アルメニア・ソビエト社会主義共和国(アルメニア・ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこく、ロシア語:Армянская Советская Социалистическая Республика、アルメニア語:Հայկական Խորհրդային Սոցիալիստական Հանրապետություն、英語:Armenian Soviet Socialist Republic)は、1920年11月から1991年9月までまでアルメニアに存在したソビエト連邦の社会主義共和国。アルメニアの歴史においては、それまで農業国から工業国への転換を果たした時代でもある。1991年9月にソ連からの独立を宣言したが、1995年7月の憲法改正までは同国の国家機構を保持したままであった。
歴史
初期
1920年11月に革命委員会の宣言が採択されてアルメニア社会主義ソビエト共和国が成立し、同年12月にロシア・ソビエト連邦社会主義共和国との間で合意が締結された。1922年2月に憲法が採択され、同年3月にグルジア・アゼルバイジャンと共にザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国の一部となった。1936年12月に両国と分離された後はソ連の構成国となり、1991年9月にアルメニアが独立主権国として成立した事で消滅した。
独立
1990年8月に最高会議は独立宣言を採択し、それと合わせてアルメニア軍の創設も発表された。1991年9月に最高評議会は共和国の独立を確認した。