概要
ソ連国家保安委員会(ソれんこっかほあんいいんかい、ロシア語:Комитет государственной безопасности СССР、英語:Committee of National Security、略称:КГБ、KGB)は、ソビエト連邦の諜報機関。1954年3月から1991年12月まで存続した。
1954年3月に創設され、国内外の諜報活動・監視・防諜・国境警備などを行う諜報機関・秘密警察であった。冷戦時代はアメリカのCIAに並ぶ諜報機関であったが、1991年12月のソ連崩壊で複数の諜報機関に分割された後に解体・廃止された。現在は連邦保安庁(1995年4月発足)・対外情報庁(1991年12月発足)などに継承されており、「強いロシア」を掲げるプーチン政権での行政改革により、旧KGB系機関のFSBへの段階的な集約化が進んでいる。
旧ソビエト連邦構成国にも後継機関が設立されていたが、近年の東ヨーロッパ諸国のヨーロッパ連合・北大西洋条約機構の加盟によって、西側の諜報機関をモデルにした組織に改編される傾向にある(元KGB職員への対応は全員解雇から継続雇用まで、国によって差がある)。スパイ小説などに悪役として登場する事も多い。
関連タグ
ウラジーミル・プーチン:第2・4代ロシア連邦大統領。過去に所属していた。
極楽大使…元KGBの殺し屋という設定がある。
コードネームU.N.C.L.E:CIAとKGBのエージェントが手を組み、世界を巻き込む一大テロ事件を阻止する。