🍩概要
ドーナツ(ドーナッツ)とは、洋菓子の一種。浮き輪のように環状になっていて穴が開いているものが代表的な形であるが、他の形のドーナツもある。
生地を固めて油で揚げ、砂糖をまぶした菓子。語源はドー(パン生地)とナット(塊)。ケーキ生地を揚げたものとパン生地を揚げたものが混在しており、揚げパンとの区分は明確ではない。サーターアンダギーのような西洋のものではない揚げ菓子もドーナツに入れられることもある。
円盤状のものや、棒状のドーナツもあるが、一般的には真ん中に穴の空いたものというイメージが強い(中心部の空洞化を指すドーナツ化現象なる言葉があるほどである)。これは熱が通りやすくするための工夫である。
スミソニアン博物館によると、初めてドーナツに穴を空けたのは、アメリカ合衆国メイン州ロックポートに住んでいた船乗りハドソン・クロケット・グレゴリー。1800年頃、グレゴリーがおやつにドーナツを食べた時、火が通っていない真ん中の部分をむしって食べたのが始まりであるという。
しかし、あくまで諸説ある中の有力説にすぎず、『チコちゃんに叱られる!』で取り上げた時の結論は「よくわからない」になった。
原材料の関係などから安価で大量生産できる菓子としてポピュラーだが、2000年代に入ると、高級志向・健康志向のドーナツが登場し出した(参考)。
🍩分類
作り方により、以下の種類に分けられる
🍩ドーナツが好物なキャラクター
🍩アメリカの警察官
アメリカの警察官の食事といえばドーナツというイメージが定着している。
これは、アメリカの大手ドーナツチェーン店のダンキンドーナツが「制服で来店した警官はドーナツ一個無料」というサービスを行っている事に由来する。
公務員特権と叩かれそうな話であるが、制服姿の警官が立ち寄る事による犯罪抑止という、割と切実な理由だったりする。
また、冷めても風味が落ちず、かつ手軽に食べられる食べ物は、時間に追われる警察官にとっては重宝する存在なのである。
『タイムボカン24』において、警察官がドーナツを手にしていたのは単純にドーナツ回だったので持たせていただけではないのである。
本編中では、ドーナツ店において警察官ならドーナツが1個無料とも解説されていた。
また、当作では更にドーナツに関する本を書いた人物としてシートン動物記のシートンが取り上げられている。詳細は真歴史を参照。
🍩余談
- 中国語では【甜甜圏】と書く。
- ヒーローやヒロインが派手な砂糖衣や濃厚なソースの掛かっていない、比較的シンプルなドーナツを好む理由は、汚れた手を洗っている暇などないからと考えられる。
🍩関連イラスト
ドーナツ単体
人物込み(オリジナル)
人物込み(版権)
🍩関連タグ
ミスタードーナツ ポン・デ・リング フレンチクルーラー チュロス サーターアンダギー
ドーナッツ:表記揺れ。
環状星雲…別名:ドーナツ星雲