曖昧さ回避
概要
もともと語源は『2人』を意味するラテン語、duo。
それがduellum(二人の争い)→duelと変化していき、日本語では『決闘』と訳された。
語源の通り一対一での戦いを指す事が多く、格闘ゲームのラウンドコールにおいて
ラウンドの数え方が『ROUND ○』ではなく『DUEL ○』である作品も存在する。
転じて、遊戯王やMtG、デュエルマスターズなどのカードゲームにおいて「(カードゲームによる)対戦」の意味で用いられる言葉。(⇔リアルファイト)
デュエル(カードゲーム)
用語として最初に『デュエル』を使用したのはMtGとされる。
作品の設定ではMtGでの対戦は『魔法使い同士の決闘』を模したものであり、『決闘』感を出す為に初期の世代では敗者のデッキから勝者がカードを奪うことが公式で許されていたこともある。
日本でこの後を流行させたのは漫画『遊戯王』と、同作品に登場する前述のMtGをモチーフに作られた『マジック&ウィザーズ(現:デュエルモンスターズ)』であるとされる。
以降、ちびっ子たちの間でカードゲームでの対戦はおおよそ全て『デュエル』と呼ばれるようになったが、元祖であるMtGでは1999年に廃語となった。