※ピクシブ百科事典はpixivのタグを解説し、創作や作品鑑賞を助けることを目的とした百科事典です。できる限り正確な医学情報を記載するよう心がけますが、実生活での活用には公的機関や感染症・公衆衛生学の専門家の意見を優先してください。他分野を専門とする医療従事者やマスコミ、SNS、うわさ話には十分に注意してください。
また、現在も進行中かつ収束の見通しが立っていない出来事ですので、長大化を避けるために起きた事柄を逐一本項目に書き込むといったことは控えてください。
概要
風邪などの呼吸器感染症の原因となるウイルス。人間への感染が深刻で鳥類など動物にも感染するが現在のところあまり影響は薄い。
コロナウイルスという名称は、表面に多数の突起があり、それが太陽のコロナのように見えることから名付けられた。
コウモリやアマガサヘビなどのコブラ科の蛇、もしくはセンザンコウが感染源ともいわれている。
通常は軽い風邪程度で治ることが多いが、SARSやMERSのように肺炎を起こして重症化するものもある。
「風邪」の記事にも書かれているが、コロナウイルスは特効薬が存在しないうえ、変異が速くワクチンの作りようがないという、極めて厄介な性質を持つ。
在来のコロナウイルスは毒性が低いため大きな問題にはならないが下記のような耐性を得ていないコロナウイルスになるとこの点が極めて厄介になる。
2019年末より変異種である武漢ウイルスの世界的大流行が発生、2020年4月28日現在、WHO(世界保健機関)は「病状が好転し、ウィルスに対する抗体ができた感染者に再度病状が悪化するケースが見受けられることから、ウィルスの再活性化、別種の再感染が考えられ、第2波、第3波もあり得ると発表、アフリカ大陸から蔓延が広がるとも警告している。
2020年5月以降、欧米各国は経済活動再開の動きを見せているが、WHOは「パンデミックは終わっておらず時期尚早」と警告するコメントを発表している。
2021年1月3日現在、武漢ウイルスによる死者は180万人を超え、インフルエンザによる例年の平均死者数40万人を大きく上回っている。
国際的な対策としては、国境を封鎖している国が多いが、これにより、2020年2月以降、工場やデパート、空港、海港、鉄道が閉鎖されるところもあり、国際経済は1920年代に起きた世界恐慌以来の「恐慌」といわれるほどの大打撃を受けることとなった。
個人的な対策として「人が集まるところに密集しない」「多くの人と密閉空間にいない」「多くの人と密接しないようにする」とのいわゆる『3密』を避けることが呼びかけられている。
新型コロナウイルス(2019年-)
詳しくは武漢肺炎を参照。
余談
pixiv内でも今回の件に関したイラストが掲載されているが、注意喚起目的のイラストならともかくそれを面白おかしく取り上げる場合、人によっては不謹慎と捉えられてしまうので注意。
各地で新型コロナの影響で映画公開の延期やイベントやライブやテレビ番組の観覧が中止や延期になって自粛になっているが、これは昭和天皇が病状悪化状態、崩御した時や阪神淡路大震災や東日本大震災発生後の自粛ムード並み及び若しくはそれ以上という声が上がっている(ただしテレビ番組は自粛になっていないものの、新型コロナの影響で撮影が遅れて延期になった挙句本来の話数が減らされて打ち切りになったドラマも多数あり、アニメもアフレコの収録が休止になって延期になったアニメや特撮も撮影が遅れて休止になっている)。
…のだが自分はかからないと思いライブに行ってかかってしまったり
逆にかかっているのに気づかずに感染させてしまった例や自粛を批判する一部の人が現れている。
自分はかからないという過信や軽率はダメ、絶対。油断しないように。
…と思われていたが、最近の研究でライブに関する情報が公開されたりもしている。
何が正しいのか、情報の取捨選択が必要である。必ずしもTVは正しくないことを胸にとどめておく必要がある。
今回の事例で2020年には日本テレビに於いて「リモートで殺される」、「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」という、今の世界情勢を反映したドラマが急遽制作された。その後も情勢が反映されたドラマがNHK総合等のテレビ局でたまに制作されている。
これのせいで嫌なニュースが非常に悪目立ちしているが、一方でこの世界情勢が理由で逆に良い影響を受けたものもあった。
関連タグ
- 新型コロナウイルス感染症 : SARS(重症急性呼吸器症候群)とMERS(中東呼吸器症候群)、COVID-19のこと。通常のコロナウイルス感染症とは比べものにならないくらい重篤になることが多い。
- 新型コロナウイルス
- 二類感染症
- ライノウイルス : 鼻炎、鼻風邪の原因となるウイルス。
- アデノウイルス : 風邪、夏風邪、胃腸炎の原因となるウイルス。
- RSウイルス : 風邪の原因となるウイルスの一つ。乳幼児や老人が感染すると重い気管支炎や肺炎を引き起こすことがある怖いウイルス。
- インフルエンザウイルス : 高熱や味覚・嗅覚障害、肺炎などといった症状が共通しているウイルス。こちらも場合によっては死亡したり後遺症が残ったりするケースがある。なお、コロナ対策の巻き添えを食らって患者数が激減した話の通り、同じ対策が効果的である。
- 陰謀論:そのあまりに完璧すぎる性能からしばしば標的にされる