ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ポップン

ぽっぷん

ポップンとは、コナミ(現・コナミアミューズメント)がBEMANIシリーズの第2弾として発売した音楽シミュレーション「pop'n music(ポップンミュージック)」の略称。この作品の二次創作イラストに多く付けられているタグである。
目次 [非表示]

概要編集

正式名称は『pop'n music(ポップンミュージック)』。

ポップン筐体


1998年に第1作がアーケードゲームとして初登場し、シリーズが10年以上続いている人気音楽ゲーム。beatmania《いわゆる5鍵》の妹分的なゲームとして誕生したBEMANI第2弾である。

タイトルの名付け親は当時beatmaniaのサウンドディレクターだったdj nagureo(南雲玲生)。


ポップン6からSunny Parkまでサウンドディレクターを務めたwac(脇田潤)曰く、

ノリノリのミュージックに合わせながら、攻めてくるポップ君を叩き潰す

……もとい、9つのカラフルな丸いボタンでポップ君というオブジェクトを、音楽に合わせながら、リズミカルに叩いていくゲームである。

特定の楽器などを模したデザインではないものの、打楽器、鍵盤楽器など幅広いバリエーションで様々な要素を持っている点や、グルーヴゲージを溜めて曲をクリアするというゲーム性は、DJシミュレーションゲームのbeatmaniaⅡDX(通称、弐寺)と共通している。


音ゲーの中でも群を抜いてバラエティ豊かな楽曲や、可愛らしいキャラクターデザインが特徴的であり、アーケードゲームとしては群を抜いて女性ファンが多い作品として知られている。そもそものコンセプトが、それまで主流だった硬派なイメージの強い初期のbeatmaniaDDRに対し、「女性や子供たちにも親しんでもらえる」音楽ゲームを目指したものであり、現在までその方向性はブレていない。

そのため、クールで渋いラインナップが中心のbeatmaniaに対して、収録楽曲の雰囲気は幅が広く、明るいポップスやワールドミュージック、ヴィジュアル系、ゲームミュージック、ネタ系の曲など、特定のジャンルにとらわれない何でもありな傾向が強い。

また、かつてはアニメソング等の子供向け版権曲に特化した「アニメロ」や「ディズニーチューンズ」といった姉妹作もあり、その流れを受けて第6作から16作ぐらいまでは、盛んにアニメ、特撮ソングやバラエティ番組のテーマ曲などを採り入れていた。その後は時代の流れに即してメジャーなJ-POPや、VOCALOID曲、東方アレンジ楽曲なども取り入れるなど、様々なジャンルの楽曲を取り込んだバリエーション豊かなゲームになっている。

幅広い曲を取り入れていった結果、収録曲数が格段に伸びていき、21作目『Sunny Park』にて2013年5月についにアーケード音楽ゲーム一番乗りとなる1000曲超えを達成。2021年には1600曲以上まで達したところでついに『SOUND_VOLTEX』に追い抜かれてトップの座を明け渡してしまったが、追加ペースはその後も続いており、2023年3月時点で1800曲以上に達している。


一方でそのライトな表向きとは裏腹に、楽曲の高難度化が顕著であり、ボタンのサイズも大きいことからガチで体力を使うゲームとなっている部分もある。ボタンのサイズが大きいのは、そもそもは一人プレーよりは多人数の協力でワイワイしながらプレーする事ができるというのを想定していたものである(beatmania等のダブルプレーとは逆の発想)。そのため、実際の現場では男性プレーヤーの比率も高くなっており(それでも他のBEMANIよりは女性比率が多いが)、近年の楽曲ではそのニーズに合わせた女性ボーカル曲も増えている。また、デビューから10年以上経過しているため、それに合わせてユーザープレーヤーの年齢層も幅広くなっている。その一方で高度なインフレが原因か、jubeatREFLEC BEATのように若い世代のユーザーをあまり取り囲めてないという指摘もあった。21作目Sunny Parkからはそれまでの5ボタン譜面に代わり、NORMALから一つ下の難度、EASYを採用している。


また、このゲームは、5作目からは作品テーマ、12作目からはサブタイトルを設けている。20作目まではナンバリングを行っていたが、「ナンバリングが高いほど難しい」というイメージを取り払うため、21作目の『Sunny Park』からはサブタイトルだけが表示されるようになった。


膨大なキャラクター編集

ポップンのキャラクター一覧

基本的に一曲ごとに一人、担当キャラクターが存在するため、作品の総キャラクター数が非常に多い(タイトルイラスト参照)。初代はアメコミ色やカートゥーン色の強い、ポップながらもやや尖った感のあるデザインが特徴的であったが、シリーズを重ねるごとに徐々に丸みを帯びていき、よりポップで可愛らしいデザイン性が強くなっている。キャラクターデザインも複数のデザイナーが携わっているため、シリーズによってキャラの絵柄も微妙に異なっている。

シリーズを重ねるごとにその数を増やしていき、現行のアーケードでは700キャラ以上に達している。


また、選べる楽曲のジャンルがライトなものからコアなものまで幅広いため、可愛いものからイロモノまで様々なタイプのキャラクターが存在する。別作品からゲスト参加しているキャラも多数存在する。

各キャラクターには数行の紹介文と「出身地」「趣味」「好きなもの」「嫌いなもの」「誕生日」だけというごく簡単な設定付けしかされておらず、キャラアニメや担当楽曲からキャラクター像を想像して楽しむ人も多いようだ。

公式サイトなどでスタッフがキャラクターに関する質問に回答したり、キャラブックなどで新たな設定が判明することもある。

『19 TUNE STREET』以降はキャラクターの描かれたポップンカードが入手できるようになり、さらに過去のキャラクターも含め新たに誕生日の設定が付け加えられた。


ゲーム全体の設定について


シリーズ初期の頃は


プロダンサーであり音楽の世界をもっと知りたいマリィと、音楽の王として自分の実力を誇示したいキング

この2人の夢を叶えるため、ミミ&ニャミのサポートの元でライバルキャラ達とダンス勝負する。


という格闘ゲームを彷彿とさせるバックストーリーがあり、初期の頃にはゲームプレー中にも格闘ゲームを意識させるような演出が多々あった。

(ライバルと自キャラのハリアイ絵が左右に表示される、相手側の名前欄に「COM」と表示される、

良いプレーをすると相手側がダメージを受ける、ステージクリア時に「You Are Winner!!」と表示されるなど)

また、初期の頃の各モード毎のデフォルトキャラクターとして、マリィとキングが設定され、この2人が公式上の主人公であった。

マリィの項目も参照)


その後、AC2からは「ポップンバトルが楽しいパーティに終わったため、ポップン界の神様MZDの主催により、またポップンパーティーが開催されるようになった」と設定が変更された上、AC9以降はモード毎のデフォルトキャラが廃止され、徐々にナビゲートキャラとしてタイトル画面に出ていたミミとニャミがメインキャラとして全面に押し出されていくようになった。

もちろん、公式でも現在の主人公は特に明確に定められておらず、自由にキャラクターを選択することが可能である。

例外的にポータブルシリーズでのストーリーモードではミミとニャミが主役としてストーリーが展開されている。


また、本編22作目『ラピストリア』では、従来の絵柄の「ポップンワールド」に対し、絵柄の雰囲気が大きく変わったパラレルワールド「ラピストリア」が新たに登場し、ストーリー性をさらに強調してつぎドカ!の4人風雅氷海鈴花)がメインキャラに据えられていた。

以降、23作目『éclale』と24作目『うさぎと猫と少年の夢』でも引き続き頭身の高い絵柄がメインで使用されていた。


2018年9月28日でついにシリーズ20周年を迎え、その後に稼働した本編25作目『peace』では「原点回帰」をテーマに据えて再び画風が変更されており、旧作のデフォルメ画風に回帰しつつもラピストリア以降の塗り方を取り入れた絵柄に変化している。


もしかして…………編集

アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!」にも同名キャラクターが存在しますが、そちらの詳細はこちらへ。


シリーズ作品編集

本編編集

  • pop'n music
  • pop'n music 2
  • pop'n music 3(家庭用は APPEND DISC )
  • pop'n music 4(家庭用は APPEND DISC )
  • pop'n music 5
  • pop'n music 6
  • pop'n music 7
  • pop'n music 8
  • pop'n music 9
  • pop'n music 10
  • pop'n music 11
  • pop'n music 12 いろは
  • pop'n music 13 カーニバル
  • pop'n music 14 FEVER!
  • pop'n music 15 ADVENTURE(家庭用は portable に相当)
  • pop'n music 16 PARTY♪(家庭用は portable 2 に相当)
  • pop'n music 17 THE MOVIE
  • pop'n music 18 せんごく列伝
  • pop'n music 19 TUNE STREET
  • pop'n music 20 fantasia
  • pop'n music Sunny Park
  • pop'n music ラピストリア
  • pop'n music éclale
  • pop'n music うさぎと猫と少年の夢
  • pop'n music peace(20周年記念作品)
  • pop'n music 解明リドルズ
  • pop'n music UniLab
  • pop'n music Jam&Fizz(現行作)


外伝編集

アーケード

  • pop'n stage
  • pop'n stage ex
  • pop'n music アニメロ(家庭用は アニメーションメロディ )
  • pop'n music アニメロ2号
  • pop'n music ミッキーチューンズ(家庭用は ディズニーチューンズ )
  • pop'n music ミッキーチューンズ!
  • HELLO! POP'N MUSIC
  • NEW pop'n music Welcome to Wonderland !(ロケテストのみ・未稼働)

家庭用オリジナル

  • bemani pocket pop'n music(液晶ゲーム)
  • pop'n music GB(ゲームボーイカラー)
  • pop'n music GB アニメーションメロディ(ゲームボーイカラー)
  • pop'n music GB ディズニーチューンズ(ゲームボーイカラー)
  • pop'n music 打!!(Windows/Macintosh)
  • pop'n music Best Hits!(PS2)
  • pop'n 対戦ぱずるだま ONLINE(Windows/PS2)
  • pop'n music card game(カードゲーム)
  • マリンバ天国(TV接続型ゲーム)
  • pop'n music Be-Mouse(Windows+専用マウス)
  • pop'n music M(携帯アプリ)
  • Beat'n Groovy(Xbox360)
  • ポップンミュージック(Wii)
  • pop'n music portable(PSP)
  • pop'n music portable 2(PSP)
  • うたっち(DS)
  • ポップン リズミン(iOS)
  • pop'n music Lively(Windows)


関連タグ編集

作品関連編集

音ゲー BEMANI KONAMI

同じ意味をもつもの編集

pop'n pop'nmusic ポップンミュージック

(pixivでは主に『ポップン』が使われている。)

その他編集

ポップン風 ポップンのカップリング一覧

ポップン100users入り ポップン500users入り ポップン1000users入り

どきどきぽっぷんみゅーじっく

関連企画編集

ポプともID晒そうぜ ぴくポプ ポップンアニメ

公式企画編集

popnつくって20イラスト popnつくって20キャラクター

pixiv公式アカウント


関連イベント編集


外部リンク編集

ポップンミュージックワールド pop'nmusic WORLD (KONAMI公式サイト)

pop'n music - Wikipedia

pop'n musicとは (ポップンミュージックとは) [単語記事] - ニコニコ大百科/モバイル版

Dream-ポップンミュージック攻略総合サイト

BEMANIWiki 2nd

ポップン百科大事典


他の記事言語編集

Pop'n Music

関連記事

親記事

BEMANI びーまに

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 101609420

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました