概要
漫画『地縛少年花子くん』作中に登場。かもめ学園に伝わる七不思議の六番目である。
第60の怪(単行本12巻)で初登場。
白い着物の袖を襷掛けにした服を着ている。また、よく動物の頭蓋骨を被っている。素顔は褐色の肌をしており、こげ茶色の髪から小さい角が生えている。また両目の下には、涙のような細い線が入っている。
口調は関西弁。
笛を吹くことができるようで、単行本13巻では横笛を構えた六番のイラストが載っている。
詳細
以下、単行本12巻以降のネタバレを含みます。
宿泊学習中、怪異に襲われた寧々たちの前に突然現れ、葵を連れ去っていってしまう。
その後、六番は黄泉の番人として、生死を扱うことができる七不思議であることが判明した。
噂によると、六番の笛の音が聞こえた者には近く死が訪れるという。つまり生きているものを死に至らせることができる能力を持つ。実際に、連れ去った葵に花を渡そうとした際に握っていた花を枯らしてしまっていた。
その一方で、大怪我を負い動かなくなった怪異を復活させるなど、死んだものを生き返らせることができる能力も併せ持つ。
年に一度、盂蘭盆の時期にしかこの世に現れないため、七不思議が集う会議はいつも欠席している様子。
その強力な能力には、花子くんも思うところがあるようで…?
「ただきみに」
「あの日 あの夜」
「言うべきこと やるべきことが あったような気がして」