曖昧さ回避
- アブラナ科ゴウダソウ属の植物。和名はゴウダソウ(合田草)。ギンカソウ(銀貨草)、オオバンソウ(大判草)とも。本項で詳述。
- 『フラワーナイトガール』のキャラクター。→ルナリア(花騎士)
- 『世界樹の迷宮5』に登場する種族。→ルナリア族
概要
ゴウダソウ(Lunaria annua)は属名のルナリアの名で呼ばれる二年生植物。ヨーロッパ原産。4月から6月にかけて紫色の花(白色の種類もある)をつける。草丈は30〜100センチ。春に播くと翌年春に、秋に播くと翌々年の春に咲く。
薄く平べったく半透明の果実が非常に特徴的で、これをドライフラワーとして利用する。別名のギンセンソウ(銀扇草)はこれを銀の扇に見立てたことから、ギンカソウ(銀貨草)は銀貨を連想させることからの命名である。またの別名のオオバンソウ(大判草)も発想は同じ。属名のLunariaもこれを満月に見立てたことによる。
丈夫な植物で北海道などで野生化しているが、夏の暑さに弱く、日本での栽培は夏越しに気を配る必要がある。