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マシュランボー

ましゅらんぼー

『マシュランボー』は、西遊記をモチーフとした冒険活劇アニメ。また、登場人物であるマシュラ・サーゴ・クータルが合体した姿。
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概要編集


物語としてのマシュランボー編集

2000年2月5日から9月23日にテレビ朝日系列24局で放送されたTVアニメ。制作は東映アニメーション

24局のうち23局は18:28-18:58に放送した。関西地区のABCは19:30-20:00にローカルドラマ『新・部長刑事 アーバンポリス24』の放送があり、本来の放送時間帯にテレ朝制作バラエティ番組を30分早く放送したため、本作品を17:00-17:30に放送した。


西遊記モチーフの作品。前番組の失敗から、少女漫画原作路線に見切りをつけたテレビ朝日と東映アニメーション(およびバンダイ)が、「おジャ魔女どれみ」の成功を受けて立ち上げた男子向けオリジナル作品だったが、一部の地域で裏番組が人気のある「HUNTER×HUNTER」だったために視聴率は低下。

テコ入れとして、元々アドベンチャーアニメだったものをバトルアクションものに転換したものの視聴率が好転することはなく、(カードバトルで売るか、アクションフィギュアで売るのかバンダイの販売方針が不鮮明だった事もあり)更に玩具の売り上げも振るわずバンダイの業績に影響を及ぼしたため、テレビ朝日とバンダイは土曜夕方のアニメに見切りをつけることになった。

結果本作は7ヶ月で枠毎終了に追い込まれてしまった、22話以降は放送局の都合で続けたであって実質的には全21話であり残り11話は単なるおまけである。


2008年には総集編第1部『心を力に』と第2部『終わらない地球』の構成による前後編スタイルの総集編が映画として公開されることが発表されたが、同年9月21日に同タイトルの総集編DVDがリリースされた。


コミカライズに関しては、岩本佳浩コミックボンボン(講談社)に掲載。単行本は全2巻。

こちらは原作と違って、セクシーあり、熱血展開ありのいかにもボンボンらしい漫画に仕上がっている。「ロックマンX」を手掛けたことがある岩本佳浩が描いたためにアレンジも巧いが、原作の打ち切りの影響を受けて、漫画版も打ち切りと化してしまう。

とはいえ、原作がハッピーエンドとは言えない結末になったの対し、こちらはハッピーエンドとなっており、一部のファンの間ではこちらの方が評価が高い。そのためか、2009年1月にリリースされたコンプリートDVDにはコミカライズ最終章のドラマCDが添付された。


ストーリー編集

舞台は人類が滅んで300年後の地球。主人公のヤクモはコールドスリープから目覚めた人間。地球はマトリクサーと呼ばれる新生命体によって支配されていた。ヤクモは生き残っている人間を求めてサーゴ、クータルと共に西の地へ向かう。


キャラクターとしてのマシュランボー編集

ハイパーマシュラサーゴクータルのゴーバクカードを挿入することにより、マシュランボーに合体・変身することができる。

キャラクターとしてのマシュランボーは赤い鎧姿で紫髪を一つに束ね、侍をおもわせる格好をしている。そのためか,ファンの一部からは「若」と呼ばれることも。


関連イラスト編集

マシュランボー映画化いざ西へ

「マシュランボー」(作品関連イラスト:左)

「マシュランボー」(キャラクター:右)


登場人物編集

主要キャラクター編集


第1部編集


第2部編集


ドラマCDのみ



余談編集

本作はシリーズ構成の関島眞頼が担当し、「アドリブを効かせた構成」を目指したが、皮肉にも路線変更がスムーズに行ったのも、「アドリブを効かせた構成」が役に立ったと言える。


1985年10月にABC制作の「夢の星のボタンノーズ」で始まり、1986年の「聖闘士星矢」以後テレビ朝日担当・東映アニメーション製作のタッグとなったテレ朝土曜アニメのアンカーとなってしまった(後継番組の『勝負師伝説哲也』はこの枠で放送予定だったが、「賭博」を題材にしていることから深夜枠へと降格させられた)。


2002年春に『クレヨンしんちゃん』で土曜夜7時アニメが復活、テレ朝と東映のアニメもそれから半年後の土曜夜7時台後半に設置されたアニメ版『釣りバカ日誌』で再開されたものの、失った視聴者を取り戻すことは叶わず、2004年秋に『クレしん』は元の金曜夜7時半に再移動、後半枠の『ボボボーボ・ボーボボ』はローカル枠に左遷されたことで短命に終わり、今度こそ土曜夜アニメに終止符を打った。


関連動画編集


関連タグ編集

マシュラ ヤクモ サーゴ クータル マシュヤク

西遊記・・・モチーフになっている。

SF西遊記スタージンガー・・・同じく西遊記をモチーフに東映アニメーションが1970年代に製作・放送されたスペオペヒーローアニメ

イタダキマン・・・同じく西遊記をモチーフに竜の子プロが1983年に製作したギャグアニメで、短縮打ち切りの共通点を持ち、昭和タイムボカンシリーズの最終作となった。

アソボット戦記五九・・・同じく西遊記がモチーフの2000年代初期のバトルアクション冒険活劇にして、変身によるパワーアップ要素、荒廃した未来世界でコールドスリープから目覚めた人間が主人公、人間とは異なる種族が地上の支配者であるなど共通点が多く、放送年代も近かったことから度々混同される。

ドラゴンボール・・・初期は西遊記をモチーフにした冒険モノだった。そして旧アニメ版最終作が冒険物からバトル路線に変更された共通点あり。

仮面ライダークウガ・・・放送同時期の番組。本編の映像が流用された事がある。

獣戦士ガルキーバ・・・サンライズ製作のファンタジーアクションアニメ。スポンサーが同一で打ち切りの共通点があり。そして、アニメの方は未完に終わった。

アニメがんばれゴエモン・・・打ち切りという意味では共通している。こちらはラスボスを殺してはおらずゴエモン達が住んでいるゲーム界へ放置であり肝心のゴエモン達は人間界へ帰る事なく物語が終了している。一方マシュランボーはラスボスは倒しており数話もこちらより多いので綺麗に終わっている方である。

マシュランボーに置き換えるなら爬虫王編の話で完結している、ただし数話的に言えば(アニメがんばれゴエモンの最終話は23話)宇宙からの侵略者カードリアンが出現した所で終了している。

奇しくもヤエちゃんの中の人ははビンカと同じ声優である。

テレビ朝日系土曜日夜7時台アニメ枠・・・正確には移動後の土曜夕方6時半(朝日放送は土曜夕方5時放送)の放送だが、同系の流れを組む意味で記載。余談に書いてある通り同枠の最終作となってしまった。

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