概要
闇の大神官だったり悪の帝国の帝王だったり作品によって異なる。
PS版「封印されし記憶」では5人の大神官たちを統べる「神官長」という立ち位置で、彼らや副官の神官セトと共に王朝に対して反乱を起こした張本人。
ストーリー最序盤からメテオ・ブラック・ドラゴンや究極完全態・グレート・モスが入った最強デッキを使用し、奇跡的に勝利できても負けるまでデュエルが繰り返されるという負けイベントを仕掛けてくる。
終盤で2回目の対戦があり、この時は使用するカードにゲート・ガーディアンが加わるなど、1回目とは若干の変化が見られる。
「カード魔神」を復活させ、その力を自らのものにしようと目論み見事復活に成功するものの、その「カード魔神」によってカードに封印され、最後は「こんなカード持っていても仕方がない」と言って燃やされてしまった。
PS2版『継承されし記憶』では薔薇戦争を引き起こしたイングランド王「リチャード・ヘイシーン・オブ・ヨーク(リチャード3世)」と登場。
戦士族&獣戦士族デッキの使い手でトマス・スタンリー(本作におけるペガサス)の息子を人質に取っている卑劣感でペガサスから「薔薇十字団」を雇い入れ自らの僕として使っていた。
しかし、薔薇十字団メンバーは全員壊滅。ペガサスと戦った主人公を見て改心し一気呵成に攻められ一気に追い込まれていき最終的に白髪化され戦死。
GBC版『DM3』ではステージ3『古代エジプト』の4人のデュエリストのうちの1人として登場。
今作はこれまでDM1/DM2で表ボスを務めていたペガサスが未参戦のためか、彼がトゥーンモンスターの使い手となっている。
ステージ3のキャラクターの割には使用してくる下級モンスターがやたらと貧弱で、5回負かすと何かの伏線めいた思わせぶりな発言を遺していくが、結局以降のDMシリーズに彼が出演することはなかった。
余談
名前の由来はジャンプ編集者(後に編集長)で当時『遊戯王』担当だった瓶子吉久氏から。