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曖昧さ回避

  1. 雪山や氷床などに見られる地形。
  2. 女性の膣口を指す18禁用語。
  3. モンスターファームに登場するモンスター。

ここでは1.と2.について解説する。


概要

氷河雪原極地に出来るひび割れ状の地形。ドイツ語では「シュルンド」と呼ばれる。日本では雪原などに出来るひび割れをクレバス、その下に沢があるのをシュルンドと呼ぶ。


普通は10メートル、最大では数十メートルのものもある。壁面は垂直で、下に行くにつれ狭くなっていることが多いが、底があったり、迷路状になっているタイプもある。また、下の方の雪は圧力で氷のように固くなっている。


形成のメカニズムとしては、氷河や雪原には「クラック」と呼ばれるヒビがある。これが雪解けなどにより広がり、クレバスが形作られる。また、形成条件は地形による面も大きく、同じ場所で出来ることが多い。


危険性

クレバスはただのひび割れと思って侮ってはならない。プロの登山家でもクレバスに転落して帰らぬ人となる事故があとをたたない。転落すれば最後、10メートル(=ビル3階相当)の高さから落ち、負傷はまぬかれず、命の危険にさらされる。

また、ヒドゥン・クレバスと呼ばれる雪などに隠れたクレバスがあり、プロの登山家でも知らずに落ちて亡くなるケースもある。


予防法

事故を防ぐには、まず回避することが大切とされる。前述の通り、同じ場所に出来ることが多いため、事前の情報収集が重要とされる。そうしてある程度、発生場所を予測し、迂回ルートを設定する。

どうしても通る必要があるときは、ロープや梯子を架けてわたる必要がある。また、ヒドゥンクレバスの可能性が高い場合は、ピッケルで突き刺し確認しながら歩く方法もあるが、これは高度な技術を要する。


万が一落ちた場合は、仲間がホーリングレスキューと呼ばれる器具を使い、救助する方法もある。仲間にこうしたセルフレスキューが出来るプロがいれば可能だが、そういう人がいるとは限らないので、やはり救助隊を呼ぶことが無難と思われる。


関連タグ

雪山 氷河 地割れ

登山 遭難 底無し穴


非関連タグ

クレパス


R-18的な意味で

性的な意味では、女性の膣口をこう呼ぶことがある。大きく縦状に開いた膣口の様子を、雪山に大きく開いたクレバスに例えたもの。こうした表現は18禁同人誌でよく見られる。

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