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花子くんとは、漫画家あいだいろ氏による作品『地縛少年花子くん』の主人公。

「学園七不思議が七番目『トイレの花子さん』。 はじめまして。」

概要

CV:緒方恵美(アニメ) / 天﨑滉平(三国志大戦でのコラボ賈充〉での担当)


物語の主人公。かもめ学園の七不思議の七番目の噂『トイレの花子さん』その人で、「会えば何かを代償に願いを叶えてくれる。」という噂がある。

ヒロインである八尋寧々が、自身の願いを叶えてもらう為にトイレで呼び出した人物。


容姿

容姿は黒髪に黄色い眼をした少年。昔の制服の様な黒い学ランに、左頬に白地に『封』と書かれたお札の様なものが貼ってある。


皆が想像する『トイレの花子さん』の様におかっぱ頭で赤いスカートの女の子ではない。

本人曰く「そーゆーの最近流行らないんだよね」「花子くんって呼んでもいーよ」との事。

怪異と言っても妖怪ではなく、幽霊。やや体が透けて見える。

(アニメでは、時々背景が見えるほど透けている時もある)


武器は包丁。周囲には常に「白杖代」と呼ぶ、二つのヒトダマ型の何かが浮遊している。

赤色の方は監視・追跡等、緑色の方は軍服のような外套を出現させることが出来る。



人物像

一人称は「俺」。

怪異とは思えないほど社交的で明るい性格の少年で、非常に表情豊か。一方で、どこかつかみどころのない一面もある。


当初は八尋寧々の「好きな人と両想いになりたい」を叶えるべく奮闘するものの、寧々が呪いの「人魚の鱗」を飲んでしまった事により、もう片方を飲むことで「人間に戻りたい」という願いを叶えることになる。

その代償は「労働力」。以降は寧々を「助手」と呼び、トイレ掃除や怪異事件の解決など、毎日のようにこき使うようになる。


祓い屋の少年である源光とは初対面時は敵対していたが直ぐに打ち解け、「少年」と呼んでいる。彼の真っ直ぐな優しさと祓い屋でありながら怪異を思いやる姿には内心で期待している様子を見せている。


普段は基本的にお茶らけており、寧々や光に対してふざけたりちょっかいを出していることが多い。

寧々曰く、「ヘンに思わせぶりなこと言うし、すぐセクハラするし、無神経。予想外の理由で急に態度が変わったりする」。

それでも大切には思っているらしく、振り回しつつも友達の様に接している。

また寧々が光など他の男を気にかけている際には嫉妬したり、別の怪異(人魚達)が彼女と縁を結ぼうとした時にはそれを阻止するなど独占欲の強い部分も見せる。

更に普段の態度とは裏腹に寧々が怪異に襲われそうになった時は毎回助けてくれる。その様は、中々のイケメン。



怪異の中でも上位の七不思議であり、学園の怪異を取り締まって人間と怪異の関係を正しく保つことが使命。

なぜか怪異として先輩のはずの他の七不思議を差し置き、リーダーを名乗っている(しかも事実らしい)。

ただし他の七不思議達からは、やや嫌われており人望は皆無、特に一部の七不思議からは下劣なエロガキ呼ばわりされ、普段は会ってもくれないらしい。

基本的に周囲からの扱いは悪く、寧々と共に作中のコメディリリーフとして描かれる事が多い。


光曰く「『トイレの花子さん』はオレのばーちゃんがやっとの思いで封印した凶悪な怪異なんです!」とのこと。

花子くんが武器として使っている包丁は、生前にそれを使って誰かの命を奪った証らしい。


それに関しては、本人は隠すわけでも無く平然と「バラされちゃった」と言っており、ほぼ認めている様。

七不思議のリーダーという役割はカミサマと呼ばれる存在から与えられたもののようで本人曰く、「カミサマが言ったんだ。この役目を全うことができれば俺の罪は消えるんだって。」、「七不思議の依代を全部壊せばカミサマが願いを叶えてくれる。」との事。

まだ此岸でやるべき事があるらしく、光の兄である源輝に強制的に祓われそうになった際には、


「ヒトゴロシの存在ひとつっきりで償えるものなんて何もない」

「消滅なんてタダの救いだ」


と言っている。ちなみにこの一件で輝がトラウマになったらしい。


好きなおやつはドーナツ

最近の悩みはもっけ花札で勝てない。


内面

物語の主人公であるが、作中でのモノローグが一切ない

背景に脳内イメージ図が描写されることはあっても、言葉として書かれることはまずない。


上記のように、非常に重い過去や感情を抱えている事は明らかなのだが…

その心中は、寧々や他のキャラクターだけでなく、読者からも容易に測れないようになっている



余談

・タイトルの通り「地縛霊」である為、学校の外に出ることできない。

・幽霊なので浮遊しているものの、塔の上などあまり高い場所までは浮けないらしい。おまけに幽霊なのに重い(光談)。

・一巻で語られた自分の理想像が、何故かゴジラ。書置きする時もゴジラの絵を描いていた。

 過去の小学生の時も、ゴジラのお面を頭に着けていたりする。


関連イラスト

関連タグ

あいだいろ 地縛少年花子くん


ネタバレ

以下ネタバレがあります。ご注意下さい。


     






     






     














  




余命一年未満の寧々を救うべく、葵を彼岸に落として(これに関しては、単に六番の試みに便乗しただけなのか、最初から花子くんの計画だったのかは不明)葵の本来の余命が寧々の寿命に移動するよう仕向ける。しかし、葵は赤根家の人間(=カンナギの娘)だったため、葵が彼岸に落ちたことで「断絶」が起きてしまう。この「断絶」とは、簡単に言うと、境界に入れなくなり、また、あらゆる怪異は現世から退散させられるというもの。要するにもっけや花子くんや、もろもろの怪異が消えてしまう。(ただし呪いや悪縁は残る)当然これは寧々の願いとは似ても似つかないもの。花子くんも最初は記憶を消そうとしたり、自己中な発言をしたりしているため、もしかしたら徹底的に嫌われて惜しみなく別れようとしたのかもしれない。

簡単に言うと、花子くんは寧々の寿命を延ばすためにこれまでの世界の秩序を根本から変えている。

「学園七不思議が七番目『トイレの花子さん』。 はじめまして。」

概要

CV:緒方恵美(アニメ) / 天﨑滉平(三国志大戦でのコラボ賈充〉での担当)


物語の主人公。かもめ学園の七不思議の七番目の噂『トイレの花子さん』その人で、「会えば何かを代償に願いを叶えてくれる。」という噂がある。

ヒロインである八尋寧々が、自身の願いを叶えてもらう為にトイレで呼び出した人物。


容姿

容姿は黒髪に黄色い眼をした少年。昔の制服の様な黒い学ランに、左頬に白地に『封』と書かれたお札の様なものが貼ってある。


皆が想像する『トイレの花子さん』の様におかっぱ頭で赤いスカートの女の子ではない。

本人曰く「そーゆーの最近流行らないんだよね」「花子くんって呼んでもいーよ」との事。

怪異と言っても妖怪ではなく、幽霊。やや体が透けて見える。

(アニメでは、時々背景が見えるほど透けている時もある)


武器は包丁。周囲には常に「白杖代」と呼ぶ、二つのヒトダマ型の何かが浮遊している。

赤色の方は監視・追跡等、緑色の方は軍服のような外套を出現させることが出来る。



人物像

一人称は「俺」。

怪異とは思えないほど社交的で明るい性格の少年で、非常に表情豊か。一方で、どこかつかみどころのない一面もある。


当初は八尋寧々の「好きな人と両想いになりたい」を叶えるべく奮闘するものの、寧々が呪いの「人魚の鱗」を飲んでしまった事により、もう片方を飲むことで「人間に戻りたい」という願いを叶えることになる。

その代償は「労働力」。以降は寧々を「助手」と呼び、トイレ掃除や怪異事件の解決など、毎日のようにこき使うようになる。


祓い屋の少年である源光とは初対面時は敵対していたが直ぐに打ち解け、「少年」と呼んでいる。彼の真っ直ぐな優しさと祓い屋でありながら怪異を思いやる姿には内心で期待している様子を見せている。


普段は基本的にお茶らけており、寧々や光に対してふざけたりちょっかいを出していることが多い。

寧々曰く、「ヘンに思わせぶりなこと言うし、すぐセクハラするし、無神経。予想外の理由で急に態度が変わったりする」。

それでも大切には思っているらしく、振り回しつつも友達の様に接している。

また寧々が光など他の男を気にかけている際には嫉妬したり、別の怪異(人魚達)が彼女と縁を結ぼうとした時にはそれを阻止するなど独占欲の強い部分も見せる。

更に普段の態度とは裏腹に寧々が怪異に襲われそうになった時は毎回助けてくれる。その様は、中々のイケメン。



怪異の中でも上位の七不思議であり、学園の怪異を取り締まって人間と怪異の関係を正しく保つことが使命。

なぜか怪異として先輩のはずの他の七不思議を差し置き、リーダーを名乗っている(しかも事実らしい)。

ただし他の七不思議達からは、やや嫌われており人望は皆無、特に一部の七不思議からは下劣なエロガキ呼ばわりされ、普段は会ってもくれないらしい。

基本的に周囲からの扱いは悪く、寧々と共に作中のコメディリリーフとして描かれる事が多い。


光曰く「『トイレの花子さん』はオレのばーちゃんがやっとの思いで封印した凶悪な怪異なんです!」とのこと。

花子くんが武器として使っている包丁は、生前にそれを使って誰かの命を奪った証らしい。


それに関しては、本人は隠すわけでも無く平然と「バラされちゃった」と言っており、ほぼ認めている様。

七不思議のリーダーという役割はカミサマと呼ばれる存在から与えられたもののようで本人曰く、「カミサマが言ったんだ。この役目を全うことができれば俺の罪は消えるんだって。」、「七不思議の依代を全部壊せばカミサマが願いを叶えてくれる。」との事。

まだ此岸でやるべき事があるらしく、光の兄である源輝に強制的に祓われそうになった際には、


「ヒトゴロシの存在ひとつっきりで償えるものなんて何もない」

「消滅なんてタダの救いだ」


と言っている。ちなみにこの一件で輝がトラウマになったらしい。


好きなおやつはドーナツ

最近の悩みはもっけ花札で勝てない。


内面

物語の主人公であるが、作中でのモノローグが一切ない

背景に脳内イメージ図が描写されることはあっても、言葉として書かれることはまずない。


上記のように、非常に重い過去や感情を抱えている事は明らかなのだが…

その心中は、寧々や他のキャラクターだけでなく、読者からも容易に測れないようになっている



余談

・タイトルの通り「地縛霊」である為、学校の外に出ることできない。

・幽霊なので浮遊しているものの、塔の上などあまり高い場所までは浮けないらしい。おまけに幽霊なのに重い(光談)。

・一巻で語られた自分の理想像が、何故かゴジラ。書置きする時もゴジラの絵を描いていた。

 過去の小学生の時も、ゴジラのお面を頭に着けていたりする。


関連タグ

あいだいろ 地縛少年花子くん


ネタバレ

以下ネタバレがあります。ご注意下さい。


     






     






     














  




余命一年未満の寧々を救うべく、葵を彼岸に落として(これに関しては、単に六番の試みに便乗しただけなのか、最初から花子くんの計画だったのかは不明)葵の本来の余命が寧々の寿命に移動するよう仕向ける。しかし、葵は赤根家の人間(=カンナギの娘)だったため、葵が彼岸に落ちたことで「断絶」が起きてしまう。この「断絶」とは、簡単に言うと、境界に入れなくなり、また、あらゆる怪異は現世から退散させられるというもの。要するにもっけや花子くんや、もろもろの怪異が消えてしまう。(ただし呪いや悪縁は残る)当然これは寧々の願いとは似ても似つかないもの。花子くんも最初は記憶を消そうとしたり、自己中な発言をしたりしているため、もしかしたら徹底的に嫌われて惜しみなく別れようとしたのかもしれない。

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