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SOUND_VOLTEX

さうんどぼるてっくす

コナミアミューズメントが2012年1月18日に稼働を開始した音楽ゲーム。BEMANIシリーズの一つ。
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特徴編集

SOUND VOLTEXは、コナミアミューズメントが2012年1月18日に稼働を開始したアーケード向け音楽ゲーム

同社の音楽ゲームシリーズである、BEMANIシリーズの一機種。


演奏系音ゲーとしては珍しく、プレーヤーの担当は『エフェクター』である。

なので曲を「演奏する」のではなく「変化させる」という今までの音ゲーとは違うプレー感覚が楽しめる。

beatmaniaのような画面構成のレーンから流れてくるオブジェクトに沿ってエフェクトをかけ、

曲終了時にエフェクティブ・レート(ゲージ)を70%以上保持していれば楽曲クリア(=TRACK COMPLETE)となる。


楽曲は主にインターネット上でのアマチュアアーティストが作成しており、毎月楽曲が追加配信されている。

それに合わせてコンテストが定期的に行われており、専用サイト『SOUND VOLTEX FLOOR』から応募できる。

もちろんコンテストで採用された楽曲が多数収録されている。

サウンドプロデューサー及び、SDVXIIでのディレクターはDJ_YOSHITAKA


シリーズタイトル編集

アーケード編集

2013年6月5日より続編作となる『SOUND VOLTEX II -Infinite Infection-』が稼動開始した。

この作品からの譜面には『~BOOTH』までの楽曲ではボタンが分担されていたショートBTボタンとロングFXボタンの両方にショートオブジェとロングオブジェが追加されるようになっている。

またレベル7まで(※最大レベルは16)の譜面はTRACK CRASH(=クリア失敗)しても、SAVEDの有無を問わず次のステージに進めるようになった。


2014年11月20日、オンラインアップデートで『SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS』順次稼働開始。今作から、レーンからはみ出たアナログデバイス操作などが追加された。


2015年3月には、ジェネレーターが実装された。これは、カードがデジタル印刷で出力され、そのカードをゲーム中でも使用出来るという物。同社作品のオレカバトルオトカドールと似たようなシステムを持った印刷機が筺体の隣に設置されたと思えばよいだろう。こちらでPUR(パーフェクトアルティメットレア)を引くと、ネメシスクルー(ナビゲートキャラ)や、その下位の位置づけであるUR(アルティメットレア)ではサブクルーをゲットできる。

あくまでもゲーム内オプションと言う位置づけである事、カードの出力はゲームプレーとは別料金が発生するのでご注意。


そして、IIIでは、「Episode」が実装された。指定された条件をクリアする「MISSION」、ENEMYを倒す「BATTLE SEQUENCE SYSTEM」でEpisodeを進行させる。BATTLE SEQUENCE SYSTEMでは、前述のネメシスクルー、サブクルーが闘う。経験値システムもあり、ボルテをプレーするごとに経験値が貯まる。

ネメシスクルー、サブクルーが無い状態でも、NO-CROWのレイシスが闘ってくれる。(ただし、クルーの性能は落ちる。)


2016年10月21日~23日、『SOUND VOLTEX IV HEAVENLY HAVEN』のロケテストが行われた。IVからはレベルが20段階になったり、フォルダの呼び出し方が変わったりする。クルーは引継ぎ可能。

IVに関しては12月21日からアップデートで稼働し、韓国でも同日の稼働となっている。


2018年10月12日からは『SOUND VOLTEX VIVID WAVE』のロケテストが開始。衝撃とも言える超展開を生み出した。(詳細は後述)

2019年2月28日正式稼働開始。本作はアジア地域だけでなく、アメリカでも稼働予定。ただし、これらの地域では日本とは稼働タイミングが異なる。

ナンバリングが廃されたようにも見えるが、タイトルロゴでは5作目であることを示すかのように「V」の文字が強調されている。


2021年2月17日には6作目となるバージョン『SOUND VOLTEX EXCEED GEAR』が、新筐体『SOUND VOLTEX -Valkyrie model-』限定で先行稼働開始。2021年4月26日より従来筐体でも稼働開始。

なおゲームタイトル自体に変更はないが、2022年4月25日に「SOUND VOLTEX EXCEED GEAR セカンドシーズン」、2023年4月25日に「SOUND VOLTEX EXCEED GEAR クライマックスシーズン」と銘打ち大型アップデートを行っている。


コナステ版編集

「コナステ」とは、KONAMIのアーケードゲームをPCやスマートフォンで楽しめるサービス。


過去にクラウド化されたbeatmaniaIIDXに続き、2017年10月4日にPC版『SOUND VOLTEX III e-AMUSEMENT CLOUD』の正式サービスが始まった。

システムは一部個所クラウド仕様にはなっているものの、IIIをベースとしている。

AC版IIIでのみ実装されていた「Episode」も改めて閲覧可能。


2021年12月1日には『コナステ版SOUND VOLTEX EXCEED GEAR』へと大型バージョンアップ。アーケード版EXCEED GEARに準拠した様々な機能が追加された。


収録曲傾向編集

EXIT TUNES関連の楽曲、コナミオリジナルのアレンジ楽曲、FLOOR採用曲に加えて、2012年9月14日にはなんと同人界で一大勢力を築く東方Project関連のアレンジ楽曲が収録され、大きな話題となった。

特に東方Project関連は原作者公認のため、その後も続々と追加されている。


ボカロ曲も収録されているが、一部ではジャケット変更や曲名、アーティスト名義等が変わっている物(初音ミクの暴走及び初音ミクの消失)も存在している。その辺りは大人の事情と言う事でご理解いただきたい。

(後にIVからは初音ミク名義が使われている楽曲も収録されている)


J-POPアニソンカテゴリーの楽曲は収録されていないので、プレーする際は頭の中に入れておくといいだろう……と思った矢先、「VIVID WAVE」のロケテストにとびっきりのクソアニメの楽曲が収録される超展開があった。一説にはこちらからの刺客と言う噂もあるのだが……。


最終的にはアニソン史上初の収録と言う流れになり、衝撃を生み出したのは間違いない。


他のBEMANIシリーズのコナミオリジナル曲の一部は原曲で収録されており、解禁イベントもインターネット系アーティスト楽曲が主体というポリシーを壊すという意味の「POLICY BREAK」と呼ばれている。


収録ペースが凄まじいことでも知られており、2021年にはあの古参音ゲーであるpop'n music(当時1600曲以上)をついに追い抜いてアーケード音ゲーの収録曲数トップの座を勝ち取った。

その後も収録ペースを伸ばしており、2022年9月現在は1800曲以上もの収録曲数を誇っている。


SOUND VOLTEX FLOOR編集

SOUND VOLTEX FLOORでは東方Projectのアレンジ楽曲およびアピールカードのコンテストが実現、そして同人誌即売会の博麗神社例大祭にこの筐体が出展されるといった、今までに無い展開が行われた。


その他にもFLOOR採用曲の中にはBMS楽曲が含まれており、まさかの本家進出に驚くプレーヤーもいた。


FLOORを介さずに収録されるBMS楽曲には、CHUNITHMにも同時期に収録された「conflict」が存在する。


FLOOR以外の公募企画編集

pixiv公式企画として「BEMANI×pixivイラストコンテスト」が行われた。


こちらの参加を考えている場合は、BEMANIコンテストボルテを参照の事。


イベント参加・コラボ経歴編集

博麗神社例大祭編集

  • 例大祭で筺体が出展された件については上記でも触れている通りだが、2015年の例大祭では『東方ゲームショウ』で出展される事になった。しかも、今回はjubeatを初めとした他機種、maimai太鼓の達人グルーヴコースターの他社機種も同時出展という展開に…。
  • それ以降もたびたび出展されるようになり、東方新曲の先行プレーを初めとして、FLOORで採用された東方楽曲が収録されている音楽CDの先行販売や限定グッズの頒布等、様々な企画が催されている。

天下一音ゲ祭編集

  • 第1回ではjubeatコナミ代表枠だったが、第2回ではSDVXが選出されると言う展開になった。(他メーカーに関しては、機種数が限定されると言うのもあるのだが…)
  • 公式twitterでは、第1回の課題曲になった4曲がSDVXに収録される事が予告され、現在では無解禁でプレーすることができる。またこれによって、FLOWERはアレンジ版(REDALiCE Remix)と原曲が同時に存在する事になる。
  • そして第3回でもコナミ代表としてSDVXが選出された。タイトーグルーヴコースターから楽曲が移植され、バンダイナムコエンターテインメント太鼓の達人にSDVXの楽曲が移植された。
  • 第4回以降も選出されセガチュウニズムmaimaiにSDVXの楽曲が移植された。

モンスターストライク・マルチバースト編集

  • モンストのアーケード版である『マルチバースト』とのコラボイベントが行われる事になった。サイトではモンスト風レイシスの姿が確認出来る。
  • SDVX側ではモンストの楽曲メドレーが収録、モンスト側はジェネシスカードにモンストのメンバーが参戦している。ただし、モンスト仕様のジェネシスカードはマルチバーストのプレーが前提となる為、設置店舗の確認は必須なのでご注意を。
  • なお、IVではモンストメドレーは(削除曲扱いとして)収録されていない。
  • ティザーサイト(現在は消失)

基本操作編集

  1. BTボタン(横並びに4つ):白いオブジェにあわせて白ボタンを叩く。長いものは押しっぱなし。
  2. FXボタン(左右2つ):横長の赤いノーツにあわせて黒ボタンを叩く。長いものは押しっぱなしで、「フランジャー」「トランスゲート」などのエフェクトがかかる。
  3. アナログデバイス(左右2つ):つまみを回し、ラインをなぞるようにマーカーを動かす。主に「フィルター」系エフェクト担当。

なお、『押しっぱなし』操作を採用する他の音ゲーと違い、

  • 押しっぱなし(なぞり)が成立している間得点とコンボが加算され続ける
  • ボタン(マーカー)を離してしまった後でも押し直す(ラインに戻す)ことで判定が再開される

といった仕様を採用している。

逆に一度離したオブジェクトをそのまま放置し続けるとその分だけゲージが下がり続けてしまう。


登場キャラクター編集

※並び順は公式サイトに準拠


ボルテ学園&その他編集



グレイスファミリー編集


キャラクターの設定について編集

本作のキャラクターは、元々はナビゲートキャラや、楽曲ジャケットイラストのキャラとして登場しているため、当初は細かい設定が存在していないキャラも多かった。


そこへ2012年4月1日、「SOUND VOLTEXアニメ化企画始動せよ!!」と銘打ったエイプリルフール企画サイトが公開され、登場人物紹介として「ボルテ学園」を舞台とした学園モノ風のプロフィールが公開された。とはいえエイプリルフール企画という性質上、ユーザーからは公式設定として見て良いのか不安視する向きもあった。しかしながら、SDVX FLOORにおけるジャケットやカード類のイラストコンテストにおいては、公式から参考としてこの設定が引用されることもあった。


その後AC版『SDVX III』で実装されたEpisodeにおいて、この「ボルテ学園」設定をベースとしたストーリーが展開した。レイシスらボルテ学園の人物たちが学園に発生したバグの原因を探るうち、強大な侵略者・グレイスと対峙することになるというもの。

かくして現在では公式サイトにおいても公式プロフィールとして扱われており、バージョンを経るごとにその経歴を反映し更新されているキャラもいる。



投稿されている作品傾向編集

関連キャラクターや楽曲独自キャラなどのイラストが投稿されている。一方で、少数ではあるが小説も存在するようだ。


pixivでは、曲擬人化イラストに各機種名タグを付けないことを強く奨励しています!!


擬人化とは、人によって強い不快感を与えるジャンルでもあります。

その機種本来のキャラクターなどのイラストを探そうとした方々に迷惑にならないよう、SDVX及びSOUND_VOLTEXの機種名タグは可能な限り付けないようにしましょう。


関連イラスト編集

Sound Voltex起動シマスSOUNDVOLTEX!!センシティブな作品♪ ♪ ♪


関連動画編集




関連タグ編集


MUSECA:2015年12月から稼働開始したBEMANIタイトル。当初のSDVXと同じく、主にユーザーから公募した楽曲やキャラクターイラストによって構成されている。

BeatStream:BEMANIタイトルのひとつ。2作目『アニムトライヴ』において、一部SDVX楽曲の移植時にムービーが制作された。

pop'n music:BEMANIタイトルのひとつ。一部SDVX楽曲が移植されている他、レイシスとベラがキャラクターとして使用することが出来る。

チェイスチェイスジョーカーズ:コナミのアーケードゲームのひとつ。紅刃がキャラクターとして使用することが出来、ボルテ側では明かされていない独自のプロフィールが掲載されている。

ポラリスコード:コナミの音楽ゲームのひとつ。レイシスとグレイスが登場し、ボルテ側では明かされていない独自のプロフィールが掲載されている。


グループタグ編集

  • ハレルヤ組 (レイシス、嬬武器雷刀、嬬武器烈風刀)
  • 後輩組 (赤志魂、青雨冷音、不律灯色)

CPタグ編集


表記ゆれタグ

SDVX

ボルテ:こちらも表記ゆれだが、記事内容は全く別物になっているので注意

サンボル:同じく、こちらも表記ゆれ。ただし、サンダーボルトの略称などで使われているので、マイナス検索の観点から使用は非推奨。

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