曖昧さ回避
テレビ朝日系列で2000年に放映されていたアニメについては「マシュランボー」を参照。
概要
『ロッキー』と並ぶシルヴェスター・スタローンの代表作。
ロッキー同様、全作にわたってスタローンが脚本に参加している。
第1作はディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』を原作としており、「ベトナム帰還兵の孤独」というテーマが盛り込まれた社会性の強い映画だったが、続編の2作は娯楽性の高いアクション映画となっている。
本国アメリカなどの英語圏や一部の国では、第一作目のタイトルは“First Blood”として公開されたが、(日本を含む)それ以外の国では主人公ジョン・ランボーの名前からとった「ランボー」のタイトルで公開された。「日本で付けられたこのタイトルが本国アメリカで気に入られ、スタローンからこの件に関する感謝の手紙が配給会社に送られた」との説が信じられていることがあるが、デマである(日本で配給される以前から、“Rambo”のタイトルで公開していた国がいくつかある)。スタローン本人から配給会社宛てに感謝の手紙が送られてきたのは事実らしいが、内容はマーケティングに関するもので、タイトルの変更とは無関係であった。
怒りのアフガン以降はシリーズが途絶えていたが、2008年にミャンマーを舞台にした第4作『最後の戦場』が公開され、ランボーのストーリーにピリオドが打たれた。
…と思われたが、第4作から10年ぶりに第5作“Last Blood”の制作が発表され、2019年9月20日に全米で公開され日本でも2020年6月26日に公開された。メキシコが舞台で麻薬カルテルと戦う内容になるとの事。後半では衰えた肉体を罠でカバーするため巷では『大人のホームアローン』と言われている。スタローンは本作をもってランボーシリーズの完結を謳っている。
シリーズ一覧
タイトル | 公開年 | 監督 | 配給 |
---|---|---|---|
ランボー | 1982年 | テッド・コッチェフ | オライオン/東宝東和(日本) |
ランボー/怒りの脱出 | 1985年 | ジョージ・P・コスマトス | オライオン/東宝東和(日本) |
ランボー3/怒りのアフガン | 1988年 | ピーター・マクドナルド | オライオン/東宝東和(日本) |
ランボー/最後の戦場 | 2008年 | シルヴェスター・スタローン | ライオンズゲート/ギャガ(日本) |
ランボー/ラスト・ブラッド | 2019年 | エイドリアン・グランバーグ | ライオンズゲート/ギャガ(日本) |
関連イラスト
名作とあってパロネタが非常に多い(特に初代ランボー)
関連タグ
ジョン・ランボー トラウトマン大佐 コー・バオ ガブリエラ(ランボー)
ポプテピピック - テレビスペシャルで本作のパロディーが描かれた
羽衣ララ 香久矢まどか-スター☆トゥインクルプリキュアの登場人物。第23話でコピーフワの増殖を止めるため、ドーナツをたすき掛けした結果がこれである。
MortalKombat11-有料DLC追加キャラクターとして参戦。CVもスタローン本人。他にロボコップ・T-800・スポーン・ジョーカーもいる。