで存在しない。
  • 同志』という言葉は一言も出てこない。

国家機構

行政単位

  • ソビエト〈勤労者代表ソビエト〉

『ソ連政府』〈当局〉

元首相当

  • ソ連大統領(1988~91、初代、最後ゴルバチョフ)
  • ソビエト議長(1938~88、初代議長カリーニン)

国会相当(ソ連憲法での最高権力)

二院制〈連邦会議(上)、民族会議(下)〉、任期5(4)年〉各共和国一院制ソビエト議会が存在。

  • 一党独裁国家には代わりがないが、連邦国家的な要素もある。
  • 一院制ではなく二院制。(こんな意味のない二院制もないと思うが)
  • 構成共和国は『一院制』ではあるが。
  • ソ連共産党〉と〈連邦構成15共和国の共産党〉が存在したが、相互関係は一概に明確ではない。

  • 人民代議員大会(1988~91)〈ソビエト自治体側の機関〉
  • 最高ソビエト(1938~88(91))(共産党側の機関、旧名:ソ連(全ロシア)中央執行委員会、初代ソビエト議長カリーニン)

内閣相当

  • 閣僚議長(首相相当、初代議長レーニン)
  • 閣僚理事会(旧最高権力機関、旧名:人民委員会議、ソ連構成共和国にも存在)

中央省庁

  • 航空産業省
  • 自動車・農業機械省
  • 原子力産業省
  • 対外経済関係省
  • 総務省
  • 地質省
  • 民間航空省
  • 衛生部
  • 外務省
  • 情報報道省
  • 文化省
  • 素材資源省
  • 冶金省
  • 海洋省
  • 石油・ガス産業省
  • 防衛産業省
  • 防衛省
  • 一般機械建設(ビルティング)省
  • 自然・環境省
  • 運輸省
  • ラジオ産業省
  • 漁業省
  • 交通部
  • 農業・食品省
  • 特殊構造と事業省
  • 造船産業省
  • 貿易省
  • 交通建設省
  • 労働社会問題省
  • 石炭産業省
  • 財務省
  • 化学・石油産業省
  • 経済産業予測省
  • 電子産業省
  • 電気電子業界機器省
  • エネルギー・電化省
  • 法務省

ソ連共産党(実際上最高権力)

  • ソ連共産党大会(党紀上での最高意思決定機関、理論的には〈党綱領,鉄の規律〉を変更できる。しかし実際には鉄の規律はまったく変更できないまま28回大会で終わる。、上記の『最高ソビエト』と一緒くたにされている感もある。)
  • 書記(書記長・第一書記)(最高権力者、初代書記長スターリン)
  • 政治局(通称:ポリトビューロ、レーニン一派が社会主義労働党員を制御するのに使ったのに始まる。共産党世界ではここが最高政治決定機関になる。閣僚理事会メンバー。日本共産党にはこの機関はない。
  • 中央委員会(旧名:中央執行委員会)(通称:中央委、大会の代行として党〈ソ連他〈社会主義国〉の場合中央省庁・国家機関もだけど〉の運営をする。)
  • 書記局(中央委の書記業務な扱いだが、実質中央委員会を統率する局であり、実際は中央委よりも上。)

〈閣僚理事会(内閣)〉関連だが実質〈中央委員会〉直属

  • 国家保安委員会(略KGB、旧名:GPU他、チェーカー、秘密政治警察の代名詞的存在、KGB以前の名称の時代のほうが遥かに危険な組織であった(独自軍保有、拷問、即処刑、不逮捕特権等)初代議長ジェルジンスキー)
  • 食料資源調達国家委員会
  • 森林国家委員会
  • 建設国家委員会
  • 公教育国家委員会(通称:教育委員会)
  • 科学技術国家委員会
  • 国の問題国家委員会
  • 中央統計局
  • 建設投資国家委員会
  • 生物工学・化学委員会
他・・。

ソ連の政党

全連邦共産党

  • ソビエト連邦共産党(ソ連共産党、旧名:ロシア共産党)
  • モスクワ市共産党(ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の統治)
  • ウクライナ共産党政治局(ビューロー)(ソビエト共産党政治局から多少独立している
  • レニングラード共産党(ソ連の革命から建国歴史上重要な共産党、『ソビエト』と『共産党』が融合した場所。、クレムリンに共産党本部が移動する前の共産党本部がおかれた。)


行政

(ソビエト共和国共産党(各ソビエト共和国の政府))

  • ウクライナ共産党(代表:「国名」ソビエト社会主義共和国書記(書記長・第一書記))
  • ベロルシア共産党(ベルラーシ)(代表:")
  • ウズベク共産党(代表:")
  • カザフ共産党(代表:")
  • グルジア共産党(代表:")
  • アゼルバイジャン共産党(代表:")
  • リトアニア共産党(代表:")
  • モルダビア共産党(代表:")
  • ラトビア共産党(代表:")
  • キルギス共産党(代表:")
  • タジク共産党(代表:")
  • アルメニア共産党(代表:")
  • トルクメン共産党(代表:")
  • エストニア共産党(代表:")

※ソビエト共産党中央委員会は格共産党政府委員から出される、各共産党の党首は『書記(書記長・第一書記)』

ソビエト(勤労者代表ソビエト)
  • ソビエト共和国
  • 自治共和国ソビエト
  • 自治州ソビエト
  • 民族自治ソビエト
  • 市ソビエト
  • 町ソビエト
  • 村ソビエト

経済

  • 社会主義的所有(国家統制計画社会、〈貨幣価値が非常に低い社会〉)
  • 社会主義的計画経済(五カ年計画

農業

  • ソフホーズ
  • コルホーズ

経済運営設定

  • ゴスプラン(国家計画委員会、五カ年計画の作成。旧名:国家電化委員会〈ゴルエロ〉)

労働組合

  • 全ソビエト労働組合中央ソビエト(ソ連の労働組合、労働者の国なのに労働組合がある。

中央銀行

  • ゴスバンク(ソ連邦国立銀行)

新聞(二誌のみ)

  • プラウダ(『真理』、ソ連共産党中央委員会機関紙兼一般大衆紙)
  • イズベスチア(『報道』、最高ソビエト機関紙兼一般大衆紙)

テレビ(一社のみ)

  • タス(ソ連電報通信社、海外クレジット『イタル・タス』)

航空機(一社のみ)

鉄道



【参考】
『pixiv ソビエト連邦』
『wikipedia ロシア語・英語版』
『ソビエト連邦共産党党綱領』
『広辞苑』
『マイペディア辞典』

関連タグ

ソ連 共産党
ソ連共産党(略称) センター

関連動画


  • ♪ショスタコーヴィチ『革命』もともと鋼鉄の書記長スターリンと鋼鉄の共産ソ連の偉大性をたたえる曲とされてきたが、独裁者統治者スターリン刑務所ソ連に意見を言う曲と解釈されるようになった。どちらにしてもソ連共産党のために作られた曲である。最後は『スターリンの棺桶の釘を刺す音』なんだそう。

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