フリードリヒ・エンゲルス
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ふりーどりひえんきげるす
共産主義者でありカール・マルクスの友人。
エンゲルスとは共産主義を広めた共産主義者である。
エンゲルスはマルクスから事あるごとに金をせびられており、当時の労働者の平均年収を大きく上回る金額を…毎年のように用立ててあげていた。
ただし強要されたわけではなくマルクスの才能に惚れ込んだ結果で、マルクス自身もエンゲルスからの資金援助を当てにしていた。
しかしその援助の大半は浪費に消え(マルクスの妻は手紙で「あらゆる事が私たちにブルジョアな生活を強いるように仕組まれている=(だって今まで金持ちだったんだから貧乏暮らしなんか出来ないもん)」と浪費を正当化している)、エンゲルスは会社の金をくすねてまでマルクスに援助し続けた。
しかし愛人が死去した事を手紙で知らせた際に「辛いのは分かるがこっちも大変だから金貸してくれ」とせがまれた時は、しばらく無視してやったそうだが。
なお当のマルクスは他の友人たちの前ではエンゲルスを「チィッティ(=小切手)氏」と呼び、郵便が来たと知るや「お、またお金だな」と上機嫌になっていたという。
……貴方は邪神ちゃんですか……?
ちなみに有名なエンゲル係数という概念を産み出しのはエルンスト・エンゲルという人で、このエンゲルスとは関係がない。
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